約90年分のディズニー原画が一堂に展示される初のアート展が開催
私たちの大好きなディズニー・アニメーションの数々。その始まりとなったミッキーマウスの誕生作から最新作「モアナと伝説の海」まで、約90年分のオリジナル原画が一堂に展示される展覧会が、この春開催される。ディズニー好きには見逃せない、貴重なチャンスとなりそう。
更新日:2017/01/10
日本初公開の原画など450点以上!初期作品から最新作まで揃う初の試み
2017年4月8日(土)から9月24日(日)まで、江東区の日本科学未来館では、「ディズニー・アート展《いのちを吹き込む魔法》」を開催。
スケッチ、アニメーション原画をはじめ、キャラクターの性格やルックスを決めるためのコンセプト・アートなど、厳選された450点以上がずらり。さらに、そのほとんどが日本初公開なのだそう。
内容は、約90年に渡って時代の最先端を取り入れてきたディズニー・アニメーションの「いのちを吹き込む魔法」を解き明かすもの。初期の作品から最新作までが一堂に展示されるのは、今回が初の試みとか。
1928年公開の、ミッキーマウスのデビュー作となる貴重な原画も初登場
見どころのひとつは、映画がサイレント(無声映画)から映像と音がシンクロしたトーキーへと移り変わる時代の中で、新しい技術をフル活用して公開された世界初のトーキー・アニメーション「蒸気船ウィリー」(1928年)。
ミッキーマウスの公式デビュー作となるこの作品の、貴重な原画も初登場。この時のミッキーの声はウォルト本人が担当したというから、まさに彼の分身のようなものかも。
実は、その前に作られていた真のデビュー作もあり、今回は初めて両作品が同時公開されるという。
90年前に描かれたとは思えないほど、鮮やかな鉛筆画のタッチは必見。ここからディズニー・アニメーションのすべてが始まったと思うと、まさに感動モノ。
時代とともに取り入れてきた最新技術と豊かな想像力の秘密に迫る
ディズニーの長編アニメーションは、ディズニー・スタジオの革新的な技術によって生み出されてきたものばかり。
トーキーというサウンド技術をはじめ、テクニカラーという色彩の技術を初めてアニメーションに取り入れた「白雪姫」(1937年)、そして複数のセル画を一度に撮影して画面に奥行きを与えるマルチプレーン・カメラを使った「ピノキオ」(1940年)など。
さらに、デジタル技術を初めて取り入れた「リトル・マーメイド」(1989年)以降、進化してゆくCG表現は、今やディズニー・アニメーションに欠かせない。
今回は、2017年3月10日(金)に公開が予定されている最新作「モアナと伝説の海」についても、そのコンセプト・アートなどが展示されるから、映画を見てから展覧会に行くのもいいかも。
1枚の絵に「いのちを吹き込む魔法」を、ディズニー・アニメーションの歴史とともに楽しんで。
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企画展「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」
東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
アクセス:新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」より徒歩5分、「テレコムセンター駅」より徒歩4分、東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」より徒歩15分
※臨海副都心内を無料で巡回しているバス「東京ベイシャトル」あり(11:35~19:15の間、20分間隔で運行)
会期:2017年4月8日(土)~9月24日(日)
休館日:火曜日(ただし、7/25、8/1、8/8、8/15、8/22、8/29は開館)
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
入館料:大人(19歳以上)1800円、前売券1600円、「早割ペアチケット(2月7日まで)」2800円、「限定カプセルトイ付チケット」2100円、「限定マスキングテープ付チケット」2200円、「限定ランチトート付チケット」3000円
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)
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