プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

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更新日:2018/02/20

スペイン絵画の巨匠・ベラスケス。その傑作と珠玉のコレクションがずらりと揃う

16~17世紀、強大な帝国を築いたスペイン王国は、新大陸からもたらされた富で「黄金時代」を迎えていた。美術を愛する国王のもとで王室コレクションの管理を任され、宮廷画家として数々の肖像画も残したディエゴ・ベラスケス。この西洋絵画史の中でも重要な画家の1人とされるベラスケスの作品を筆頭に、プラド美術館から珠玉のコレクションを集めた「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」(2月24日~5月27日)が開催される。栄華を誇ったスペイン王国の黄金時代を、名画で楽しもう。

ディエゴ・ベラスケス 左:《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》1635 年頃 マドリード、プラド美術館蔵 右:《狩猟服姿のフェリペ4世》1632-34 年 マドリード、プラド美術館蔵 (C) Museo Nacional del Prado

プラン一覧

【銀座の上質ランチ付き】プラド美術館展鑑賞とサーラアマービレランチ

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■1人7700円
通常1600円の「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」鑑賞チケットにサーラアマービレの上質ランチ付き

見どころ

左:ディエゴ・ベラスケス《メニッポス》1638 年頃 マドリード、プラド美術館蔵
中:ディエゴ・ベラスケス《東方三博士の礼拝》1619 年 マドリード、プラド美術館蔵
右:ディエゴ・ベラスケス《マルス》1638 年頃 マドリード、プラド美術館蔵
(C) Museo Nacional del Prado

スペインの国民的画家・ベラスケスの傑作が7点も!日本の展覧会では過去最多の作品数

今回は、ベラスケスの傑作が7点も出品されていることに注目したい。17世紀のスペインを代表する画家で、西洋美術史上でも重要な存在であるベラスケスの作品を、プラド美術館では半数近く所蔵。でも、国民的画家である彼の作品が、まとまって貸し出される機会はめったにないのだとか。7点の出品は、日本で開催される展覧会としては過去最多の作品数で、美術ファンにはまたとないチャンスと言えそう。

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ティツィアーノ《音楽にくつろぐヴィーナス》1550 年頃 マドリード、プラド美術館蔵(C) Museo Nacional del Prado

17世紀当時の西洋美術の中心地、イタリアやフランドル絵画などのコレクションも充実

17世紀当時、西洋美術の重要な中心地であったイタリアとフランドルは、かなりの部分がスペイン領になっていたため、両地域はスペインの美術にも密接に関わっていたそう。イタリアからは、写真の《音楽にくつろぐヴィーナス》を描いたヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノなどの作品がもたらされ、これらは今でもプラド美術館の第一級のコレクションとなっている。

17世紀のスペイン絵画を代表するすべての画家の作品が勢揃い。ひととき、絵画の黄金時代を体感して

会場は、芸術家や芸術作品に関連する「芸術」、古代の哲学者などを描いた「知識」、古代の神話に基づく「神話」、王族の肖像などを集めた「宮廷」、さらに、風景画、静物画、宗教画という7つの主題に合わせた作品群で構成されている。ベラスケスの傑作や歴代スペイン国王のコレクションを堪能したら、17世紀に栄華を極めた黄金時代のスペインを、体感できるかも。

公演データ

会場

国立西洋美術館

日程

2018/2/24(土) ~ 2018/5/27(日)
開館時間:9:30~17:30(金曜日・土曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし3/26、4/30は開館)

チケット通常価格

一般1600円(1400円)、大学生1200円(1000円)、高校生800円(600円)
※中学生以下入場無料
※()内は前売り・団体料金

会場住所

東京都台東区上野公園7-7

会場アクセス

JR「上野駅」公園口より徒歩1分、京成電鉄「京成上野駅」より徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」より徒歩8分

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※記事は2018年2月20日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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