野村萬斎出演!国立能楽堂『1月 働く貴方の能楽公演 痩松・二人静』

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二人静 武田尚浩 撮影=前島吉裕

更新日:2019/12/06

人気狂言師・野村萬斎出演!国立能楽堂『1月 働く貴方の能楽公演 痩松・二人静』で能楽デビューを

国立能楽堂『1月 働く貴方の能楽公演 痩松・二人静』は、能楽をより楽しむための「おはなし」、山賊と1人の女との逆転劇が愉快な狂言「痩松(やせまつ)」、義経に対する静御前の恋慕を描いた能「二人静(ふたりしずか)」の3部構成。出演は、人間国宝の野村万作、2020年東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括責任者としても活躍する狂言師・野村萬斎ら豪華な顔ぶれ。そんな華やかな舞台は1月のお出かけにぴったり。能楽デビューをかなえて。

プラン一覧

野村萬斎出演!国立能楽堂「1月 働く貴方の能楽公演」脇正面席チケットに叶 匠壽庵の和菓子とお茶付き

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■1人4800円(税込)
通常4200円の脇正面席チケットに叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)の和菓子とお茶のセット付き
<開催日>
2020/01/30(木)【公演】19:00開演(18:00開場)~21:30[予定]
※開演前もしくは休憩時間にお食事処「向日葵」にて和菓子とお茶のセットをご用意

見どころ

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野村萬斎が名演!山賊と女の逆転劇が滑稽でおもしろい演目「痩松」で狂言の笑いを体感

狂言「痩松」には野村萬斎が出演し、山賊の追い剥ぎにあう女を熱演する。萬斎の登場する公演はいつもチケットが完売するという人気ぶりで、表情や声色から手先足先まで、すべてを巧みに使ったその名演をぜひ体感してほしい。絶妙な間合いや動作を見ているだけで、観客は五感が刺激され、わくわくしたり笑ったり。初めてでも楽しめるので、気軽に足を運んで。

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2人が同時に舞う“相舞”が見もの!1月にふさわしい能の演目「二人静」を鑑賞

能「二人静」はお正月の神事をきっかけに、ある出来事が巻き起こるという物語。なんといっても、能面をつけた2人の女が同じ装束をまとい、寄り添って同じように舞う「相舞(あいまい)」が見せ場となっている。一方で、1人の男性への熱い想いゆえに湧き起こる悲哀も描かれ、感慨深いところも同作の魅力のひとつ。

国立能楽堂

一度は行ってみたい!座席にモニター解説付き、客席数が都内最大規模を誇る国立能楽堂

日本全国に約70以上存在する能楽堂。そのなかでも千駄ヶ谷の閑静な街並みの中に佇む「国立能楽堂」は、客席数が627席と都内最大規模で、ゆったりと落ち着いた雰囲気が魅力。能舞台の床材には、今ではなかなか手に入らない樹齢400年の尾州檜が使用され、各座席には字幕モニターが付くなど、風格・設備ともに極上のホールで鑑賞できる。憧れの国立能楽堂で日本の伝統芸能に触れる雅なひとときを。

あらすじ

狂言「痩松」(やせまつ)
追い剥ぎをしようと山賊が待ち伏せしているところに、1人の女がやってくる。山賊はその女に長刀を振り回して脅すと持ち物を奪い、女はその場から逃げていく。山賊が上機嫌で奪った物を一つひとつ吟味しているところに、再び女が現れる。女は山賊に忍び寄り、隙を見て長刀を奪うと立場は逆転し・・・。

能「二人静」(ふたりしずか)
神職の命を受け、正月の神事で神前に供える若菜を摘みに行った女の前に、1人の女が出てきて、一日経を書いて自分を弔ってほしいと頼み、名乗ることなく姿を消す。神社に戻った若菜摘の女はその出来事を神職に話し始めるが、ある瞬間顔つきも言葉遣いも一変、何者かの霊に取り憑かれてしまう。霊は舞の名人でも知られる義経の愛妾の静御前を名乗り、菜摘女が静の舞装束を身につけ操られるように舞い始める。するといつの間にか同じ装束の静も現れ、2人寄り添って舞うのだった・・・。

公演データ

会場

国立能楽堂

日程

2020/1/30(木)

チケット通常価格

正面5200円、脇正面4200円(学生2900円)、中正面3200円(学生2200円)

キャスト

おはなし 野村万作(和泉流・人間国宝)、聞き手:三浦裕子(武蔵野大学教授)
狂言「痩松」 石田幸雄(和泉流)、野村萬斎(和泉流)
能「二人静」 武田尚浩(観世流)、松木千俊(観世流)

※字幕あり(日本語・英語)

会場住所

東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1

会場アクセス

JR「千駄ケ谷駅」より徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」A4出口より徒歩5分

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※記事は2019年12月6日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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