PR/萩市
萩焼と珈琲と~心満ちる時間を持ち帰る旅_山口県・萩市
日本を代表する焼き物のひとつ、萩焼。その産地・山口県萩市を訪れて、萩焼でコーヒーを味わい、好みの器を見つけて愛用品に。いつものコーヒー時間がもっと満たされる旅に出かけてみたい
更新日:2024/01/30
城下町・萩をのんびりと巡りながら
コーヒーとともに萩焼の魅力を知る
今から400年以上前、現在の山口県萩市にて、茶の湯で用いられる陶器として生まれた萩焼。質の高い茶陶は世界にその名を馳せていますが、近年は若い世代の作り手が増え、バリエーションが多彩に。マグカップなど普段使いできる暮らしの器も多く生み出されています。
萩焼の特徴は土の温もりが伝わる素朴でやわらかな質感。萩焼でコーヒーが飲める「晦事」と「長屋門珈琲 カフェ・ティカル」を訪れると、その萩焼らしさが実感できます。手なじみのよさや、飲み口のいいフィット感にコーヒーのおいしさが加わり、心が満たされていくよう。
さらに、豆の焙煎度合いなどに合わせて形の異なる器を使い分け。そうした器選びに、町に根付く萩焼の文化を感じます。
SAMPO◆萩焼の器でコーヒーを味わい、お気に入りの器を見つける萩さんぽ
ギャラリー&カフェ/晦事
古民家空間で萩焼を愛でて使って買う楽しみ
「萩らしさを発信できる店に」との思いから、大半のメニューに萩焼の新たな時代を牽引してきた「大屋窯」の器を使用。ハンドドリップで淹れるホットコーヒーは、特別に面取りを施してもらったモダンなカップ&ソーサーで。一方、カフェオレはぽってりとしたカップで提供。ギャラリーでは大屋窯の器を販売しているので、使い心地のよさを実感すれば、きっと即買いです。
カフェ/長屋門珈琲カフェ・ティカル
器選びのヒントにもなる自家焙煎コーヒーの専門店
世界中から厳選した豆をそれぞれの特性に合わせて焙煎。スペシャリティコーヒーやうまみ豊かな萩の味ブレンドなど、常時20種以上のコーヒーを揃えます。そのおいしさを引き立てるのが、陶芸家・金子司さんらによる萩焼の器。浅煎りは薄手で口が広め、深煎りは厚手の寸胴形など、豆の焙煎度合いで変わる器のセレクトは、好みのコーヒーと相性のいい器探しの参考に。
長屋門珈琲カフェ・ティカル
ながやもんこーひーカフェ・ティカル
TEL.0838-26-2933
住所/山口県萩市土原298-1
営業時間/9:30~19:00 日・祝~ 18:00
月定休
窯元&ショップ/陶華山窯
伝統を守りつつ日常の器も多彩に展開
1973年に松尾藻風さんが開窯。萩焼の伝統を大切にしながら、独自の作品を生み出してきました。そのスタイルは娘の優子さんにも受け継がれ、父の出身地・有田で修業した経験を活かし、絵付けの萩焼や磁器作品も展開。藻風さん考案の釉薬・萩むらさきのカップ、デザート皿として使えるプレートとカップのセット品など、コーヒー時間を楽しくする器も豊富です。
PHOTO/MASAHIRO SHIMAZAKI WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)