モーリス・ベジャール没後10年 記念シリーズ3 ベジャールの『くるみ割り人形』全2幕
photo:Kiyohiro Hasegawa
更新日:2017/10/26
おしゃれなアートのよう!楽しさと感動にあふれた、少年ビムの『くるみ割り人形』
12月の風物詩、チャイコフスキーの名作バレエ『くるみ割り人形』の主人公が少年に! ファンタジックな世界観と美しい音楽はそのままに、フランスの鬼才振付家ベジャールが描くのは、クリスマスの日に起こる少年ビムと亡き母との心のふれあい。驚きと楽しさが連続する奇想天外なステージは、次から次へと魔法を見せられているかのよう。そして心温まる話でありながら、ほろりと切ない。バレエの枠を超えた心を揺さぶる作品ゆえ、彼とのデートにも!
プラン一覧
先着60名限定!1~19列の前方席をリザーブできる特別プラン
■1人9300円(税込)
(通常10000円のS席鑑賞チケット)
見どころ
感動で涙する!少年ビムと今は亡き母との心の旅を描く、ベジャールの自伝的ストーリー
古典の「くるみ割り人形」が少女と王子の夢の旅を描いているのに対し、本作では少年ビムと幼い頃に別れた大好きだったお母さんの心の旅が綴られる。実はベジャール自身、7歳にして母の死と直面。彼自身の思い出と重ねながら、母への思慕と夢であるバレエへの憧憬がコメディタッチで展開される。楽しくファンタジックでいて、切なさも覚える感動作!
これぞ芸術と虜に!歌舞伎を愛した振付家による、モダンでエキセントリックな世界観
歌舞伎役者とも積極的に交流し、三島由紀夫をテーマにした『M』、『仮名手本忠臣蔵』をもとにした『ザ・カブキ』など歌舞伎の要素を取り入れた作品でも知られるフランスの振付家ベジャール。その鬼才ぶりは本作でも健在。飼い猫のフェリックス、父であり師であるM...など強烈な登場人物や、あっと驚く仕掛けが詰まったステージは観客をクギ付けに。
最前列~19列目までをお約束!芸術の殿堂「東京文化会館」で間近席から大迫力の鑑賞
会場となるのは、上野駅公園口のすぐ前に鎮座する東京文化会館。東京を代表する名建築、優雅なロビー、モダンアートのようなホールなど豪奢な会場だけに、おでかけ気分が盛り上がるはず。しかも、本プランでは特別に最前列~19列目までのお席をご用意。出演者の表情、踊りや衣装の細部までわかる間近席から、迫力満点のステージを堪能して。
あらすじ
クリスマスの夜、死んだお母さんを思い出して悲しんでいる少年ビム。すると夢なのか、お母さんが現れる。ステキな夜が始まった! 懐かしい家族のだんらん、バレエのレッスン、ボーイスカウトの訓練・・・。朝がきて、突然、巨大なヴィーナス像が現れる。中から姿を見せたのはお母さんだった。ふたりは互いを慈しみながら踊り、ビムはお母さんをエスコートして自分の大好きなものを見せていく。そう、お母さんのためのお祭り! やがてビムがモミの木のそばで目をさますと、そこにはお母さんからのプレゼントが・・・。
公演データ
会場
東京文化会館
日程
2017/12/16(土)
2017/12/17(日)
チケット通常価格
S席10000円、A席8000円、B席6000円、C席5000円、D席4000円、E席3000円
※本公演は5歳以上のお子さまからご入場いただけます(5歳未満のお子さまはご遠慮ください)
キャスト
【ビム役】岡崎隼也(12/16)/高橋慈生(12/17)
【母役】渡辺理恵(12/16)/政本絵美(12/17)
【フェリックス役】宮川新大(12/16)/入戸野伊織(12/17)
【M...役】秋元康臣(12/16)/木村和夫(12/17)
【妹のクロード役】沖香菜子(12/16)/秋山瑛(12/17)
【光の天使役】ブラウリオ・アルバレス 森川茉央(12/16)/柄本弾 森川茉央(12/17)
【妖精役】奈良春夏 伝田陽美(12/16)/三雲友里加 吉川留衣(12/17)
【マジック・キューピー役】飯田宗孝
【グラン・パ・ド・ドゥ役】上野水香 柄本弾(12/16)/川島麻実子 秋元康臣(12/17)
公式サイト
会場住所
東京都台東区上野公園5-45
会場アクセス
JRほか「上野駅」公園口改札から徒歩約1分