2020年1月16、17日の2日間、新しい一年の幕開けにぴったりのコンサート「シンシア・エリヴォ ミュージカルコンサート featuring マシュー・モリソン&三浦春馬」が開催される。ミュージカルスターの最初で最後(!?)の競演とあって大注目。今回は本番を前に練習に励んでいるという三浦春馬さんに話を聞いた。
憧れのスターと同じ舞台に立てることはとても光栄ですね。
――今回のミュージカルコンサートへの出演が決まったときの感想を教えてください。
正直なところ、信じられなかったです。まさか自分にオファーが来るなんて・・・! と驚きましたし、本当に自分でいいのかな? とも思いました。
――共演するシンシア・エリヴォさんと、マシュー・モリソンさんに対する印象は?
2017年に日本で上演されたミュージカル・ショー『4Stars 2017』で初めて生でシンシアさんのパフォーマンスを見たのですが、これが世界クオリティなんだと圧倒されました。そのとき、(『4Stars 2017』に出演していた)城田優君に紹介してもらってシンシアさんに挨拶をしたんですが、とても穏やかで、おおらかで・・・。こんな方と同じ舞台に立てることはとても光栄ですね。
マシューさんはまだ会ったことがないのですが、海外ドラマ『glee(グリー)』を見ていたので不思議な感覚です。一緒にパフォーマンスできるのが何よりも嬉しいですね。マシューさんと面識がある通訳の友人が「彼は人柄もすごくいいし、きっと春馬君と波長が合うよ」って言ってくれたこともあって、いまから楽しみにしています。
英語の発音に苦戦しています。落ち込みそうになったときは、甘いものを挟んでいました(笑)
――稽古はどのように進められているのでしょう?
僕の担当は5曲くらいの予定なんですが、ほとんどが英語での歌唱なので、1から発音を教わっています。はじめの頃は、1、2曲の発音確認だけで5時間もかかってしまって、自分の発音がこんなにもダメだったなんて・・・と幻滅したことも。特に難しかったのは「r(アール)」の発音。何度も直されて落ち込みそうになったときは、(息抜きに)甘いものとかをつまんでいました(笑)
ちなみに、出演者3人で舞台稽古をするのかな、と思うでしょう? それが、ないんですよ(苦笑)
だからいまは稽古というよりも、“自主練”ですね。おそらくリハーサルはありますが、当日にちょっと音合わせをして「ハイ、本番!」という感じになるんじゃないかな。ものすごい緊張感ですよね。だからこそ準備が本当に大切ですし、改めてミュージシャンの方はすごいと尊敬します。
――世界で活躍するミュージカルスターの競演という特別なステージですが、いちばんの見どころは?
メインはシンシアさんのコンサートですから、まずはなんといっても、シンシアさんのリッチな歌声を楽しんでほしいです。僕自身も初めてシンシアさんの舞台を観たとき、歌唱力はもちろん、表現力の豊かさに感動して息を呑みました。
例えばシンシアさんは、声を張り上げるときに天を仰ぐことがあるんですが、そんな体勢でも歌声がぶれることがない。それって普通じゃ考えられないことですし、神々しささえ感じられます。僕自身も、ステージ上の同じ目線でシンシアさんのパフォーマンスが見られることが本当に楽しみですね。楽曲も、ミュージカルをあまり見たことがないという方でも楽しめるナンバーがたくさん歌われる予定です。
一生忘れられないような、インパクトのあるエンターテインメントにしたいなと思います。
――いちばん近くで見られるのは特別ですね! 舞台やミュージカルでの活躍が増えていますが、取り組む上で映像作品とどんな違いがありますか?
どちらも緊張するんですが、ちょっと種類が違うというか・・・。
“生”のステージの場合、自分たちのパフォーマンスを通してお客様も一緒に感動することができます。こんな風に一瞬で空間全体が歓喜するような体験って、映像作品ではなかなかできないと思うんですよね。そこに価値を感じます。見てくださった方にとっても一生忘れられないような、インパクトのあるエンターテイメントにしたいなと思います。
――やっぱり生のステージには、独特の緊張感があるんですね。
めちゃくちゃ緊張しますよ!
でも、きっと今回の舞台を通して2人から学べること、もらえるものがたくさんあると思っています。どんなギフトがもらえるのか、そして僕自身がアクションを起こしたときに何が生まれるのか・・・ステージに集中できるように、いまからしっかり準備しておきたいと思います。
そういえば、優君に教えてもらって勉強になったんですが、彼が『4Stars 2017』に出演していたとき、共演者のシエラ・ボーゲスさんから「本番は自分たちが積み上げてきたものを証明するのではなくて、シェアするだけ」と言われて救われたんですって。すごくいい言葉ですよね。僕もこのことを本番で思い出せたらいいなと思います。
ぜひ、世界最高峰のパフォーマンスをひと目見て、生の歌声に触れてほしいです。
――素敵なメッセージですね。最後に、読者へのメッセージをお願いします!
いま、シンシアさんは世界的に注目されていて、人気もどんどん高まっています。そんな中で、日本で世界最高峰のパフォーマンスが見られることは本当に貴重です。ぜひひと目見て、生の歌声に触れてほしいですし、共演する2人の男性にも注目してほしいです!
――贅沢な時間になりそうですね! とても楽しみです。
ありがとうございます!
緊張しすぎて頭が真っ白にならないようにがんばります(笑)
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おしゃれフレンチ・レストランのカジュアルディナー付き!新年の幕開けを豪華に飾って
1月16日(木)または17日(金)、まずは17時に大手町駅徒歩1分のフレンチ・レストラン「Lady Blue」へ。上質な音楽が流れるなか、スパークリングワインで乾杯したら、本公演のために特別に用意されたメインが選べるカジュアルディナーを満喫して。コンサートへの期待が高まる食事後は、電車または丸の内のイルミネーションを見ながら徒歩で東京国際フォーラム(ホールA)へ移動し、19時開演のコンサートをS席で鑑賞。大人気ミュージカルの名曲の数々を豪華スターのパワフルな歌声で楽しめ、スカッと感動するひとときを過ごせるはず。昼公演とカジュアルディナーというプランもあるから、音楽好きの彼や女友達を誘ってぜひ!
PROFILE
- 三浦春馬(みうら・はるま)
- 1990年生まれ。茨城県出身。2008年公開の映画「恋空」で第31回日本アカデミー賞新人俳優賞。2017年上演の舞台『キンキーブーツ』では高い歌唱力と表現力で注目を集めた。日本を代表する俳優の一人として、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍中。2020年3月には舞台「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~」の上演も予定されている。
『シンシア・エリヴォ ミュージカルコンサート featuring マシュー・モリソン&三浦春馬』
■概要
ブロードウェイやハリウッドで活躍するディーヴァ、シンシア・エリヴォの待望の来日公演! ゲストに迎えるのは、海外ドラマ『glee(グリー)』の出演をはじめ、世界的な人気を誇るマシュー・モリソンと、日本を代表する気鋭のミュージカル俳優として注目を集める三浦春馬。ミュージカルファンはもちろん、初めてミュージカルに触れる人も楽しめるプログラムが用意されている。2日間だけの奇跡の競演をお見逃しなく。
- スポット名
- 東京国際フォーラム ホールA
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3-5-1
- 交通アクセス
- JR「有楽町駅」出口より徒歩2分、東京メトロ日比谷線ほか 「日比谷駅」出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線「二重橋前駅」出口より徒歩5分、東京メトロ丸の内線ほか「銀座駅」出口より徒歩5分
- 音楽監督・編曲
- オーケストレーション:ジョセフ・ジュベール
- 出演
- シンシア・エリヴォ、マシュー・モリソン、三浦春馬
- 公演日程
- 2020年1月16日(木)19:00、17日(金)14:00/19:00
- 料金
- S席12000円、A席7000円(全席指定)
- ホームページ
- 公式サイト
PHOTO/AYA MORIMOTO、WRITING/MINORI KASAI