イイトコドリップ Vol.38 群馬県・高崎市 パン&パスタトリップ
更新日:2017/05/30
【イイトコドリップ Vol.38】 高崎ってこんなところ
粉もの食文化が根付く、パンとパスタの街
おいしいを求めて、いつもよりちょっと遠出。都心から気軽に行ける高崎で日帰りグルメ旅はいかが? 高崎というと真っ先に「だるま」が思い浮かぶけれど、実は小麦の栽培が盛んで、古くから粉もの食文化が根付く町。特にパンとパスタの店が多く、地元の人それぞれにお気に入りがあるほど。町のローカルフードといえるパンとパスタで満腹になる休日を。
まだある! 群馬県・高崎市のあれこれ
高崎の「縁起だるま」発祥の地・達磨寺
1680年、霊木で彫った達磨大師の座禅像をお堂に祀ったことが起源と伝わる「少林山 達磨寺」。高崎で張り子だるまが作られるようになったのは、220年ほど前のこと。この寺の9代目の和尚が飢饉で苦しむ農民の助けになればと、張り子だるまの作り方を伝授。正月の伝統行事・七草大祭(現在の少林山 七草大祭 だるま市)で縁起物として売り出すと評判になり、高崎の名物として発展したのだとか。
山あいの果樹園「山木農園」と「Albero.」
梨やプラムなどを生産する山木農園。8~10月頃まで梨の収穫体験が可能。栽培は園主・山木久利さん、ジェラートやお菓子作りは妻・恵美さんが担当する。さらに、高崎のおいしい魅力を伝えたいとふたつのショップを併設。「Albero.」では自家栽培の果実や野菜をはじめ、地元の旬の素材などで手作りするジェラートを。
山木農園内のギフトショップ「Regalo×Regale」
2016年12月にオープンした「Regalo×Regale」では自家栽培の梨とプラムで作ったソーダ各300円をはじめ、かわいいパッケージのアイテムがずらり。店内ではハーブティや卵やバターを使わないメープルナッツマフィン260円をいただきながら、のんびり過ごすのもいい。
群馬県・高崎市 パン&パスタトリップ
人々が集う。祈りと小麦の出会いの場
「特別な日だけでなく普段から人々が集える場に」と、創建840余年の神社が2015年から10年計画のリニューアルプロジェクトをスタート。意外なほどしっくりくる神社とパンの組み合わせを楽しみに。
日本のイイトコドリップ
東京女子のココロが動く、まだ知らない日本のイイトコを抽出して届ける連載「イイトコドリップ」は、毎月1つの旅先をお届け。ぜひチェックして、次の旅のきっかけを見つけて!
WRITING/MIE NAKAMURA PHOTO/AYA MORIMOTO