ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』続編が完成! 前作は、ママのドナに内緒で3人のパパ候補をソフィが自分の結婚式に呼んだことではじまる物語だったが、今作は、その3人の青年と恋に落ちて妊娠、シングルマザーという選択をした若きドナの物語。そして成長したソフィも“母”になる日が近くなっていた・・・。大人の階段を上がるたびママの思いがまたひとつ理解できて感謝と愛情が深まっていく。ぜひとも女同士で観たい作品。
全編がABBAのヒットソングだからYou can dance♪今回も「ダンシング・クイーン」は最高の場面で
世界各地でロングラン上演されているミュージカル『マンマ・ミーア』は99年にロンドンで幕を開けた。毎回カーテンコールでは観客が総立ちで踊るこのミュージカル、人気の理由は「オトナ女子たちがキラキラはじけて歌い踊る」ハッピーミュージカルであること。そして、書き下ろしの音楽ではなく、70年代に不動の人気だった男女4人グループABBA(アバ)の楽曲だけで構成されていること。
2008年にトム・ハンクス夫妻が製作総指揮、メリル・ストリープ&アマンダ・セイフライドが母娘役で映画化、大ヒットを記録した。今回の続編でも全18曲のABBAの曲が物語を彩り、カーテンコールならぬエンドロールの最後の1秒まで見逃せない楽しさ!
アマンダ・セイフライド、若きドナにリリー・ジェームズ。そして、やっぱりメリル・ストリープが半端ない!
美しい大人の女性に成長したソフィ役はもちろんアマンダ・セイフライド。映画『レ・ミゼラブル』の4年前、前作の『マンマ・ミーア!』に出演してブレイクしたアマンダも現在32歳、一児の母に(劇中でのパートナー、スカイ役のドミニク・クーパーとは前作の共演が縁で交際するも破局。夫は俳優のトーマス・サドスキー)。
今作のもう1人のヒロインは若いころのドナを演じる英国出身の29歳、リリー・ジェームズ。歌唱力と明るさ、強さを兼ね備えたリリーはとても魅力的。なんといっても、ドナ役のメリル・ストリープの存在感が半端ない。娘をありったけの愛情で包む母親像はこの映画のテーマの大きな柱となっている。
別れてからもドナを愛した元彼たち。ソフィは今作でも無事3人のパパに会えるのか!?
古くてあちこち壊れていたドナのホテルのリニューアルが完成し、そのオープニングパーティ当日が迫る。ソフィの3人のパパのうち出席予定は建築家のサムだけ。銀行家のハリーは東京出張、船乗り&作家のビルはスウェーデンで授賞式のため欠席らしいが・・・。
パパ役にはピアース・ブロスナン(サム)、コリン・ファース(ハリー)、ステラン・スカルスガルド(ビル)が前作に引き続きコミカルな演技を見せてくれる。彼らの若いころを演じる俳優たちも特徴をつかんでいてそのシンクロ感がまた楽しい。そして招待していないドナのママ役をグラミー賞ホルダーのシェールが強烈なインパクトで演じている。
スペシャルゲストも登場。公開前の映画が観られる「トレンド体験」に100名様ご招待
あの最高にハッピーな大ヒットミュージカル映画が帰ってくる!そこで『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』の映画公開に先駆けて8月13日(月)に行われるプレミア試写会に、OZmall読者をご招待するトレンド体験を開催します。当日まで秘密にされたスペシャルゲストのトークを直接聞き、そのあとに映画を観る。特別なひとときに刺激を受けるはず。
映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』
【あらすじ】
舞台はエーゲ海に浮かぶ魔法のようなギリシャのカロカイリ島。母ドナの夢だったホテルを、ついに完成させたソフィは、オープニングパーティを開く。すると、その最中にソフィの妊娠が発覚! だが、愛するスカイとは、将来を巡って気持ちが行き違い、かつてない危機を迎えていた。ソフィは思わず、若き日の母と自分を重ねる・・・ママは私を身ごもったとき、どんな気持ちだった? 3人のパパたちとはどうやって出会って、なぜ別れたの? 時は1979年、大学を卒業したドナは、広い世界へと羽ばたく。まずはパリに降り立ったドナは、若き日のハリーと出会うが、それは一生分のドラマティックな恋の始まりに過ぎなかった・・・。
- 監督・脚本
- オル・パーカー
- 原案
- キャサリン・ジョンソン、リチャード・カーティス、オル・パーカー
- 出演
- アマンダ・セイフライド、リリー・ジェームズ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ジュリー・ウォルターズ、クリスティーン・バランスキー、ドミニク・クーパー、アンディ・ガルシア、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、ジェレミー・アーヴァイン/シェール/メリル・ストリープ
- 配給
- 東宝東和
- 上映時間
- 1時間54分
- 公開
- 8月24日より全国ロードショー
- ホームページ
- 映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』公式HP
©Universal Pictures
WRITING/YUKO YASUDA