星野リゾートも認める北海道・札幌の有名カフェ「椿サロン」。銀座のビルの閉鎖に伴い、2013年に惜しまれつつ閉店した「椿サロンsapporo 銀座店」が、2018年3月19日(月)に完全復活。今回は、北海道の厳選食材だけを使った、完全無添加の「北海道ほっとけーき」が東京初上陸を果たす。北海道で愛されているふっくら・ぷるぷるの食感を、自家焙煎のこだわり珈琲とともに銀座で堪能して。
お皿を持ちあげると震える!?ふわトロ新食感のほっとけーき
幼い頃、お母さんが焼いてくれたおやつの、温かいおいしさをイメージした「椿サロン」のほっとけーき。使っているのは小麦粉、卵、牛乳、バターはもちろん、てんさい糖、塩もすべて厳選した北海道産の厳選素材。安心・安全のために完全無添加にもこだわっている。
卵は、卵白と卵黄を分けて泡立てからまとめたものを鉄板でじっくり焼くので、お皿を持ちあげるだけでぷるぷる震える柔らかさ。ベーキングパウダーなしでも、ふっくらと仕上げているのがすごいところ。しっかり火が通っているのに、トロトロの新食感を味わえる。
直径約12センチのほっとけーきが2枚セットになっているので、ボリュームもたっぷり。北海道のおいしさが詰まった、どこか懐かしい味わいを楽しみたい。
スパイシーなボロネーゼソースや、旬のフルーツとの出会いも
「北海道ほっとけーきボロネーゼ」(1944円)は、生地にピリッとスパイスの効いたボロネーゼソースをかけて、ふんわりとした甘さを引き立てている。こちらは、男性のひとりランチでも人気という、食べごたえのあるお食事ほっとけーき。
また、「季節の北海道ほっとけーき」(1944円)は、ほっとけーきとフルーツの最高のペアリングを求めて生まれたメニュー。北海道をはじめ、全国各地から取り寄せた旬のフルーツを使っている。
厳選生豆を自家焙煎して、ネルドリップで丁寧にいれた珈琲も
自家焙煎した珈琲豆を使う「北海道クラシックブレンド」・「椿マイルドブレンド」(各864円)は、札幌スタイルのネルドリップで1杯ずつ丁寧に淹れたこだわりの珈琲。
布を使うネルドリップは、ペーパーよりもフィルターの目が粗くて、珈琲の微粒子が布フィルターから抜け落ちるために、舌触りがとても滑らかに仕上がる。「淹れたての時はあたたかな香りが店内に拡がって、冷める行程では甘みがどんどん増していくので、不思議な感覚を味わっていただけます」と、女将さん。
この甘みをつくり出すには、良質な生豆を選び、丁寧に焙煎し、自分たちで手縫いしたネルで心を込めて抽出することが重要なんだとか。そこまでやって初めて、包み込まれるようなトロミ感が得られるという。珈琲に込められた、愛情が嬉しい。
オリジナルデザインのおしゃれなおもてなし空間でぜいたくな時間を
また、おしゃれな店内の内装にも注目を。床は天然木のヘリンボーン模様、天井はイチゴ染の手漉き和紙、テーブルはうるし塗りなど、オリジナルのデザインにこだわっている。食器やカトラリーもオリジナルで、こちらは販売もあるそう。さらに、中央にはグランドピアノがあり、イベントなどでは生演奏も行われる予定。
「夕方以降は、こっそりひとり飲みを楽しまれる女性も多いですね。ぜひ、北海道ほっとけーきとワインの新しい出会いもお試しください。例えば、東京ではまだ珍しい滝沢ワイナリーの“旅路”は、柑橘系のジューシーな甘みとミネラル感がバランスのよいスパークリングワイン。ほっとけーきとの相性もいいですよ」(同)
ジャズが流れる中、ずっと体を預けていたくなるようなソファにゆったり身を任せて、ぜいたくなカフェタイムを過ごして。
椿サロン 銀座
- 電話番号
- 0362639450 0362639450
- 住所
- 東京都中央区銀座6-6-19 新太炉ビル3F Map
- 営業時間
- 11:00〜20:00(L.O.18:30)
- 定休日
- なし
- 交通アクセス
- 地下鉄「銀座駅」B9出口より徒歩3分、JR「有楽町駅」より徒歩6分(ソニー通り・みゆき通り交差点そば)
- ホームページ
- 椿サロン 銀座 HP
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)