悪魔の呪いで白鳥になったオデット姫は、王子を思い続ける純愛のプリンセス。少女・シンデレラは、継母と姉たちにいじめられる辛い日々から一変、王子に気にいられてプリンセスに。そして、14歳でフランス王室に嫁ぎ、贅沢三昧の日々から処刑されるその時まで王妃であるプライドを持ち続けたマリー・アントワネット。プリンセスを題材とした舞台はどれも華やかで美しくまさしく夢の世界! そこで、この秋おすすめの3つをご紹介。
ミュージカル『マリー・アントワネット』
舞台、音楽、衣装のすべてが華やか!愛人のフェルセン伯爵との美しい悲恋も見どころ
遠藤周作の小説「王妃マリー・アントワネット」を原作にしたミュージカル『マリー・アントワネット』が、新演出版として日本再上陸。王妃マリーと庶民の娘マルグリット・アルノー、対照的な2人の運命は、交錯しながらもフランス革命へと導かれていく・・・。『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の名作を生み出した制作陣と、Wキャストの花總まり・笹本玲奈などの日本を代表するミュージカルスター、そして豪華絢爛な舞台美術と衣装が作りだす、息をのむほどに美しく壮大な世界観は女子ならぜひ体感してほしい。
■ミュージカル『マリー・アントワネット』のあらすじ
国王ルイ16世が統治する18世紀フランス。マリー・アントワネットを筆頭に、貴族たちが贅沢三昧に遊び尽くす舞踏会へ、貧しい娘・マルグリット・アルノーが突然飛び込んでくることで物語が動き出す。民衆の悲惨な暮らしについて訴えるも貴族に嘲笑され、その憤りがフランス革命の原動力へと繋がっていく。一方、王妃マリーと愛人のフェルセン伯爵の美しい悲恋も見どころ。
マシュー・ボーンのバレエ『シンデレラ』
恋のお相手はパイロット⁉薄幸な少女が光を見つける、美しく刺激的なラブストーリー
2017年に英国を沸かした、天才マシュー・ボーンの傑作バレエ『シンデレラ』が日本初上陸。プロコフィエフの美しい音楽はそのままに、あの「シンデレラ」が第二次世界大戦下のロンドンを舞台にスリリングで刺激的なラブストーリーになった。継母たちにいじめられて暮らすシンデレラが王子様ではなく負傷したパイロットに恋をし、モーターバイクでダンスホールへと向かう・・・。「おとぎ話らしいロマンスの星屑で舞台をきらめかせながらも、ストーリーには涙をさそう重厚さを持たせた。」(ガーディアン紙)など海外メディアもこぞって絶賛。スリリングで刺激的、ラストでジーンと涙する憧れがいっぱい詰まった美しいラブ・ロマンスに誰もが夢中になるはず。
■マシュー・ボーンのバレエ『シンデレラ』のあらすじ
第二次世界大戦下のロンドン。地味で冴えないシンデレラは継母や姉妹・兄弟からいじめられながら暮らしている。ある日ケガを負ったパイロットと出会い、妄想の中で恋人となる。そんなシンデレラのそばにエンジェルが現れシンデレラをダンスパーティへ連れていく。そこで再会を果たしたシンデレラとパイロット。官能的で幸せな時間もつかの間、12時の鐘が響く中、空襲が2人を襲う。シンデレラが残した靴を手に、パイロットがシンデレラを探す旅がはじまる。
マリインスキー・バレエ『白鳥の湖』
一度は観てみたいバレエの代表作!美しい音楽と優美な舞い、そして王子への“愛”に胸がいっぱいに
230余年の歴史を誇り、バレエ史に多大な影響を残してきた“世界最高峰の殿堂”マリインスキー・バレエが3年ぶりに来日! 誰もが思い浮かべることのできる美しい音楽と白鳥たちの優美な舞いはチャイコフスキー×プティパによるもので、このバレエ団で生まれ磨き上げられた。いわば本家本元であり決定版とも言えるのが、こちらの『白鳥の湖』。マリインスキーのトップダンサーによる、“真実の愛”を描くロマンティックな舞台に酔いしれて。
■マリインスキー・バレエ『白鳥の湖』のあらすじ
成人したジークフリート王子は、母の女王から花嫁を決めるよう命じられる。戸惑いを覚えながら狩りに向かった湖で、悪魔の呪いによって白鳥に姿を変えられた美しきオデット姫に出会う。オデット姫に惹かれた王子は“永遠の愛”を約束し、明日の舞踏会に来るよう告げる。それによって悪魔の呪いも解けるのだ。しかし、悪魔ロットバルトの企てにより舞踏会に現れたのは黒鳥のオディール。迷いながらも王子はオディールに“永遠の愛”を誓ってしまう。 騙されたことを知った王子は悲嘆にくれるオデットに許しを乞い、悪魔に決闘を挑む。
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WRITING/MAKIKO FUNASAKA(OZmall)