歌舞伎座百三十年『芸術祭十月大歌舞伎』(昼の部)(夜の部)

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『助六曲輪初花桜』花川戸助六=片岡仁左衛門

更新日:2018/09/28

チケット完売必至!白鸚、仁左衛門、玉三郎、扇雀、獅童、勘九郎、七之助などが出演する人気公演

松本白鸚、片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村扇雀、中村獅童、中村勘九郎、中村七之助などの豪華役者が出演する『芸術祭十月大歌舞伎』は、十八世中村勘三郎の七回忌追善公演。すでにチケットが残りわずかという人気公演をOZが特別にリザーブ。昼の部では「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」ほか2演目、夜の部では「助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)」ほか2演目を上演。歌舞伎の代表作ともいえる演目を鑑賞できる貴重な機会をお見逃しなく!

プラン一覧

【夜の部】『芸術祭十月大歌舞伎』1等席に特選和牛の豪華ランチ付き

プラン

1人20800円(税込)
(通常18000円の夜の部・1等席チケットに「春秋ツギハギ」のランチ付き)

【昼の部】『芸術祭十月大歌舞伎』1等席鑑賞にお弁当付き

プラン

1人 18500円(税込)
(通常18000円の昼の部・1等席チケットに木挽町広場「やぐら」のお弁当付き)

見どころ

見どころ1
左から、松本白鸚、坂東玉三郎、中村獅童、中村七之助、中村勘九郎、中村扇雀、片岡仁左衛門

歌舞伎ファン必見!白鸚、仁左衛門、玉三郎、扇雀、獅童、勘九郎、七之助の魅力がたっぷり味わえる

今回の公演は、昼の部・夜の部ともに人気の俳優たちが登場する豪華な舞台。白鸚、仁左衛門、玉三郎、扇雀、獅童、勘九郎、七之助といった人気役者が、十八世中村勘三郎ゆかりの有名演目に挑むのが見どころ。なかには華やかな歌舞伎舞踊の演目「吉野山」(夜の部)もあり、玉三郎の妖艶な舞踊はうっとりする。

見どころ2

一度は見ておきたい代表作「三人吉三巴白浪」と通称「助六」で歌舞伎の魅力に触れて

「三人吉三巴白浪」(昼の部)は、同じ「吉三」という名前を持つ三人の白浪(しらなみ=盗賊)が偶然出会ったことから、運命の歯車が回り始めた・・・。やがては運命をともにする三人の、運命的な出会いの場を今回は上演。夜の部の「助六曲輪初花桜」通称「助六」は歌舞伎十八番のひとつで、江戸の粋が詰まった豪華絢爛な舞台。ストーリーも分かりやすいので、歌舞伎初心者でも気軽に楽しめるはず。

あらすじ

あらすじ

■昼の部
「三人吉三巴白浪」(さんにんきちさともえのしらなみ)
節分の夜更け、大川端庚申塚で、美しい娘姿の盗賊、お嬢吉三が夜鷹のおとせの懐から百両を奪い取り大川へ突き落とす。これを見ていたお坊吉三は、お嬢からその百両を横取りしようとして2人は争う。そこへ通りかかった和尚吉三が2人を仲介し。

「大江山酒呑童子」(おおえやましゅてんどうじ)
大江山の鬼神酒呑童子を退治するよう命じられた源頼光らは、山伏姿となって大江山へと向かう。そこに現れた酒呑童子に熊野権現から賜った神酒をすすめると、童子はこれを呑んで舞い踊りついには酔い潰れ・・・。

「佐倉義民伝」(さくらぎみんでん)
下総国佐倉の名主木内宗吾は、不作と過酷な重税に苦しむ佐倉の農民を救おうと領主の江戸屋敷に赴くが、その願いは聞き届けられず、死罪覚悟で将軍徳川家綱への直訴を決意。この覚悟を知った渡し守の甚兵衛は、夜の渡航が禁止されるなか、宗吾が家に帰れるよう計らう。宗吾は妻おさんと我が子たちとの対面を果たすも、これを見咎めた悪党の幻の長吉が宗吾を訴人しようとするが。


■夜の部
「宮島のだんまり」(みやじまのだんまり)
暗闇の中で、登場人物たちが無言で互いの様子を探り合う「だんまり」は、歌舞伎の役柄を紹介する役割を担っている。宮島の厳島神社を背景に、傾城役の浮舟太夫、立役の河津三郎、公卿悪の平清盛らの各役柄が勢ぞろいして、美しい絵面の見得を極めてみせる。

「吉野山」(よしのやま)
桜が咲き誇る吉野の山中。都を落ち延びた源義経を追って、静御前は家来の佐藤忠信とともに旅を続けていた。その道中、忠信の姿を見失った静御前が、義経から賜った初音の鼓を打つと、不思議とどこからともなく忠信が姿を現す。忠信と静御前は義経から賜った鎧と鼓を取り出し、屋島の合戦に思いをはせる。実はこの忠信は鼓に張られた狐の子だった。

「助六曲輪初花桜」(すけろくくるわのはつざくら)
賑わう吉原仲之町。助六は夜ごとに吉原に現れては喧嘩をしかけている。実は助六は曽我五郎で、相手に刀を抜かせて源氏の重宝友切丸の行方を探していた。助六は、花魁の揚巻に執心の意休へ悪態をつき、刀を抜かせようとするが相手にされない。一方、白酒売の新兵衛は助六の実の兄で弟の様子を案じて意見する。しかし新兵衛は、紛失した刀詮議のためとの真意を知ると、助六と連れだって喧嘩をしかける。

公演データ

会場

歌舞伎座

日程

2018/10/1(月)~2018/10/25(木)

チケット通常価格

1等席18000円、2等席14000円、3階A席6000円、3階B席4000円、1階桟敷席20000円

出演者

松本白鸚(昼のみ)、片岡仁左衛門(夜のみ)、坂東玉三郎(夜のみ)、中村扇雀、中村獅童(昼のみ)、中村勘九郎、中村七之助 他

会場住所

東京都中央区銀座4-12-15

会場アクセス

東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」3番出口より直通。東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A7番出口より徒歩5分。

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※記事は2018年9月28日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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