歌舞伎座新開場十周年「團菊祭五月大歌舞伎」

「團菊祭五月大歌舞伎」

更新日:2023/05/08

お母さんを誘ってでかけたい!菊五郎、梅玉、松緑、菊之助、團十郎出演の「團菊祭五月大歌舞伎」

「團菊祭(だんきくさい)」は、九代目・市川團十郎と五代目・尾上菊五郎の功績を称えて昭和11年に始まった5月恒例の大きな祭典。尾上菊五郎、中村梅玉、尾上松緑、尾上菊之助、市川團十郎らが出演し、歌舞伎らしいダイナミックで華やかな演目が楽しめる。オズモールでは、1等席チケットに分かりやすい解説が人気のイヤホンガイドや、客席でもいただけるお弁当付きでご用意。母の日のプレゼントとしてお母さんを誘っておでかけしてみてはいかが?

プラン一覧

歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」1等席チケットにお弁当&イヤホンガイド付き

「團菊祭五月大歌舞伎」

■1人18000円(税込)
通常18000円の1等席チケットにお弁当・お茶(1400円相当)&イヤホンガイド(800円)付き

鑑賞前に、歌舞伎座の地下2階、木挽町広場のお弁当処「やぐら」で、お弁当、1等席鑑賞チケット、イヤホンガイド引換券を受け取って。歌舞伎座でイヤホンガイドを借りて「團菊祭五月大歌舞伎」を鑑賞。お弁当は開演前や休憩時間に、劇場客席やロビーでいただいて。

<お弁当の詳細>
鮭がお弁当箱からはみ出す 「刷毛じょうゆ」の「海苔弁 山登り 海」
GINZA SIX店でも人気の海の幸をメインにした海苔弁。脂がのった鮭は、弁当箱からはみ出るほどの大きさ。そして、海苔弁の定番のおかず・ちくわの磯部揚げもビッグサイズ。玉子焼きにはあえて焦げ目を入れて、懐かしさと優しさを感じられる一品に。

<【昼の部】開催日時>
【9:30~11:00】お弁当処「やぐら」で、お弁当、1等席鑑賞チケット、イヤホンガイド引換券を受け取り→【11:00開演~】「團菊祭五月大歌舞伎」(昼の部)鑑賞
2023/05/15(月)
2023/05/18(木)
2023/05/24(水)

<【夜の部】開催日時>
【14:30~16:00】お弁当処「やぐら」で、お弁当、1等席鑑賞チケット、イヤホンガイド引換券を受け取り→【16:00開演~】「團菊祭五月大歌舞伎」(夜の部)鑑賞
2023/05/16 (火)
2023/05/19 (金)
2023/05/21 (日)

※開場は開演の40分前を予定

見どころ

昼の部では、曽我十郎・五郎の兄弟が父の仇を討つ、江戸歌舞伎の色彩美あふれる華やかな演目『寿曽我対面』、成田屋に受け継がれる新歌舞伎の傑作『若き日の信長』、華やかな舞踊と豪快な立廻りの『音菊眞秀若武者』を上演する。夜の部では宮島の厳島神社を背景とした絵画美にあふれる『宮島のだんまり』と、クライマックスのダイナミックな群舞が圧巻の『達陀(だったん)』、七五調のリズムの中に傘に関連する言葉が散りばめられている長ぜりふが有名な『梅雨小袖昔八丈』が楽しめる。

【イヤホンガイドとは?】

ストーリーの説明はもちろん、役者、音楽、時代背景、舞台セットにいたるまで、軽やかな語り口でわかりやすく教えてくれる「同時解説イヤホンガイド」。歌舞伎初心者はもちろん歌舞伎ファンも、歌舞伎鑑賞がさらに楽しくなるはず。

あらすじ

【昼の部】
一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
江戸歌舞伎の様式美あふれる人気作
 工藤祐経の館では、名誉ある富士の巻狩りの総奉行に任じられた工藤が祝宴を催している。そこへ、小林朝比奈の手引きによりやってきたのは、曽我十郎と五郎の兄弟。18年前に工藤の不意打ちにより命を落とした父の仇を討とうとはやる五郎は、工藤に詰め寄り・・・。
 曽我兄弟の物語は、父の仇である工藤を討ち取りながらも若くして散った兄弟の死を悼み、中世以降、広く愛され、さまざまな「曽我もの」の作品が上演された。なかでも『寿曽我対面』は特に祝祭性の高い人気の場面。多彩な役柄とともに歌舞伎の様式美あふれるひと幕をお届け。

二、若き日の信長(わかきひののぶなが)
成田屋に受け継がれる新歌舞伎の傑作
 尾張国を治める織田家を相続した信長は、その傍若無人なふるまいからうつけ者と呼ばれている。父の三回忌法要にも出ない信長の様子に責任を感じたお守り役の平手中務政秀は、死をもって信長をいさめようと自害。残された信長は、自分の苦しみを理解してもらえず中務に死なれた悔しさと淋しさを吐露する。そこへ、今川方に寝返った者達が攻めてくるとの報せが。信長は、家臣の木下藤吉郎を呼び寄せ・・・。 
 織田信長の青年時代の孤独や苦悩に焦点を当てた本作は、文豪・大佛次郎が十一世市川團十郎のために書き下ろし、昭和27(1952)年に初演された。今回は、十二世市川團十郎十年祭として、十一世、十二世團十郎が大切にし、当代の團十郎に受け継がれた本作を上演する。

三、音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)
初舞台を寿ぐ、華やかな舞踊と豪快な立廻り
 国守の祝いの宴が催される山里曲輪。そこへ剣術指南役に連れられ一人の女童がやってくる。国守のもとで奉公することになった女童は、可憐な舞を披露。ところがそこへ、大狒々(ひひ)に村を襲われ困り果てた村人たちが。話を聞いた女童は自ら狒々退治に名乗りを挙げる。驚く人々に、女童は自らの正体を明かす。 
 豪傑・岩見重太郎が諸国を巡り、狒々や大蛇を退治したという伝説をもとにした作品。今回、初舞台を踏む初代尾上眞秀が岩見重太郎を勤め、前半では女童姿で愛らしい舞を、後半では少年剣士の姿で狒々との勇ましい立廻りを披露する。

【夜の部】
一、宮島のだんまり(みやじまのだんまり)
豊かな色彩で描く情景美あふれるひと幕
 海辺の厳島神社。傾城浮舟太夫が、いわくあり気な巻物を読みふけるところへ、巻物を奪おうと近づく源氏の智将・畠山庄司重忠と大江広元。さらに浮舟を捕えようと次々と人々が。ついには平家一門を率いる平相国清盛も現れる。 
 暗闇のなかで、無言で互いの様子を探り合う「だんまり」は、歌舞伎独特の演出の一つ。主役が傾城に化けた盗賊という趣向がおもしろく、男の勇ましさと遊女の色っぽさを同時に表現する傾城六方での引っ込みは見せ場だ。源平物語でおなじみの登場人物が厳島神社に集まり、巻物を奪い合う形で美しい絵模様を展開する絵画美にあふれるひと幕。

二、春をよぶ二月堂お水取り達陀(だったん)
ダイナミックな群舞で魅せる、壮麗な舞踊劇
 鎌倉時代。奈良・東大寺の二月堂では、修二会の法会が行われている。法会を取り仕切る僧の集慶が東大寺に所縁ある故人たちの名を記した過去帳を読み上げるところ、どこからか青衣の女人が現れる。実はこの女は、集慶のかつての恋人。女人が、集慶への思慕の念を伝えると、集慶も、彼女と過ごした美しく、甘く切ない日々を思い出す。
 「お水取り」で知られる東大寺二月堂の修二会の行を題材に、二世尾上松緑が創作し、昭和42(1967)年に初演された舞踊劇。東大寺に伝わる僧集慶と青衣の女人の伝説が巧みに取り入れられ、幻想的な雰囲気と艶やかな情感を醸し出す。クライマックスの、降り注ぐ火の粉を物ともせず集慶が大勢の練行衆とともに見せるダイナミックな群舞は圧巻。

三、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
市井の人々を生き生きと描く世話物の代表作
 江戸の小悪党、髪結新三。材木問屋の白子屋の一人娘のお熊と手代の忠七が恋仲であることを知ると、忠七を騙してお熊を誘拐し、身代金をせしめようと企む。俠客の弥太五郎源七は白子屋からの依頼でお熊を取り戻そうとするが、新三になじられ追い返されてしまう。次にやってきた家主の長兵衛は、老猾な掛け合いで新三をやり込めるが・・・。 
 初鰹の売り声など、せりふの随所に季節感があふれ、江戸の市井の人々の姿を生き生きと描いた河竹黙阿弥の代表作。黙阿弥らしい七五調のせりふや、新三と大家の小気味良い掛け合いも心地よく、世話物の醍醐味を味わうことができる。

公演データ

■公演会場
歌舞伎座
東京都中央区銀座4-12-15

■アクセス
東京メトロ日比谷線ほか「東銀座駅」3番出口より直通。東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」A7出口より徒歩5分

■公演日程
2023年5月2日(火)~27日(土)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~
【休演】10日(水)、17日(水)

終演予定時間:
昼の部 午後3時10分頃/夜の部 午後8時25分頃
※終演予定時間は変更になる可能性があります

■通常料金
1等席18000円、2等席14000円、3階A席6000円、3階B席4000円、1階桟敷席20000円


■出演者
【昼の部】
一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
工藤左衛門祐経        梅玉
曽我五郎時致         松也
曽我十郎祐成         尾上右近
小林朝比奈          巳之助
化粧坂少将          新悟
八幡三郎           莟玉
梶原平次景高         吉之丞
近江小藤太          亀鶴
梶原平三景時         桂三
鬼王新左衛門         友右衛門
大磯の虎           魁春


十二世市川團十郎十年祭
大佛次郎 作
守屋多々志 美術原案
二、若き日の信長(わかきひののぶなが)
織田上総之介信長       團十郎
木下藤吉郎          右團次
弥生             児太郎
五郎右衛門          男女蔵
甚左衛門           廣松
監物             九團次
林美作守           市蔵
僧覚円            齊入
林佐渡守           家橘
平手中務政秀         梅玉


今井豊茂 脚本
尾上菊五郎 演出
三、音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)
岩見重太郎狒々退治
初代尾上眞秀初舞台
岩見重太郎          初舞台眞秀
弓矢八幡           菊五郎
長坂趙範           松緑
藤波御前           菊之助
大伴家茂           團十郎
渋谿監物           彦三郎
趙範手下鷹造         坂東亀蔵
腰元梅野           梅枝
村の若い者萬兵衛       萬太郎
同     光作       巳之助
同     佑蔵       尾上右近
重臣布勢掃部         團蔵
局高岡            時蔵
重臣二上将監         楽善


【夜の部】
一、宮島のだんまり(みやじまのだんまり)
傾城浮舟太夫実は盗賊袈裟太郎 雀右衛門
畠山庄司重忠         又五郎
典侍の局           梅枝
悪七兵衛景清         歌昇
相模五郎           萬太郎
大江広元           尾上右近
白拍子祇王          種之助
御守殿おたき         歌女之丞
浪越采女之助         東蔵
平相国清盛          歌六


萩原雪夫 作
守屋多々志 美術原案
二、春をよぶ二月堂お水取り達陀(だったん)
僧集慶            松緑
青衣の女人          梅枝
幻想の集慶          左近
練行衆            市蔵
同              松江
同              歌昇
同              萬太郎
同              巳之助
同              新悟
同              尾上右近
同              廣太郎
同              種之助
同              児太郎
同              鷹之資
同              莟玉
同              玉太郎
同              橘太郎
同              吉之丞
堂童子            坂東亀蔵


河竹黙阿弥 作
三、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
髪結新三
髪結新三           菊之助
弥太五郎源七         彦三郎
手代忠七           萬太郎
お熊             児太郎
車力善八           菊市郎
下剃勝奴           菊次
家主女房おかく        萬次郎
家主長兵衛          権十郎
加賀屋藤兵衛         錦之助
後家お常           雀右衛門

■公式サイト
「團菊祭五月大歌舞伎」

お弁当処「やぐら」

■TEL
03-3545-6572(受付時間10:00~18:00)

■住所
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座 B2

■アクセス
歌舞伎座地下2階(場外)にございます。
歌舞伎座正面入口向かって右手のエスカレーター降りてすぐ
都営地下鉄浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座」駅下車、3番出口直結「木挽町広場」内

注意事項

予約に関する注意事項

■お弁当とチケットなどのお渡しについて
・お弁当とチケットはお弁当処「やぐら」にてお渡しいたします。【昼の部】は9:30~11:00の間、【夜の部】は14:30~16:00の間に必ずご来店ください。
・お弁当処「やぐら」でのお受け取りは、カウンター左となります。「OZmall」のサインを目印にしてください。
・時間内にご来店いただけない場合はお受け取りできない場合がございます。
・受け取りの際には予約完了メールのプリントアウトもしくはメール画面をご提示ください。
(オズモールで「東京体験プラン」を予約した旨と、お申込み者様のお名前・予約番号(OZE~)がわかるようにご提示ください)

■イヤホンガイドについて
・貸出チケットはお弁当処「やぐら」にて、お弁当と鑑賞チケットの引き換え時にお渡しいたします。
・貸出チケットをイヤホンガイドカウンターで提示し、イヤホンガイドをお受け取りください。
・イヤホンガイドはレンタル商品です。終演後にご返却ください。

■各会場間の移動について
・各会場への移動は各自となります。

■東京体験・エンタメ予約に関する諸注意
・申し込み可能人数以上の予約を希望される場合は、同行者様のアカウントから別途申し込みの上、下記OZmall編集部・イベント担当までご相談ください。なお、配席の相談は、配券の都合上希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
・参加料金の支払い手続き完了後のキャンセル、予約日程・人数の変更、返金はいたしかねます(クレジットカード決済の場合「お支払い手続き完了」画面の表示をもって手続きが完了します)。
・公演の席指定はできません。
・チケットの転売は、固く禁じます。

問い合わせ先

■公演に関するお問い合わせ
03-5800-3200(CNプレイガイド) 

■そのほかご質問・お問い合わせ
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よくある質問

■交通機関により公演の開演時間に間に合わなかった場合どうなりますか
開演時間を過ぎても原則鑑賞は可能です。ただし、公演によっては入場・鑑賞を制限させていただく場合もあります。なお、参加料金の払い戻しはいたしかねます。

■交通機関によりレストランの入店時間に間に合わなかった場合どうなりますか(食事付きプランの場合)
時間によっては、食事をお召し上がりいただけない場合があります。当日、レストランに直接ご相談ください。なお、参加料金の払い戻しはいたしかねます。

■公演に参加できなかった場合、お土産は後日発送してもらえますか(お土産付きプランの場合)
公演当日に各会場(店舗)にてご自身で受け取るお土産の場合は、後日商品の発送はできません。なお、参加料金の払い戻しはいたしかねます。

■万が一、公演が中止になった場合の確認方法を教えてください
公演に開催中止・開催時間などの変更が生じた場合は「東京体験・エンタメ予約」トップページ上部にお知らせ枠を表示します。

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※記事は2023年5月8日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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