女性の憧れ!フィギュアスケーター荒川静香さんが大切にしている「一生懸命向き合う」こと
凛とした佇まいとしなやかな女性らしさを身にまとう荒川静香さん。トリノオリンピックで金メダルを獲得後、プロに転向。結婚して1児の母となった現在も、プロフィギュアスケーターとしてアイスショーほか多方面で活躍する傍ら、家事や育児にと忙しい毎日を送っている。自身の幸せを次々と実現している荒川さんの生き方に憧れている女性も多いのでは?
MACHIKO MIYATA
更新日:2017/03/28
そこで今回は、アイススケートとの関わり方からプライベートまでいろいろとお話を伺いました。まさにオズモール世代の荒川さん。落ち着いた口調にも余裕を感じる素顔に、女性として共感するところがたくさんありました!
プロに転向してから約11年、今もスケート三昧の日々ですか?
「週5日はリンクにのっています。そのほうがコンディションを維持しやすいので、ブランクを作らずにコンスタントにリンクにのることを大事にしています。一度感覚が失われると取り戻すのに時間がかかってしまうんです。思い通りにスケートができなくて妥協するのもいやですし、お客様に楽しんでいただくためにも、日々ゆとりを持って準備しないといけない。声をかけられたらいつでも万全のコンディションで臨める状態にしておく、それがプロに求められることだと思っています」
結婚と出産を経験して、仕事もプライベートも充実している荒川さん。そのスマートなライフスタイルは、同年代の女性にとって憧れ的な存在。
すべてにおいて完璧に、そつなくこなしていらっしゃるというイメージがありますが・・・。
「こなしているなんて! いつも、これが足りないとかあれをやってないとか・・・。仕事の間は家庭のことができていないんじゃないかって心配になるし、その逆もあります。両立は難しいですね。しっかりバランスが取れているか?を常に考えながら必死にやっています。大切なのは、目の前にあることに精一杯全力で向き合うこと、ただそれだけ。でも、性格上、何かしなくちゃ!って思っちゃって。だから家に帰ってからも忙しくて頭がパンクしそうになることも。昔からスケートのコーチに気持ちが表情に出ていないって言われていたので、顔には出ていないかもしれませんが、実は、毎日ギリギリの精神状態なんです(笑)」
意外にも日々プレッシャーと闘っている荒川さんのリフレッシュ法は?
「食べる(笑)! ガッツリ食べてガッツリ動く! もし、まる一日自分だけの時間があったら、家でぼーっとして、テレビや映画を観たいです。ポテトチップスなんかを買い込んで」
そんな普通の女性らしい一面も教えてくれた荒川さんは、4月29日から新横浜スケートセンターで開催される『プリンスアイスワールド2017 in YOKOHAMA』で、プロフィギュアスケーターとしてゲスト出演する。
『プリンスアイスワールド2017 in YOKOHAMA』はどんなアイスショーですか?
「個々のスケーターがそれぞれの演目を持ち寄って滑るアイスショーとは違って、プリンスアイスワールドチームによる群舞が圧巻です。ゲストのトップスケーターたちのソロ演技もショーの間で観ることができるので、幅広い年代の方に楽しんでいただけると思います。また、リンクと客席が近いので、会場の一体感が生まれやすいのも魅力。ショーが展開するにつれて、お客さまのテンションがアップして盛り上がってくださっているのを肌で感じています」
ユーザーのみなさんへメッセージをお願いします!
「アイスショーは非日常的な空間。日常に活力を注ぐためにもアイスショーでリフレッシュして、また日常に戻ってエネルギッシュに活動していただけたら・・・いわば元気をもらえるショーだと思います。テレビで観るのと実際に目の前で観るのとでは感じる印象がぜんぜん違いますので、ぜひひとつの空間でキャストと一緒に自由に楽しんでください!」
5日間の公演には、荒川静香さんのほか本田武史さん、安藤美姫さん、町田樹さんなども出演するというから楽しみ。氷上を滑る音やスケーターたちの息遣いも聞こえる臨場感たっぷりのアイスショーをこの機会に体験してみて。
■『プリンスアイスワールド2017 in YOKOHAMA』
荒川静香、安藤美姫、本田武史などトップスケーターが出演!迫力と感動のアイスショー
1978年に誕生した日本初のアイスショー『プリンスアイスワールド』。40回目を迎える今回のテーマは“4seasons”。荒川静香や本田武史などトップスケーターたちの華麗なソロ演技と、プリンスアイスワールドチームによる群舞はまさに圧巻! 競技会とは違う自由度の高いパフォーマンスを目の前で観られる機会をお見逃しなく。
【キャスト】荒川静香、本田武史、プリンスアイスワールドチーム
【ゲスト】 全公演出演:安藤美姫、町田樹
織田信成・本田太一・望結・紗来(4/29-30)
田中刑事・樋口新葉・無良崇人(5/3-5)
他※ゲストスケーターは順次発表します。
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