イイトコドリップ Vol.38 群馬県・高崎 パン&パスタトリップ
更新日:2017/05/09
【イイトコドリップ Vol.38】 高崎ってこんなところ
粉もの食文化が根付く、パンとパスタの町
おいしいを求めて、いつもよりちょっと遠出。都心から気軽に行ける高崎で日帰りグルメ旅はいかが? 高崎というと真っ先に「だるま」が思い浮かぶけれど、実は小麦の栽培が盛んで、古くから粉もの食文化が根付く町。特にパンとパスタの店が多く、地元の人それぞれにお気に入りがあるほど。町のローカルフードといえるパンとパスタで満腹になる休日を。
小麦の物語に触れる旅へ
人々が集う。祈りと小麦の出会いの場
「特別な日だけでなく普段から人々が集える場に」と、創建840余年の神社が2015年から10年計画のリニューアルプロジェクトをスタート。境内の建物の改装、お守りなどのデザイン一新に加え、敷地内にはパン店が誕生。
東京で30年以上、国産小麦と天然酵母でパンを作り続けてきた伊藤幹雄さん・けい子さんが手がける。パンに使うのは群馬県産小麦、ホシノ天然酵母、水、そしてほんの少しの塩。誰もが安心して食べられるパンは素朴なおいしさで、どこか懐かしい味わい。意外なほどしっくりくる神社とパンの組み合わせを楽しみに。
赤い鳥居をくぐって石段を上がると境内へ。神聖な雰囲気に背すじが伸びる。
江戸時代に再建された本殿は市の重要文化財に指定。
高崎名物のだるまにちなんだ、だるまみくじ500円も愛らしいデザイン。
モダンな空間に改装された授与所は、まるでセレクトショップのような趣。
子授けと安産にご利益がある二股大根を絵付けした犬張り子(小)800円(大)1500円は飾っておきたくなるかわいらしさ!
群馬県・高崎市 パン&パスタトリップ
日本のイイトコドリップ
東京女子のココロが動く、まだ知らない日本のイイトコを抽出して届ける連載「イイトコドリップ」は、毎月1つの旅先をお届け。
ぜひチェックして、次の旅のきっかけを見つけて!
WRITING/MIE NAKAMURA PHOTO/AYA MORIMOTO