年に一度、下北沢の街がカレーのテーマパークになるイベント「下北沢カレーフェスティバル2018」が、2018年10月5日(金)から14日(日)まで開催される。期間中は、下北沢にある128店舗の飲食店で、この時期しか食べられない限定のカレーや個性豊かなオリジナルカレーが続々登場。スタンプラリーやコンテストなどもあって、1日中遊べる。秋の日を、カレーの街でスパイシーに楽しもう。
個性豊かなカレーがずらり。ミニサイズで“はしごカレー”も
メインとなるカレーでは、カレー専門店だけでなくカフェやラーメン店、バーなど多彩な128店がオリジナルのカレーを提供する。
例えば、ワインバー「abill(アビル)」に登場するのは、「ラム挽肉と豆腐、パクチーの麻婆風カレー」(1200円 、ミニ600円)。こちらは、フランス、スペイン料理と自然派ワインの店がつくる、自家製ソーセージの余り肉から生まれた、伝説のまかないカレーだとか。ふわふわの豆腐とスパイシーなルーのコントラストで、味わいもクセになりそう。
オリジナルカレーのお店「カレーショップ 涅槃(ねはん)」は、いちばん人気のメニューを食べやすいハーフサイズにした「ハーフ涅槃スペシャル」(700円)を提供する。カレーとライスがそれぞれ2種類入ったスタイルで、色付けしたうずらの卵もキュート。
スープカレー専門店の「スープカレーポニピリカ」では、ダイエットに効果的な食材として注目のサバを使った「サバSABAカレー」(1490円)が。大きなサバが入ったビジュアルも印象的だけど、お酒にも合うおいしいカレーは、ぜひ試してみたい1品。
また、「喫茶ネグラ」が提供するのは、まさかの「カレークリームソーダ」(650円)。4種のペッパーが入っていてスパイシーだけど、ピリ辛の甘さが意外とおいしい。ダブルのバニラアイスと生クリーム、トッピングのスパイスやミントの葉の緑が黄色のソーダに映える、変化球カレーのドリンクに。
このほかにも、食べやすいミニサイズやハーフサイズのカレーを提供するお店がたくさんあるので、ちょっとずつ「はしごカレー」を楽しむのもいいかも。
楽しんだ分だけチャンス倍増!毎年恒例のスタンプラリーも
下北沢駅の北口広場(しもきたスクエア)にある受付/案内所でエントリー(300円)すると参加できる、毎年恒例のスタンプラリーも開催。飲食店はもちろん、カレーを提供していなくても、特別メニューや特別価格の商品などでフェスに参加している店舗では、スタンプを集めることができる。
スタンプは2個集めたら「カレールー」(先着3500個)、3個で「福神漬 100g」など、特典をゲットできるのが嬉しい。
集めた数によってスペシャルプレゼントの抽選回数が増えるし、頑張って16個集めると「カレーフェス限定Tシャツ」(先着200枚)ももらえるので、たくさん集めてチャンスを広げよう。
1日限りの名店復活やミスコンなどイベントも盛りだくさん
今年で7回目となるカレーフェスだけど、今回は初めて屋外の飲食エリアを限定オープン。テイクアウトのカレーを持ち寄って食べ比べができるようになっている。
さらに、下北沢で50年以上愛され、昨年惜しまれつつ閉店した名物パン店「アンゼリカ」のカレーパンとみそパンが、10月5日(金)に限定販売されるのもニュースのひとつ。数量も限定なので、気になる人は早めに来店を。
期間中に参加店のカレーと一緒に写真を撮って「ミスカレー2018」のハッシュタグをつけて投稿すると、「ミスカレーコンテスト2018」に応募できるのも、おもしろそう。
カレーをキーワードに、下北沢が街ごとテーマパークのような雰囲気に包まれる10日間。食べ歩きや街歩きで、カレーな1日を楽しんで。
イベントDATA
- イベント名
- 「下北沢カレーフェスティバル2018」It’s a CURRY LAND
- 開催場所
- 下北沢周辺128店舗、しもきたスクエア、アイパーク、小田急線跡地広場
- 開催日程
- 2018/10/5(金)~10/14(日)
- 開催時間
- 参加店舗の営業時間に準ずる
- 問い合わせ
- 03-6804-9710 株式会社アイラブ
- アクセス
- 小田急線、京王井の頭線「下北沢駅」より各店
- ホームページ
- 下北沢カレーフェスティバル2018 HP
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)