2020年3月より待望の日本初演！ミュージカル『アナスタシア』製作発表レポート

豪華キャスト陣による劇中曲披露からスタート！

会見に登場したのは、アーニャ役の葵わかなさんと木下晴香さん、ディミトリ役の海宝直人さん、相葉裕樹さん、内海啓貴さん、グレブ役の山本耕史さん、堂珍嘉邦さん、マリア皇太后役の麻実れいさんの8キャストと豪華な顔ぶれ。

まずはディミトリ役の海宝さん、相葉さん、内海さんがミュージカルのオープニングを飾る「My Petersburg」、アーニャ役の葵さん、木下さんが、アカデミー賞にもノミネートされた名曲「Journy to the Past」をそれぞれ歌唱披露。物語の壮大なスケールを感じさせる楽曲と、出演者達の美しい歌声に出席者もうっとり。

ブロードウェイのクリエイティブスタッフと作り上げる舞台の魅力とは

「日本初演の舞台に携われることがとても光栄です。私が演じるアーニャは、苦境に立たされながらも夢と希望を忘れず、たくさんの人の手を借りながらも旅に出るという力強い作品です。私自身もとても共感できるキャラクター。現代は働く女性も多いので、皆さんにも共感してもらえる部分があるのではないかと思います。日本のお客様に素敵なアナスタシアを見てもらえるようにがんばりたいです」と葵さん。

また、今回はブロードウェイのクリエイティブスタッフが来日してオーディションが行われたのだとか。
「オーディションのときから、クリエイティブスタッフの皆さんの熱い思いを感じていました。これから共演者の皆さんと一緒に物語を作っていくのが楽しみです。日本にはなかなかない壮大なスケールや、いろいろな楽曲、きらびやかな衣装も見どころです」と木下さんが意気込みを見せる。

海宝さんも「オーディションでは、スタッフの皆さんからこのシーンはこんなイメージで・・・と伝えられたり、既に一緒に役を作り上げていく感覚がありました。この方達と一緒に仕事ができたら、自分自身も役者として前進していけるんじゃないかなという想いがあったんです。だから受かったとわかったときは本当に嬉しかったですね。僕はドイツ公演を見たのですが、美しくてロマンチックなメロディー、映像、華やかなドレス・・・これを日本でできるんだと思ったらワクワクしました」
相葉さんも「クリエイティブスタッフの情熱に負けないよう、さらに熱いものをお届けできるようにがんばります！」

ロシア政府の命令を受けアーニャを追うグレブを演じる山本さんは「物語を盛り上げる上で、見てくださる方のアーニャを応援したい！　という気持ちを駆り立てるために必要な存在。グレブが登場することで舞台をいやな雰囲気にできたら、それはひとつの魅力ですよね。壮大できらびやかな舞台の中に、違う風を吹き込むような妖しげなグレブを演じられたら」と語った。

22年ぶりにミュージカルに参加するという麻実さんも「皆さんと一緒にこの舞台に立てることが本当に幸せです。わかなさんと晴香さんのいいおばあさんになりたいなと思っています」と笑顔を見せた。

ドレスもセットも演出も！ブロードウェイさながらの世界観を楽しんで

今回のミュージカルは、本場ブロードウェイと同じ演出、衣装、舞台セットなどが楽しめるのも魅力。会見の後半では、葵さんと木下さんが本番用のドレスに着替えて再び登場し、お互いに「素敵！」と褒めつつ、「このほかにも素敵なドレスがたくさん登場します！　キャスト全員の衣装にこだわりがあるので、楽しみにしていてください」

また、4歳より入場可能だから、お子様連れも歓迎とのこと。家族揃って観に行きたい。