湘南・江の島 1泊2日大人のためのニュースタンダード旅/神奈川県藤沢市

湘南・江の島 1泊2日大人のためのニュースタンダード旅/神奈川県藤沢市

東京から電車や車で1時間程度のリゾート地、湘南・江の島。大人になった今だからこそ、時間とお財布を贅沢に使って、ゆったり訪ねてみたい。1人で自由にのんびりでも、気心知れた友人、あるいは家族と。昔懐かしいあの頃訪れた思い出の地をたどりつつ、新しく誕生した話題のスポットも、両方を欲張りに巡るニュースタンダードな旅へ出かけませんか

更新日:2024/03/21

1日目モデルコース

【11:00】

緑の江の島と青い海を満喫できる絶景クルージング

片瀬江ノ島駅を降りたら江の島まで歩くこと約10分。江の島を結ぶ「江の島弁天橋」のたもとから江の島西端「稚児ヶ淵」をつなぐ遊覧船に乗船。駅から徒歩だと40分はかかる島の西側へは船ならわずか10分。江の島の深い緑や屏風のように連なる岸壁、さらに天気がいい日は富士山も見える、まさに絶景クルーズ! 船の運行スケジュールは天候により当日決定されるので朝10時半頃になったらWebサイトで確認しよう。

べんてん丸

TEL.0466-22-4141(藤沢市観光センター)
神奈川県藤沢市片瀬海岸 
営業時間/不定※毎日10:30頃Webサイトにて運行状況を更新 
料金/大人400 円(中学生以上) 
定休日/不定休

【11:20】

神秘的な光が照らす、自然が作りあげた洞窟へ

打ち寄せる波によって作られた自然の洞窟。古くから信仰の対象となっていて、弘法大師や源頼朝も訪れたと言われている。洞窟内は、ろうそくの灯りで巡る第一岩屋、奥に龍神像が配置してある第二岩屋からなっており、どちらの岩屋も神秘的な雰囲気。江の島の歴史をたどれるパネルや、洞窟内に残された石仏像なども見どころ。

江の島岩屋

えのしまいわや
TEL.0466-22-4141(藤沢市観光センター)
住所/神奈川県藤沢市江の島2 
営業時間/9:00~季節により異なる 
料金/大人500 円(中学生以上) 
定休日/無休

【12:00】

岩屋の真上に位置する、今話題のパワースポット

かつて江島神社の本宮があった場所の真上に位置する神社。龍宮大神を祀っており、近年はパワースポットとして注目されている。神社の入口には龍珠を咥えた龍宮大神が鎮座し、その厳かな迫力に圧倒される。また、江の島から鎌倉にかけては、五つの頭を持つ「五頭龍」が棲んでいたという伝説もあり、遠方からの参拝客も多い。

江島神社 龍宮

えのしまじんじゃ わだつみのみや
TEL.0466-22-4020(江島神社社務所)  
住所/神奈川県藤沢市江の島2-6
営業時間/8:30~17:00
定休日/無休

【12:30】

全席オーシャンビューの食堂で海の幸三昧

江の島の山頂部にある、創業150 年を超える老舗食堂。潮風が吹き抜けるテラス席からは、晴天時には富士山はもちろん、箱根の山々や大島も一望できる。その日水揚げされた魚介類を使った定食のほか、明治時代から続くサザエを使った看板メニュー・江の島丼1000円や、年間を通して楽しめるかき氷400円も人気。

魚見亭

うおみてい 
TEL.0466-22-4456
住所/神奈川県藤沢市江の島2-5-7
営業時間/10:00~日没後30分※季節により変動あり
定休日/無休

【15:30】

鎌倉時代から続く旅館· 岩本楼にチェックイン

鎌倉時代から宿坊として栄えた江の島を代表する老舗旅館。国登録有形文化財にも指定されている岩本楼ローマ風呂は、美しいステンドグラスやタイル、ドーム天井を擁する、優雅な空間。もうひとつの大浴場である弁天洞窟風呂と男女入替時間制で楽しめる。客室は美しい湘南の海を見晴らせる。

岩本楼

いわもとろう 
TEL.0466-26-4121
住所/神奈川県藤沢市江の島2-2-7 
定休日/無休

【17:00】

テラス席で夕焼けを楽しみながらアペリティフを

境川沿いにある、アメリカ西海岸をイメージしたダイニング。やわらかな潮風を感じながら、ブリトーやタコライスをつまみに、ディナー前にビールを軽く1 杯。江の島を眺められるテラス席は、休日や夏には大人気の場所。平日に訪れて、夕焼けを目に焼き付けながら、かけがえのない時間をゆったりと過ごしてみよう。

DIEGO BY THE RIVER

ディエゴ・バイ・ザ・リバー 
TEL.0466-63-7711 
住所/神奈川県藤沢市片瀬海岸1-13-8
営業時間/11:00~14:30(L0) 16:00~20:30(L0) 土・日・祝10:00~14:30(L0) 16:00~20:30(L0) 
定休日/火・第2水

【18:00】

旅館・岩本楼へ戻って会席料理を味わい尽くす

写真は、エビの磯辺焼きをメインに迎えた夕食の一例。新鮮なお造りや天ぷら、サザエなど魚介を中心とした美皿がずらりと登場。

【20:30】

湘南,江の島,オズモール,OZmall,高橋マート

もうちょっと飲みたい気分のときは、藤沢駅周辺の人気酒場へ 

藤沢駅近くのビル2 階にある日本酒が充実するダイニング。開放感あふれる店内には、小上がりから、ヴィンテージ家具のテーブル席、カウンター席まで、さまざまな席が用意されており、連日地元客を中心ににぎわう。食材の風味を活かしたつまみと30 種近く揃えた日本酒を合わせて楽しみたい。支払いはキャッシュレスのみ。

高橋マート

たかはしマート 
TEL.0466-54-7577 
住所/神奈川県藤沢市鵠沼石上1-4-2 D2 ビル2F
営業時間/17:00~24:00 
定休日/日

2日目モデルコース

【9:00】

チェックアウト後は人気のお店で朝ごはん

相模湾の地魚のほか、玄界灘や能登沖から仕入れる新鮮な魚介類を使った料理を味わえるオーシャンビューの和食店。醤油の代わりに、煮詰めた金目鯛の煮汁と、目の前で削られる半生鰹節をかけていただく卵かけご飯は、ふくよかな味わいが絶品。福岡県糸島産の卵は、黄身を箸でつまめるほど弾力があり、濃厚さが際立つ。

江ノ島小屋

えのしまこや 
TEL.0466-29-5875 
住所/神奈川県藤沢市片瀬海岸2-20-12
営業時間/8:00~20:00(19:00LO) 
定休日/不定休

【10:00】

湘南,江の島,オズモール,OZmall,片瀬西浜海岸

食後のお散歩は片瀬海岸西浜をそぞろ歩き。江の島と海を愛でる

江の島は外から眺めるのもまた楽しい。江の島弁天橋を渡って、片瀬海岸西浜をのんびりお散歩。片瀬漁港そばの300m ほどある堤防「西プロムナード」は、写真映えもする散歩道。白い灯台をめざして歩いてみよう。さらに、もう一足延ばして「新江ノ島水族館」へ立ち寄るのもおすすめ。

【10:30】

老舗ボウリング場でプレイ! 青春時代を追憶

昭和42 年開業、地元の人々に愛されるボウリング場。最新コンピュータが導入されており、子供からプロボウラーまで2フロア30 レーンを使って楽しく、ときには真剣にプレイできる。ダイニングカフェ「CIZA」も併設されており、プレイの前後に小腹を満たしながら一息つけるのも嬉しい。

江の島ボウリングセンター

えのしまボウリングセンター 
TEL.0466-23-6114
住所/神奈川県藤沢市片瀬海岸2-15-22
営業時間/8:00~23:00 火・木・日9:30~23:00 
定休日/無休

【12:30】

人気イタリアンのランチコースで旅はフィナーレ

藤沢駅南口至近にひっそりと佇むモダンイタリアン。アロマフレスカなど数々の名店で腕を磨いたシェフが、その日いちばんよい、新鮮な食材からメニューを考案し、コース仕立てで提供する。人気の平日ランチ限定のパスタコース3500円は大満足のボリューム。前菜盛り合わせ、2種から選べるパスタ、ドルチェ、そしてドリンク付き。

Ristorante Ecru

リストランテ エクリュ 
TEL.0466-24-0003  
住所/神奈川県藤沢市鵠沼橘1-3-16サンプラザ鵠沼橘B1・1F
営業時間/11:30~15:00(13:00LO) 18:00~22:00(20:00LO) 
定休日/水

藤沢のおいしいおみやげも要チェック!

浜野水産の「釜揚げしらす」

漁から水揚げ、加工・販売までを一貫して行う、江の島で代々続く網元が手がける鮮度抜群のしらす。300g 1080円

浜野水産

はまのすいさん 
TEL.0466-22-5931 
住所/神奈川県藤沢市片瀬海岸1-1-5
営業時間/9:00~17:00※1/1~3/10は~16:00 
定休日/無休

湘南,江の島,オズモール,OZmall,MELLOWBAKE

MELLOW BAKEの「マフィン」

境川沿いの焼き菓子専門店による、ブルーベリーやカボチャなどの季節のマフィン各430円。クッキーやスコーンも絶品

MELLOW BAKE

メロウベイク 
TEL.非公開 
住所/神奈川県藤沢市片瀬4-11-27 
営業時間/10:00~17:30 
定休日/木

湘南,江の島,オズモール,OZmall,海産物丸だい

海産物丸だいの「鵠沼魚醤」

片瀬漁港で水揚げされたカタクチイワシと天然塩だけを原料に、1年間じっくり発酵・熟成させた、魚醤864円

海産物丸だい

かいさんぶつまるだい 
TEL.0466-26-4701 
住所/神奈川県藤沢市江の島2-1-7  
営業時間/11:00~19:00 
定休日/水

INFORMATION■東京からのアクセス■

都内から1時間強で行ける江の島への電車旅は、いろいろな路線を楽しめるのも魅力。特急ロマンスカーなら乗り換えなしでたどり着けるし、藤沢から江ノ電を利用すればゆったりしたローカル電車の旅を、大船から湘南モノレールに乗れば、日本では珍しい懸垂式モノレールのスリリングなスピード感を楽しめる。このほか土・日・祝限定で北千住より片瀬江ノ島まで、メトロえのしま号も運行中。このように、さまざまなアクセス手段があるから、気軽な近場の旅先として江の島はうってつけ。

PHOTO/HIROSHI KIYONAGA、MANABU SANO TEXT/MOYO URASHIMA

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※記事は2024年3月21日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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