野村萬斎出演!国立能楽堂『1月狂言の会 三本の柱・法師ヶ母・彦市ばなし』
彦市ばなし 13世茂山千五郎(5世千作)
更新日:2019/12/04
野村萬斎が出演!狂言3演目を特製和菓子とお茶付きで楽しんで、新年の初笑いを
国立能楽堂「1月狂言の会」は、テレビ・映画などでも活躍し、2020年東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括責任者に就任した人気狂言師の野村萬斎が登場! 初心者でもわかりやすい『法師ヶ母』(ほうしがはは)で、人間国宝・野村万作と萬斎の親子が共演。ほか、昔からある狂言で祝言色の濃い『三本の柱』と、嘘つき彦市の滑稽さがおもしろい『彦市ばなし』を上演する。新年にふさわしいめでたい公演で日本の伝統芸能に触れて、初笑いを楽しんで。
プラン一覧
野村萬斎出演!国立能楽堂『1月狂言の会』の正面席チケットに叶 匠壽庵の和菓子とお茶のセット付き
■1人5300円(税込)
通常4700円の正面席チケットに叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)の和菓子とお茶のセット付き
<開催日>
2020/01/24(金)【公演】18:30開演(17:30開場)~20:45[予定]
※開演前もしくは休憩時間にお食事処「向日葵」にて和菓子とお茶のセットをご用意
見どころ
チケット完売必至!人間国宝・野村万作と人気狂言師・野村萬斎との親子共演に注目!
国立能楽堂「1月狂言の会」では、人間国宝・野村万作と日本を代表する狂言師・野村萬斎の親子共演が観られる『法師ヶ母』を上演! 2020年東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括責任者に就任し、古典芸能の世界に留まらずに幅広く活躍する野村萬斎の生の舞台は、この機会にぜひ観ておくべき。
狂言デビューにぴったりの楽しい3演目!新年早々、日本の伝統芸能で笑いを体感
果報者が金蔵を立て直すために、3人の冠者達に「山に置いてある3本の柱を1人2本ずつ持ってくるように」と命令。その3人のやりとりがおもしろい『三本の柱』。『法師ヶ母』は、前半の酒に酔った状態でのセリフ劇と、能楽的な歌舞を交えた後半と、ふたつの見所があるのが特徴。さらに、ほらふきの彦市が天狗の子や殿様を相手にさんざん嘘をつく『彦市ばなし』も笑いが止まらない。初心者でも親しみやすい3演目で狂言のおもしろさを体感して。
一度は行ってみたい!座席にモニター解説付き、客席数が都内最大規模を誇る国立能楽堂
日本全国に約70以上存在する能楽堂。そのなかでも千駄ヶ谷の閑静な街並みの中に佇む「国立能楽堂」は、客席数が627席と都内最大規模で、ゆったりと落ち着いた雰囲気が魅力。能舞台の床材には、今ではなかなか手に入らない樹齢400年の尾州檜が使用され、各座席には字幕モニターが付くなど、風格・設備ともに極上のホールで鑑賞できる。憧れの国立能楽堂で日本の伝統芸能に触れる雅なひとときを。
あらすじ
「三本の柱」(さんぼんのはしら)
果報者が家を普請(新築や改築)するのに、山に柱を3本切らせて置いたのを、3人の召使いに取り行かせます。3本の柱を2本ずつ持って帰るよう主人に命じられた3人の家来は知恵を絞り・・・。
「法師ヶ母」(ほうしがはは)
今日も酔っ払って帰宅した夫は、酒の勢いが過ぎて妻を追い出してしまい、妻は子を残して、泣く泣く家を出て行く。酔いが覚めて後悔した夫は、法師ヶ母(子の母=妻)を探して、笹を手にした狂乱の体でさまよい歩く。やがて夫は実家に向かう途中の妻に出くわして、懸命に謝るが・・・。
「彦市ばなし」(ひこいちばなし)
彦市はただの釣竿を遠眼鏡と偽って、それと引き換えに竜峰山の天狗の子から、隠れ蓑を騙し取った。一方、殿様には、河童を釣ってみせると空約束して、その代償に鯨の肉と天狗の面を手に入れる。親天狗が来たら鯨の肉を出して謝り子天狗には天狗の面をつけて脅そうという魂胆で、計画はうまく運ぶかに思えたのですが・・・。劇作家・木下順二が、熊本の昔話をもとに書いた民話劇を狂言に仕立てた作品で、1955年の初演から長く演じ継がれている新作狂言。
公演データ
会場
国立能楽堂
日程
2020/1/24(金)
チケット通常価格
正面4700円、脇正面3300円(学生2300円)、中正面2800円(学生2000円)
キャスト
狂言「三本の柱」 善竹忠重(大蔵流)
狂言「法師ヶ母」 野村万作(和泉流・人間国宝)、野村萬斎(和泉流)
新作狂言「彦市ばなし」 茂山千五郎
※字幕あり(日本語・英語)
会場住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
会場アクセス
JR「千駄ケ谷駅」より徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」A4出口より徒歩5分