歌舞伎座新開場十周年「六月大歌舞伎」
更新日:2023/06/02
雨の日のおでかけにもおすすめ!わかりやすく見ごたえある作品が勢ぞろいの「六月大歌舞伎」
仁左衛門、魁春、歌六、時蔵、芝翫、孝太郎、松緑、中車などが出演する歌舞伎座「六月大歌舞伎」。昼の部では、二人三脚の夫婦が起こした奇跡がコミカルに描かれる『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』ほか、蝦蟇(がま)の妖術に注目の『児雷也(じらいや)』と芸者たちが江戸の四季の移ろいを踊る『扇獅子(おうぎじし)』を上演。夜の部では、歌舞伎の三大名作のひとつ『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』が楽しめる。オズモールでは、1等席チケットに分かりやすい解説が人気のイヤホンガイドや、客席でもいただけるお弁当付きでご用意。昼の部も夜の部も、ストーリーが分かりやすく、 “これぞ歌舞伎”という見ごたえのある演目なので、この機会にぜひ足を運んでみて。
プラン一覧
歌舞伎座「六月大歌舞伎」1等席チケットにお弁当セット&イヤホンガイド付き
■1人18000円(税込)
通常18000円の1等席チケットに、お弁当とお茶のセット(1400円相当)&イヤホンガイド(800円)付き
鑑賞前に、歌舞伎座の地下2階、木挽町広場のお弁当処「やぐら」で、お弁当、1等席鑑賞チケット、イヤホンガイド引換券を受け取って。歌舞伎座1階イヤホンガイドカウンターでイヤホンガイドを借りて「六月大歌舞伎」を鑑賞。お弁当は開演前や休憩時間に、劇場客席やロビーでいただいて。
<お弁当の詳細>
鮭がお弁当箱からはみ出す 「刷毛じょうゆ」の「海苔弁 山登り 海」
GINZA SIX店でも人気の海の幸をメインにした海苔弁。脂がのった鮭は、弁当箱からはみ出るほどの大きさ。そして、海苔弁の定番のおかず・ちくわの磯部揚げもビッグサイズ。玉子焼きにはあえて焦げ目を入れて、懐かしさと優しさを感じられる一品に。
<【昼の部】開催日時>
【9:30~11:00】お弁当処「やぐら」で、お弁当、1等席鑑賞チケット、イヤホンガイド引換券を受け取り→【11:00開演~】「六月大歌舞伎」(昼の部)鑑賞
2023/06/18(日)
2023/06/20(火)
2023/06/22(木)
<【夜の部】開催日時>
【14:30~16:00】お弁当処「やぐら」で、お弁当、1等席鑑賞チケット、イヤホンガイド引換券を受け取り→【16:00開演~】「六月大歌舞伎」(夜の部)鑑賞
2023/06/13(火)
2023/06/21(水)
2023/06/24(土)
※開場は開演の40分前を予定
見どころ
【イヤホンガイドとは?】
ストーリーの説明はもちろん、役者、音楽、時代背景、舞台セットにいたるまで、軽やかな語り口でわかりやすく教えてくれる「同時解説イヤホンガイド」。歌舞伎初心者はもちろん歌舞伎ファンも、歌舞伎鑑賞がさらに楽しくなるはず。
あらすじ
【昼の部】
一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
奇跡を起こす夫婦の絆
絵師の又平は女房おとくと連れ立って、師匠である土佐将監を訪ねる。土佐の名字を授かりたいと、生来言葉の不自由な又平に代わり、口の達者なおとくが願い出るが、絵の道の功を立てないうえにはと、その願いはかなわない。虎を筆の力でかき消した功績から弟弟子の修理之助には先を越され、姫救出の役目も許されず。絶望の果て、死を覚悟した又平が手水鉢に自らの姿を描くと奇跡が起きる。翌朝、又平の貧しい家に姫が逃げて来ると・・・。
純朴な絵師の又平と、夫を支えるお喋りな女房おとく夫婦の情愛が胸を打つお馴染みの「土佐将監閑居」に加え、又平とおとくのその後を描く「浮世又平住家」を上演。又平が描いた大津絵の人物たちが次々と抜け出して活躍する賑やかな演出に注目。
二、児雷也(じらいや)
蝦蟇の妖術で魅せる義賊・児雷也の勇ましさ
父の仇を討つため、山中で仙素道人から蝦蟇(がま)の妖術を譲り受けた盗賊・児雷也のもとに山賊夜叉五郎らが現れ、暗闇のなか、秘術を記した一巻をめぐって探り合いとなる。ここへ、どこからともなく蝦蟇が出現。妖術使いの綱手も現れる。
草双紙をもとに河竹黙阿弥が脚色。登場人物たちが暗闇で探り合う「だんまり」など、歌舞伎ならではの様式美とケレン味あふれる舞台。
三、扇獅子(おうぎじし)
江戸の四季を綴る清元の舞踊
江戸は日本橋。新年を迎えて眺める富士の美しさ、心浮き立つ春から初夏へ。魚河岸の賑やかな秋に、雪景色に包まれる冬の吉原まで、芸者たちが江戸の四季の移ろいを踊る。
【夜の部】
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
歌舞伎屈指の大作に描かれる歴史ロマン
大和国、吉野下市村の茶店。平維盛(たいらのこれもり)の妻・若葉の内侍と嫡子・六代君(ろくだいぎみ)は、家来の小金吾(こきんご)を連れて、維盛の行方を捜している。そこへ現れた「いがみの権太」と呼ばれる小悪党に因縁をつけられると金を巻き上げられてしまう。その夜、追手に見つかり奮戦する小金吾は内侍と六代君を逃がし討死。そこへ権太の父・弥左衛門が通りかかると・・・。(「木の実・小金吾討死」)
すし屋を営む弥左衛門は、維盛を奉公人の「弥助」として匿っている。しかし、素行の悪さから家を勘当されたならず息子の権太がそのことを知ると、褒美の金欲しさに父・弥左衛門を裏切り、詮議に来た鎌倉方の梶原景時に、維盛の首と内侍親子を突き出す。怒った弥左衛門は思わず権太を刺すが、権太の口からは意外な真相が明かされる!(「すし屋」)
川連法眼の館へ匿われている源義経のもとへ、家臣の佐藤忠信が訪ねてくる。義経は、伏見稲荷で預けた静御前の安否を尋ねるが、忠信には覚えがない様子。そこへ、静と忠信が到着したとの知らせが入る。これを不審に思った義経から忠信詮議を命じられた静が初音の鼓を打つと、その音に惹きつけられて姿を現したのは・・・。(「川連法眼館」)
歌舞伎三大名作の一つに数えられる義太夫狂言『義経千本桜』。源平争乱の後日譚として、史実と虚構を巧みに織り交ぜながら繰り広げられる壮大な物語は、時を超えて人々を魅了し続けてきた。「木の実」から「すし屋」は原作の三段目にあたり、源平の戦いで落命した平維盛が実は生きていたという着想のもと、無頼漢ながら愛嬌をあわせもついがみの権太を主人公として物語が展開。改心した権太が迎える悲劇の結末には、家族の情、世事に翻弄される庶民の哀切がにじみ、胸に響く。「川連法眼館」は、原作の四段目の切にあたることから通称「四の切」と呼ばれ、親子の恩愛や狐と人間との慈愛を描いた心温まる、華やかなひと幕。本物の忠信と狐忠信の演じ分け、「狐詞(きつねことば)」と呼ばれる独特なせりふ回しや早替りなど、みどころの多い場面。義太夫狂言の名作が堪能できる。
公演データ
■公演会場
歌舞伎座
東京都中央区銀座4-12-15
■アクセス
東京メトロ日比谷線ほか「東銀座駅」3番出口より直通。東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」A7出口より徒歩5分
■公演日程
2023年6月3日(土)~25日(日)
昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~
【休演】12日(月)、19日(月)
終演予定時間:
昼の部 午後2時50分頃/夜の部 午後8時30分頃
※終演予定時間は変更になる可能性があります
■通常料金
1等席18000円、2等席14000円、3階A席6000円、3階B席4000円、1階桟敷席20000円
■出演者
【昼の部】
近松門左衛門 作
石川耕士 監修
市川猿翁 補綴・演出
三代猿之助四十八撰の内
一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
土佐将監閑居
浮世又平住家
「戯場花名画彩色」(かぶきのはなめいがのいろどり)
〈土佐将監閑居〉
浮世又平後に土佐又平光起 中車
又平女房おとく 壱太郎 ※
狩野雅楽之助 歌昇
土佐修理之助 團子
女中お百 寿猿
土佐将監光信 歌六
〈浮世又平住家〉
土佐又平光起 中車
又平女房おとく 壱太郎 ※
大津絵の鯰 新悟
銀杏の前 米吉
饗庭太郎 男寅
小幡次郎 中村福之助
醍醐三郎 玉太郎
蒲生四郎 歌之助
大津絵の奴 青虎
大津絵の藤娘 笑也
大津絵の座頭 猿弥
不破伴左衛門 男女蔵
※市川猿之助休演につき、配役変更にて上演
河竹黙阿弥 作
二、児雷也(じらいや)
児雷也実は尾形弘行 芝翫
山賊夜叉五郎 松緑
高砂勇美之助 橋之助
仙素道人 松江
妖婦越路実は綱手 孝太郎
三、扇獅子(おうぎじし)
芸者 福助
同 壱太郎
同 新悟
同 種之助
同 米吉
同 児太郎
【夜の部】
竹田出雲 作
三好松洛 作
並木千柳 作
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
木の実
小金吾討死
すし屋
川連法眼館
〈木の実・小金吾討死・すし屋〉
いがみの権太 仁左衛門
弥助実は三位中将維盛 錦之助
若葉の内侍 孝太郎
お里 壱太郎
主馬小金吾 千之助
六代君 種太郎
権太伜善太郎 秀乃介
弥左衛門女房お米 梅花
猪熊大之進 松之助
権太女房小せん 吉弥
梶原平三景時 彌十郎
鮓屋弥左衛門 歌六
〈川連法眼館〉
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 松緑
源義経 時蔵
駿河次郎 坂東亀蔵
亀井六郎 左近
飛鳥 門之助
川連法眼 東蔵
静御前 魁春
お弁当処「やぐら」
■TEL
03-3545-6572(受付時間10:00~18:00)
■住所
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座 B2
■アクセス
歌舞伎座地下2階(場外)にございます。
歌舞伎座正面入口向かって右手のエスカレーター降りてすぐ
都営地下鉄浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座」駅下車、3番出口直結「木挽町広場」内
注意事項
予約に関する注意事項
■お弁当とチケットなどのお渡しについて
・お弁当とチケットはお弁当処「やぐら」にてお渡しいたします。【昼の部】は9:30~11:00の間、【夜の部】は14:30~16:00の間に必ずご来店ください。
・お弁当処「やぐら」でのお受け取りは、カウンター左となります。「OZmall」のサインを目印にしてください。
・時間内にご来店いただけない場合はお受け取りできない場合がございます。
・受け取りの際には予約完了メールのプリントアウトもしくはメール画面をご提示ください。
(オズモールで「東京体験プラン」を予約した旨と、お申込み者様のお名前・予約番号(OZE~)がわかるようにご提示ください)
■イヤホンガイドについて
・貸出チケットはお弁当処「やぐら」にて、お弁当と鑑賞チケットの引き換え時にお渡しいたします。
・貸出チケットを歌舞伎座1階イヤホンガイドカウンターで提示し、イヤホンガイドをお受け取りください。
・イヤホンガイドはレンタル商品です。終演後にご返却ください。
・イヤホンガイド引換時間・引換場所
昼の部10:15~歌舞伎座1階イヤホンガイドカウンターでイヤホンガイド引き換え
夜の部15:15~歌舞伎座1階イヤホンガイドカウンターでイヤホンガイド引き換え
・貸出チケットはご観劇当日、一般席でご観劇時にのみご利用いただけます。幕見席ではご利用いただけません。
■各会場間の移動について
・各会場への移動は各自となります。
■東京体験・エンタメ予約に関する諸注意
・申し込み可能人数以上の予約を希望される場合は、同行者様のアカウントから別途申し込みの上、下記OZmall編集部・イベント担当までご相談ください。なお、配席の相談は、配券の都合上希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
・参加料金の支払い手続き完了後のキャンセル、予約日程・人数の変更、返金はいたしかねます(クレジットカード決済の場合「お支払い手続き完了」画面の表示をもって手続きが完了します)。
・公演の席指定はできません。
・チケットの転売は、固く禁じます。
・公演中止の場合はお弁当のみのご利用はできません。万が一、お弁当のみのご利用をされた場合はお弁当代は返金対象外となります。
問い合わせ先
■公演に関するお問い合わせ
03-5800-3200(CNプレイガイド)
■そのほかご質問・お問い合わせ
OZmall編集部・イベント担当(土日祝を除く10:00~17:00)
よくある質問
■交通機関により公演の開演時間に間に合わなかった場合どうなりますか
開演時間を過ぎても原則鑑賞は可能です。ただし、公演によっては入場・鑑賞を制限させていただく場合もあります。なお、参加料金の払い戻しはいたしかねます。
■交通機関によりレストランの入店時間に間に合わなかった場合どうなりますか(食事付きプランの場合)
時間によっては、食事をお召し上がりいただけない場合があります。当日、レストランに直接ご相談ください。なお、参加料金の払い戻しはいたしかねます。
■公演に参加できなかった場合、お土産は後日発送してもらえますか(お土産付きプランの場合)
公演当日に各会場(店舗)にてご自身で受け取るお土産の場合は、後日商品の発送はできません。なお、参加料金の払い戻しはいたしかねます。
■万が一、公演が中止になった場合の確認方法を教えてください
公演に開催中止・開催時間などの変更が生じた場合は「東京体験・エンタメ予約」トップページ上部にお知らせ枠を表示します。
■そのほか東京体験・エンタメ予約に関するFAQはこちら