国立劇場3月歌舞伎公演『元禄忠臣蔵』『積恋雪関扉』
更新日:2019/02/07
雪景色に桜が咲く恋の物語や、気迫あふれる「元禄忠臣蔵」!華やかな国立劇場の3月歌舞伎
国立劇場の3月歌舞伎の演目は2つ。1つ目の「元禄忠臣蔵」では、赤穂浪士たちの仇討ちを巡りさまざまな人間ドラマが巻き起こる。激情に駆られる台詞まわしで迫力に満ちた新歌舞伎の名作。2つ目は、雪景色に桜が咲くという不思議が織りなす恋の物語「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」。舞踊と舞台美術の美しさで五感がフルに刺激される一作で、TBSテレビの人気ドラマ『下町ロケット』でも名演技を披露した尾上菊之助が主役を務める。名作鑑賞で歌舞伎デビューを果たして。
プラン一覧
国立劇場3月歌舞伎公演の1等席チケットに、春爛漫の特製お弁当付き
■1人10100円(税込)
通常9800円の1等席チケットにお弁当付き
2019/03/05(火)【公演】17:00開演(16:30開場)~20:40[予定]
2019/03/09(土)【公演】12:00開演(11:30開場)~15:40[予定]
2019/03/09(土)【公演】17:00開演(16:30開場)~20:40[予定]
2019/03/16(土)【公演】12:00開演(11:30開場)~15:40[予定]
2019/03/16(土)【公演】17:00開演(16:30開場)~20:40[予定]
2019/03/20(水)【公演】17:00開演(16:30開場)~20:40[予定]
2019/03/21(木)【公演】12:00開演(11:30開場)~15:40[予定]
2019/03/23(土)【公演】17:00開演(16:30開場)~20:40[予定]
2019/03/24(日)【公演】12:00開演(11:30開場)~15:40[予定]
2019/03/26(火)【公演】17:00開演(16:30開場)~20:40[予定]
見どころ
忠誠あり恋あり騙しあり。さまざまな人間模様が繰り広げられる見応え満点の2演目
迫真の演技が見ものの「元禄忠臣蔵」。赤穂浪士の富森助右衛門(とみのもり すけえもん)が義理の妹を寵愛する徳川綱豊の御浜御殿へ・・・。訪ねてきた目的はなんなのか、その目的を知ったとき綱豊はどうするのか! ハラハラドキドキの舞台。「積恋雪関扉」では、雪景色に桜が咲く光景の中、華やかな舞踊で観客を魅了する幻想的な恋物語。いずれの演目も舞台には満開の桜に美しく彩られるので、こちらもお楽しみに。
今注目の尾上菊之助ほか役者たちの熱演、華麗な舞踊を間近で体感
TBSテレビのドラマ『下町ロケット』での名演が話題を呼んだ尾上菊之助が登場。中村扇雀、中村又五郎、尾上菊之介、中村梅枝、中村歌昇、中村萬太郎、中村虎之介ら華やかな顔ぶれで、迫力の舞台に。
客席から舞台までが近い!役者たちの表情や細かなしぐさなど演技をじっくり鑑賞して
国立劇場は客席の奥行きが短いため、舞台と客席の距離が近いのが特徴。今回の舞台となる小劇場では特に、どの席にいても舞台との一体感があり臨場感もひとしお。また、小劇場で歌舞伎公演が行われることはまれなのでこの機会に体験して。劇場からは皇居も近いので、お花見をかねて3月後半の公演におでかけするのもおすすめ。
あらすじ
▼「元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)」
舞台は甲府徳川家の下屋敷、後に六代将軍家宣(いえのぶ)となる徳川綱豊の御浜御殿。綱豊の寵愛を受ける中臈(おちゅうろう※大奥の役職のひとつ)お喜世の義理の兄、赤穂浪士富森助右衛門は、この日行われる女中たちの“お浜遊び”を見物したいとお喜世に懇願するが断られる。そんな中、助右衛門は綱豊に呼び出され、大石内蔵助や赤穂浪士が浅野内匠守の仇、吉良上野介を討つ意志があるのか尋ねられ・・・。
▼「積恋雪関扉 (つもるこいゆきのせきのと)」
都から東へ向かう道筋にある逢坂山の関で、関守の関兵衛が柴を束ねている。辺り一面の雪景色の中で、“小町桜”と呼ばれる桜がなぜか満開になっている。先帝の忠臣だった良峯少将宗貞(よしみねしょうしょうむねさだ)は、政変に巻き込まれ今は逢坂の関所のかたわらでわびしく暮らしていた。そこへ偶然にも、宗貞の恋人の小野小町姫が三井寺に参詣しようとやってくる・・・。
公演データ
会場
国立劇場 小劇場
国立劇場の詳細はこちら
日程
2019/3/3(日) ~ 2019/3/27(水)
チケット通常価格
1等席9800円(学生6900円)、2等席6000円(学生4200円)
キャスト
中村扇雀、中村又五郎、尾上菊之助、中村梅枝、中村萬太郎、中村虎之介、中村歌昇 ほか
※出演者などの変更の場合はご了承ください
会場住所
東京都千代田区隼町4-1
会場アクセス
東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」1番・6番出口より徒歩5分