松江・玉造温泉と出雲大社をめぐる、美肌県しまねで冬の温泉旅(1)
温泉が恋しくなる寒い冬。ゆったりと湯に浸かり、おいしいもの、絶景、パワースポットを満喫して、心と体がキレイになる旅をしてみたい。そこで今回は、県内60か所以上に湯が湧く‟美肌県しまね”でキレイになる旅を2回にわたってご紹介します。1回目は美肌の湯で有名な玉造温泉と、縁結びの神様・出雲大社が待つ松江・出雲エリアの2泊3日旅へ
更新日:2020/12/22
“美肌の源”を巡ってリフレッシュ!キレイをかなえる島根県、松江・出雲の旅
冬の温泉旅では体の芯からあたたまりつつ、日頃の疲れも解消。さらに美肌力も期待できたら・・・。そんな旅には、ポーラが日本でいちばん美しい肌を持つ県を都道府県別にランキング形式で発表する「ニッポン美肌県グランプリ」で、何度もグランプリに輝いた島根県へ。乾燥が気になる冬場も空気がしっとりしている、日照時間が短く紫外線の影響を受けにくいなど、肌ストレスの少ない気象条件が揃う上、湯どころ豊富。おいしいもの、パワースポットも充実していて、心と体をリフレッシュできる美肌の源がたくさん。
東京から飛行機+バスで約2時間の松江・出雲エリアでは、日本最古の美肌の湯といわれる玉造温泉、縁結びの神様を祀る出雲大社に加え、おいしいものや絶景も満喫。肌にうれしい環境を旅しながら、心と体そして肌をキレイに導いて。
2泊3日「松江・出雲の美肌&温泉旅」モデルプラン
1日目
10:05 羽田空港出発
11:30 出雲縁結び空港到着
12:15 玉造温泉到着。「玉作湯神社」を参拝
13:00 温泉街でランチ
14:00 温泉街を散策、「玉造温泉 美肌研究所 姫ラボ」でお買い物
16:00 「玉造グランドホテル長生閣」に宿泊
2日目
10:00 松江駅到着
10:30 「加島茶舗」でお茶&お買い物
12:00 「季節の風 藏」でランチ
13:00 松江城、堀川めぐりなど市街地を散策
16:30 「島根県立美術館」で夕日とアート鑑賞
18:30 松江市街地のホテルに宿泊
3日目
10:30頃 出雲大社前駅到着
11:00 「出雲大社」を参拝
12:45 「AMURINO‐en」でランチ
14:00 神門通りなど出雲大社周辺を散策
16:00 「LoTa森田屋」でパフェ&お買い物
19:30 出雲縁結び空港出発
20:55 羽田空港到着
1日目_歴史ある美肌の湯・玉造温泉でキレイの始まり
旅は島根県を代表する名湯からスタート
散策も楽しい玉造温泉で美肌力アップ
1300年前に開湯し、古くから美肌の湯として知られてきた玉造温泉。硫酸イオンなどを含んだ湯の保湿・保温効果は高級化粧水レベルといわれ、全身を包み込んでくれるような、やさしい肌触り。角質除去の効果もあるから、湯上がりの素肌はしっとりつるつるに。そんな玉造温泉では玉湯川沿いに続く温泉街さんぽも。足湯や温泉発見・守護の神様を祀る神社、お店などに立ち寄りながら、湯の町の風情に浸って。
歴史ある温泉地を見守り続ける神社をお参り
玉造温泉に着いたら、この地で古代より尊崇される「玉作湯神社」をお参り。玉作りの神様や温泉発見・守護の神様などが祀られ、境内に漂う静けさが身を清めてくれるよう。古くから信仰を集めているのが「願い石」と呼ばれる真玉。叶い石600円(お守り袋、願い札付き)で触れて祈るとご利益が高まるという。
めのう風呂と露天風呂で美肌の湯&カニを満喫
1803年創業の老舗宿では、パワーストーン“めのう”を敷き詰めた大浴場と、開放感あふれる露天風呂で温泉を満喫。自家源泉から湧く湯は絹のようになめらかで、長く浸かっても湯あたりしにくいというから、じっくり素肌磨きを。夕食は地元の旬の味覚が盛りだくさん。冬季はカニが楽しめるプランもあり、4L~3Lの特大ズワイガニの食べ放題プランが人気。
玉造温泉の美肌力をオリジナルコスメで発信
ふわふわの泡立ちに驚くせっけん1580円をはじめ、オリジナルのスキンケア品にはすべて玉造温泉水を配合。どれも肌なじみが心地よく、玉造温泉の泉質の高さを実感できる。スタッフのほとんどが温泉ソムリエの資格を持ち、県内62か所の温泉地をレポートした『しまね美肌温泉手帖』を発行したこともあるという実力派揃い。
2日目_日本茶、しじみ、絶景で心と体を潤す
松江市街地で名所を巡りながら
体の内側からキレイに磨きをかける
2日目は国宝・松江城やお堀のまわりを小さな舟で遊覧する堀川めぐりなど、観光スポットが充実した松江市街地へ。江戸時代から伝わる茶の湯文化が根付く町では、美肌やアンチエイジングによい成分が含まれているという日本茶を満喫したり、松江の名物のひとつで、美容効果も高いといわれる“しじみ”も味わったり。体の内側からキレイをめざそう。景勝地として知られる宍道湖の夕陽に心癒されるひとときもぜひ。
味わいさまざま。好みに合った日本茶探し
創業1891年の日本茶専門店。県外にはなかなか出回らないという松江や出雲産の煎茶のほか、“本を読むとき”“焼き菓子のための”などシーンに合わせてブレンドした日本茶が揃い、おみやげにもぴったり。日本茶スタンドでは、日本茶の飲み比べセット500円(冬季はホットで提供600円)のほか、テイクアウトできる抹茶ラテや煎茶も。
オルニチン、ビタミン豊富なしじみを丼で
奥出雲地方のお米と、地元産の食材を組み合わせた丼が楽しめる。人気はひと粒ずつ丁寧にむいた宍道湖産のしじみを、しじみのエキスと醤油などで甘辛く煮てごはんに混ぜたしじみ丼1540円。大粒のしじみはかむほどにうまみが広がり、エキス濃厚なしじみ汁も体に染み渡るおいしさ。特に冬の寒しじみは、雑味がなく、しじみそのもののおいしさを味わえるそう。
“夕日の見える美術館”で絶景とアートに浸る
水との調和をテーマにした宍道湖の湖畔に立つ「島根県立美術館」では、ロビーの西側をすべてガラス張りにし、夕日観賞できるよう一般開放。その美しさは、日本の夕陽百選にも選ばれていて、まさに心洗われる絶景が広がっている。コレクション展や企画展などアートもあわせて楽しめば、より心豊かになれる時間が過ごせそう。
3日目_出雲大社の参拝と周辺をおさんぽ
「出雲大社」で縁結び祈願と体が喜ぶグルメ食べ歩き
3日目は、島根旅に欠かせない、縁結びの神様「出雲大社」にてお参りを。恋愛・結婚だけでなく、あらゆる縁を結んでくれるというから、神聖な雰囲気に包まれつつ良縁祈願して、心と体にキレイを導きたい。お参りの後は、土産店などが立ち並ぶ参道・神門通りと、その周辺を散策。お昼は薬膳ランチ、おやつにはフルーツパフェと、体にうれしいグルメも満喫して旅を締めくくり。
神聖な空気に包まれながら心穏やかに参拝を
日本国の始まりとされる、出雲の国を治めていたオオクニヌシノオオカミが御祭神。旧暦の10月にあたる「神在月」には全国から神様が集い、さまざまなご縁を結ぶ会議をするという。日本最古の神社建築様式を今に伝える御本殿、国内最大級の大注連縄が目を引く神楽殿(写真)など参拝して、心と体を清めたい。
薬膳フードカフェで体が喜ぶメニューに舌鼓
自社で無農薬栽培した高麗人参をベースに薬膳、発酵食、米粉、スーパーフードの4人のスペシャリストたちが薬膳メニューを開発。日替わり薬膳スープ、地元産の野菜を使用したサラダ、米粉パンなどを盛り合わせた薬膳プレート900円をはじめ、どのメニューも陰陽五行の思想が取り入れられ、口に運ぶたび、心と体が整っていくよう。
県産素材にこだわった品々でおなかも安らぐ
島根のおいしいものを多くの人に知ってほしいと、地元出身の店主が開いたスタンディングカフェ。飯南町の搾りたて生乳で作るアイスクリームには、島根の特産品・西条柿の干し柿、出雲抹茶など地元感あふれるのフレーバーが揃い、季節のパフェ1058円も県産フルーツを中心に使用。オリジナルの島根グラノーラ680円などローカルな商品も並ぶ。
アクセス&巡り方のコツ
■東京から出雲・松江エリアへのアクセス
羽田空港から出雲縁結び空港まで飛行機で約1時間30分
■出雲・松江エリア内の移動
【出雲縁結び空港~玉造温泉】空港バスまたはタクシーで約30分。温泉街は徒歩圏内で周遊できる
【玉造温泉~松江市街地】玉造温泉駅からJR山陰本線で約10分、松江駅下車。松江駅から松江城などが集まるエリアまで徒歩で移動できるが、20~30分間隔で運行する周遊バス「ぐるっと松江レイクライン」(1回乗車200円)を利用すると、より移動がスムーズに
【松江市街地~出雲大社】松江しんじ湖温泉駅から一畑電車松江線で約50分、川跡駅下車。一畑電車大社線に乗り換え約6分、出雲大社前駅下車。駅からは徒歩で周遊を
【出雲大社~出雲縁結び空港】出雲大社より路線バスで出雲市駅まで約30分。空港連絡バスに乗り換え、空港まで約30分
INFORMATION
美肌県しまね冬旅キャンペーンが12月よりスタート!
2021年3月31日までの期間、美肌をテーマにしたキャンペーンを開催。肌にいい環境が揃った島根県で、美肌にいい温泉やグルメ、体験を楽しめるお得な美肌旅プランを特別販売! さらに、美肌のヒントが詰まった5つのテーマ「温泉・グルメ・日本酒・体験・コスメ&お土産」など美肌旅も紹介しているので、まずはWEBサイトをチェックして。
まだある!美肌県しまねの旅
PR/島根県
PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)