100年越しの恋に胸キュン!新国立劇場バレエ団が贈る、夢のように美しい名作『眠れる森の美女』
GWのおでかけにぴったり! 『白鳥の湖』『くるみ割り人形』と並ぶチャイコフスキー三大バレエのひとつ『眠れる森の美女』。
更新日:2017/03/29
日本最高峰の新国立劇場バレエ団が2014年に初演した本プロダクションは、100年の眠りを超えた王子と姫の恋を、ファンタジックかつドラマティックに描いた演出が評判! オーケストラが奏でるチャイコフスキーの名曲にのせ、ヨーロッパの香りが漂う豪華な衣装や舞台装置にうっとりしながら、恋のときめきや、悪vs善など、見どころ満載のおとぎの世界へ誘われて。
恋のときめきをリアルに演出!新国立劇場版『眠れる森の美女』は大人のファンタジー
新国立劇場バレエ団のために、世界で活躍するウエイン・イーグリングが改訂振付をした本版は、古典のスタイルに現代的な感覚が取り入れられているのが大きな特徴。ステレオタイプな王子と姫ではなく、男と女が恋に落ちるリアリティを第2幕の目覚めのパ・ド・ドゥや、幕切れでの本当のキスで表現。幻想的な世界観と恋のドキドキの両方に期待して!
オーロラ姫、100年の眠り、王子のキス!誰もが知ってるストーリーだから親しみやすい
悪の精カラボスに、針を刺されて死ぬ呪いをかけられたオーロラ姫が、リラの精の魔法によって長い眠りにつき、100年後、王子のキスによって目覚めるというご存知のストーリーゆえ、難しいこと抜きに楽しめる! それでいて、悪の精カラボスや、善のシンボル・リラの精の存在によって、ハラハラしたり、深いドラマ性にグッときたり。エンタメ性の高い作品なので、バレエデビューにもおすすめ。
姫と王子の結婚式シーンでは、青い鳥、赤ずきんなど、おとぎ話の主人公たちも祝福!
フィナーレの結婚式では、親指トム、長靴をはいた猫などおとぎ話のキャラクターたちが登場し、お祝いの踊りを披露する。ファンタジックかつ楽しい展開に心が躍るはず。ちなみに、豊かな色彩の洗練された衣装を手がけたのは、バレエ界のアカデミー賞ことブノワ賞の受賞者トゥール・ヴァン・シャイク。世界最高峰の美しい衣装にも目を奪われそう。
あらすじ
フロレスタン王の宮廷。一人娘オーロラ姫の誕生を祝う宴のさなか、突然雷鳴がとどろく。宴に招かれなかったことを恨んだ悪の精カラボスが現れ、「姫は編み針を刺して死ぬだろう」と予言する。時は流れ、オーロラ姫 16 歳の誕生日パーティ。見知らぬ老婆が姫に花束を渡すと、姫が倒れてしまう。実はその中に針が隠されていて、老婆はカラボスだったのだ。リラの精は、姫と王国全体を長い眠りにつかせる。100 年の歳月が流れた森に、デジレ王子と狩りの一行がやってきた。リラの精がオーロラ姫の幻影を見せると、王子は姫に恋をし、優しい口づけで姫を目覚めさせる。
天空レストランのコラボランチと、新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』鑑賞
ドレスコード「白」の洋服で、東京オペラシティ53階のレストラン「一味真」へ。レストランにはオーロラ姫から謎のお手紙が届いている!? 同テーブルのみんなで謎解きをしながらランチをいただいて。ランチ後は、同じ敷地にある新国立劇場で、新国立劇場バレエ団による『眠れる森の美女』をS席から鑑賞。姫と王子の恋を丁寧に描く演出にドキドキしながら、夢のように美しいファンタジーバレエに酔いしれて。