PR/大糸線ゆう浪漫委員会
北アルプス山麓に広がる秋の絶景に会いに。ローカル線・大糸線の秋旅案内
ローカル線に乗ってのんびりゴトゴト、出会ったことのない絶景や文化を楽しむワクワクの秋旅はいかが? 今回紹介するのは長野県・松本駅から新潟県・糸魚川駅を結ぶ“大糸線”の電車旅。豊科、穂高の安曇野エリアに、黒部ダムの信濃大町、白馬など観光スポットが盛りだくさんで、北アルプスの壮大な景色に、紅葉の名所も狙い目。途中下車して楽しみたい、秋におすすめの立ち寄りスポットをご案内。
更新日:2024/09/11
【安曇野エリア】北アルプスのパワースポットで大迫力の御船祭りを体験
安曇野エリアを訪れたらぜひとも立ち寄りたいのが、北アルプスの主峰・奥穂高岳の頂上に嶺宮が祀られる穂高神社。日本アルプスの総鎮守とされるパワースポットでありながら、本殿のある境内へは穂高駅から徒歩3分と参拝しやすい。荘厳な空気に包まれた境内で心を整えよう。
タイミングが合えば、穂高神社で毎年9月27日に行われる例大祭「御船祭り」を目当てに。船を模した高さ6mほどの大きな山車が町内を曳き回ったのちに穂高神社に集まり、お囃子の奏者たちが乗ったまま船同士を豪快にぶつけ合うクライマックスは手に汗握る迫力。安曇野の祖先が海神とされる理由がわかる、大興奮の光景を目に焼き付けて。
■御船祭り
TEL.0263-82-2003
開催日時/宵祭9/26 20:00、本祭9/27 15:00
開催場所/穗高神社(長野県安曇野市穂高6079)
御船祭りの詳細はこちら
【池田・松川エリア】安曇野ちひろ公園と七色大カエデでダイナミックな信州の秋を満喫
世界初の絵本美術館「安曇野ちひろ美術館」。その周囲に広がる53500㎡の「安曇野ちひろ公園」もおすすめのスポットで、北アルプスの山々を眺めながら、いわさきちひろさんが愛したのどかで雄大な安曇野の自然を体感できる。その一角にはちひろ美術館館長の黒柳徹子さん著『窓ぎわのトットちゃん』の世界をイメージしたトットちゃん広場が作られ、物語に登場するかわいい電車の教室も再現。
池田町・大峰高原にある「七色大カエデ」は、樹齢250年を超えた奇跡の大樹。1本で7色に変化することから名付けられ、緑やオレンジ、赤に黄色と鮮やかな色彩に染まる。紅葉の見頃は例年10月中旬〜11月上旬ごろ。生命力にあふれた大きく美しいカエデを実際に眺めてみて。
【白馬・栂池エリア】フォトジェニックな風景に出会える大出公園と栂池自然園
大糸線沿線で立ち寄りたいスポットはほかにもたくさん。神々しい白馬三山を背景に、清流姫川と大出吊橋、茅葺き屋根の民家を望む「大出公園」は白馬村で有名なビュースポット。例年10月中旬~下旬に紅葉が見頃を迎えると、まさに絵画のような心洗われる景色に出会える。
「栂池自然園」は標高約1900mに位置する日本有数の高層湿原。遊歩道が作られ、高山植物が黄金色に染まる草紅葉、白馬三山を背景に彩られる山の紅葉に癒されながらのんびり散策を。時期によっては白馬三山の雪化粧・鮮やかな紅葉・裾野の緑の三段紅葉が楽しめる。信濃大町から小谷村に連なる北アルプスの秋を堪能しよう。
WRITING/EMIKO OKAZAKI