東京女子部が体験!手仕事が息づく北陸・山代温泉の旅へ

長い歴史とともに紡がれてきた伝統工芸が、今も色濃く残る北陸地方の石川県。加賀温泉郷の山代温泉では情緒豊かに、金沢では町歩きを楽しみながら、受け継がれる手仕事に触れる旅をしよう。「界 加賀」で手仕事体験をした東京女子部レポーターのおすすめポイントもご紹介。

更新日:2023/09/26

左上/紅殻格子の歴史的建築物に調和する前庭がゲストを迎える 右上/全48室からなる客室・ご当地部屋「加賀伝統工芸の間」には、九谷焼の茶器セットや山中漆器の壁掛けも 左下/加賀友禅の友禅流しをイメージしたカラフルなタイルが敷き詰められた中庭 右下/宿の目の前に立つ公衆浴場「古総湯」で、美人の湯と呼ばれるとろりとした泉質の山代温泉を楽しむのもおすすめ

温泉旅館で感じ楽しむ手仕事の伝統と文化

加賀百万石の伝統が根付く山代温泉。「界 加賀」は、そんな温泉地の老舗旅館を受け継ぐ宿。国の登録有形文化財でもある紅殻格子の伝統建築棟、加賀水引や加賀友禅などモダンでいて伝統的な手仕事がちりばめられた客室、九谷焼のアートパネルをあしらった浴場・・・と、新旧さまざまな加賀の手仕事に出会える。

左上/「金継ぎ工房」では、天然漆を使用する難易度の高い技術を習得したスタッフに金継ぎのことをいろいろ教えてもらおう 右上/活蟹のしめ縄蒸しを中心に、ひとり1.5杯の蟹を味わえる冬の特別会席・活ずわい蟹会席は11/7~ 左下/ひとつの器で1カ月以上かかるという金継ぎ。これまでに修復した器は300点以上 右下/露天風呂での朝風呂も快適

地場の旬の食材が満載の食事にも手仕事の魅力が凝縮。手間をかけて作られる料理に用いるのは、九谷焼や山中漆器の作家による器たち。日々使うことで、欠けたりすることもある器は宿のスタッフが金継ぎして修復するという。

2023年4月、館内に誕生した「金継ぎ工房」では、スタッフの金継ぎ作業の見学、その修復の一部を体験することも可能。手仕事にたっぷり浸る滞在をかなえてみたい。

界 加賀

TEL.050-3134-8092(界予約センター)
住所/石川県加賀市山代温泉18-47
客室数/48
通常宿泊料金/1泊2食付き2名1室1名31000円~(サ込)
アクセス/加賀温泉駅よりタクシーで約15分

オズモール、星野リゾート、界 加賀、温泉旅、東京女子部

東京女子部が泊まってみました!

■トラベラー/@noephoto888さん
「伝統を反映させたデザインも多く、とてもリラックスできる空間でした。心地よく過ごせるようにとの思いが伝わる、おもてなしもよかったです。親を連れて行きたいと思えるホテルでした」

■トラベラー/@sachiko_akimotoさん
「加賀の伝統工芸が飾られた館内、客室に置かれた加賀のお茶、食事の器・・・。趣向を凝らした演出が随所にあり楽しめました。オリジナル風呂敷持参で古総湯にフリーで入れたりと、町を楽しめる工夫にも感動」

【Instagramでも紹介中!】
・@noephoto888さんのInstagramはこちら
・@sachiko_akimotoさんのInstagramはこちら


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WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)

※記事は2023年9月26日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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