時を忘れてのんびり。新しい体験と非日常の景色が待つ沖縄離島さんぽへ
沖縄本島を遊び尽くしたら、次に出かけたいのはその周囲に点在するたくさんの離島。今回紹介するのはおなじみの島ではなく、初めてその名を聞くかもしれない15の離島のこと。独自の風習や文化、手つかずの自然が広がり、その圧倒的なパワーに魅了される。宝箱のような島々に出かけよう。
更新日:2023/10/17
楽しみ方は島の数だけ。心揺さぶる景色や文化に出会える最高の島旅を
沖縄本島の周囲には160もの島々が点在し、そのうち48が有人島。今回は、その中から沖縄本島から船でアクセスできる15の離島をご紹介。本島から高速船で約15分で気軽に行ける島もあり、その魅力や楽しみ方を知るほどに惹かれていくはず。
沖縄離島の観光情報サイト「沖縄しまさんぽ」ではそんな島々の魅力を丁寧にすくい取った、緩やかな島時間が流れる記事を発信中。マップで一目瞭然な離島の位置をはじめ、美しすぎる色彩が広がる絶景スポットや島で楽しみたいアクティビティ、貴重な生き物たちなど、見どころ満載! 沖縄離島旅の参考にしてみて。
沖縄本島から船でアクセス!個性豊かな15の離島たち
~沖縄北部に位置する5島~
■伊平屋島(いへやじま)
沖縄最北端の島。沖縄有数の透明度を誇る海と、美しい夜空も魅力。特産米や沖縄の高級魚・ミーバイなどの島グルメも目当てに。
沖縄本島からのアクセス/運天港より前泊港までフェリーで約1時間20分
>>伊平屋島
■野甫島(のほじま)
沖縄最大級のテーブルサンゴが群生し、ダイビングスポットとしても人気。名産品はまろやかな野甫の塩。
沖縄本島からのアクセス/運天港より前泊港までフェリーで約1時間20分、伊平屋島より車で約15分
>>野甫島
■伊是名島(いぜなじま)
農民から琉球国王にのぼりつめた尚円王の生誕地であり、史跡巡りも楽しい。日本の渚百選に選ばれる二見ヶ浦海岸は息をのむ美しさ。
沖縄本島からのアクセス/運天港より仲田港までフェリーで約55分
>>伊是名島
■伊江島(いえじま)
ユリやハイビスカスが咲き誇るフラワーアイランド。落花生やさとうきび、ブランド牛の伊江牛など、豊かな食も楽しめる。
沖縄本島からのアクセス/本部港より伊江港までフェリーで約30分
>>伊江島
■水納島(みんなじま)
沖縄本島から船で約15分のリゾートアイランド。透明度抜群の海でサンゴと魚を堪能するボートシュノーケリングがおすすめ。
沖縄本島からのアクセス/渡久地港より水納港までフェリーで約15分
>>水納島
~沖縄本島の西側に位置する6島~
■座間味島(ざまみじま)
国立公園に指定される慶良間諸島にあり、ケラマブルーと賞賛される海は世界的に有名。冬はホエールウォッチングが楽しめる。
沖縄本島からのアクセス/泊港より座間味港まで高速船で約50分~1時間10分
>>座間味島
■阿嘉島(あかじま)
絶景の海ではウミガメが泳ぐ姿、陸では国の天然記念物・ケラマジカに出会えることも。レンタサイクルでのんびり島巡りを。
沖縄本島からのアクセス/泊港より阿嘉港まで高速船で約50分
>>阿嘉島
■慶留間島(げるまじま)
昔のままの沖縄の景色が残る小さな島。外地(ふかじ)島とつながる慶留間橋は、海沿いの校舎も映える夕陽の絶景スポット。
沖縄本島からのアクセス/泊港より阿嘉港まで高速船で約50分、阿嘉島よりレンタサイクルで約15分
>>慶留間島
■渡嘉敷島(とかしきじま)
慶良間諸島で最大の島。ダイビングの聖地であり、緑豊かな山々でトレッキングやネイチャーウォーキングも楽しめる。
沖縄本島からのアクセス/泊港より渡嘉敷港まで高速船で約35分
>>渡嘉敷島
■粟国島(あぐにじま)
火山活動でできた島であり、断崖絶壁の岬などダイナミックな景観が広がる。また野鳥の楽園や、美しい星空の観測地としても人気。
沖縄本島からのアクセス/泊港より粟国港まで約2時間10分
>>粟国島
■渡名喜島(となきじま)
集落全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。赤瓦の家屋やフクギの屋敷林と石垣など、古き良き沖縄の原風景に出会える。
沖縄本島からのアクセス/泊港より渡名喜港まで約1時間45分
>>渡名喜島
WRITING/EMIKO OKAZAKI