食と大自然の絶景を満喫!土佐の豊かな文化が息づく“ひがしこうち”を巡る2泊3日の旅

高知県、ひがしこうち

左/赤野休憩所 中/魚梁瀬森林鉄道 右/ロイヤルホテル土佐の皿鉢料理

羽田空港から約1時間30分の高知県。東京女子部のレポーターが、四国の南東部、温暖な気候に恵まれた“ひがしこうち(※)”で、心を癒す大自然と、心温かな地元の人たちとのふれあい、そして海・山・川の恵みを堪能する旅を体験してきました。この記事では、初めての高知旅の参考になる、はずせない立ち寄りスポットと2泊3日のモデルコースをご紹介。
※芸西村、安芸市、安田町、馬路村、田野町、北川村、奈半利町、室戸市、東洋町

更新日:2020/03/26

高知県東部エリアを歩く、2泊3日の女子旅プラン

1日目

09:20 羽田空港発
10:50 高知空港着
12:00 ごめん・はなり線に乗り、夜須駅から安芸駅へ
12:30「廓中ふるさと館」でランチ、「土居廓中」を散策
14:00「メリーガーデン」でハーバリウム作り体験&マンゴーパンケーキでひとやすみ
16:00「豊永染工所」で染物体験
19:00「ロイヤルホテル土佐」で夕食&宿泊

2日目

09:00「茶房 千福」でモーニング
10:00「香りの教室 帆南」でアロマ体験
13:00「のきした豆腐カフェ」でランチ
14:00「海の駅 東洋町」でお買い物、「野根川」を散策
16:00 吉良川の町並みを散策
19:00「北川村温泉 ゆずの宿」で夕食&宿泊

3日目

10:00「魚梁瀬森林鉄道」の見学と乗車体験
11:00「馬路温泉」と「うまじのパン屋」でひとやすみ
13:00「イタリア食堂トンノ」でランチ、「奈半利のおかって」でお買い物
14:30「中岡慎太郎生家」の見学、「慎太郎食堂」でひとやすみ
16:00「赤野休憩所」や「琴ケ浜」など、絶景スポット巡り
18:45 高知空港発
19:55 羽田空港着

1日目_名物グルメに舌つづみ。高知流のおもてなし“おきゃく”を体験

高知県、ひがしこうち
国の登録有形文化財にも指定されている、明治中期に建てられた野良時計

南国の温暖な気候と、明るくて楽しい県民性。そんな、訪れるだけで気分がアップするような高知旅の初日は、ワークショップ、体験、町歩きと、初日からアクティブに。夕食は、高知県の“おきゃく”という宴会で食べられてきた伝統的な皿鉢料理(さわちりょうり)。カツオのたたき、ウツボ、鯖寿司などの魚介や、はちきん地鶏といったブランド食材、野菜がひとつの鉢に集まった高知の伝統的な大皿は、辛口の地酒が進みます。

メリーガーデン/安芸市

花や観葉植物などの生産と販売を行う農園。好みのドライフラワーを瓶詰めし、オイルを流し込んで完成させるハーバリウム体験ができる。ワークショップのあとは併設のカフェで、こちらで収穫したマンゴーのパンケーキを。その味の濃さに驚くはず。

■東京女子部のおすすめポイント

約150種類ものドライフラワーと、5種類の瓶を組み合わせて作るハーバリウムは、自分らしい作品に仕上がって大満足です!(@hello_takumiさん)

廓中ふるさと館/安芸市

安芸市の名産といえばしらす。廓中(かちゅう)ふるさと館では釜揚げしらすを、熱々のご飯にのせた絶品の釜揚げちりめん丼がいただける。また、周辺は安芸城跡を中心に武家屋敷が立ち並んでいたエリア。往時を偲びながらの散策もお楽しみ。

■東京女子部のおすすめポイント

平日にも関わらずほぼ満席状態で、人気ぶりがうかがえました。大根おろしとポン酢でいただく、贅沢なちりめん丼は食べごたえ抜群!(@yuch1129さん)

ロイヤルホテル土佐/芸西村

ひがしこうち旅の拠点におすすめのこちらのホテルは、太平洋が一望できる部屋からの眺望のすばらしさが売り。夕食に提供される土佐伝統料理のひとつ“皿鉢料理”は、酒蔵を18も擁する高知の辛口の日本酒と一緒にいただこう。

■東京女子部のおすすめポイント

高知県の宴会席で提供される皿鉢料理の中でも、カツオのたたきがイチ押しでした! お座敷遊びも教えていただき、とても楽しいお酒の時間でした。泊まった部屋はオーシャンビューが素敵。景色を眺めているだけで心が癒されました(@yuch1129さん)

2日目_海岸線ドライブに清流さんぽ、森林浴も。自然の中で深呼吸する1日

エメラルドグリーンの川面が美しい野根川。ガイドと一緒に散策する野根川リバーウォークがおすすめ


高知県民も大好きな喫茶店でのモーニングを楽しんだら、2日目は高知県最東端・東洋町を目指して海岸沿いをドライブ。季節限定で週に1回、ランチ営業のみという豆腐屋さんのカフェは、県外からもファンが訪れる。森林率全国一、全面積の84%を誇る高知県は、海と山がすぐ近く。野根川をさんぽしつつ森林浴を楽しんだ後には、ノスタルジックな海辺の町並みを散策。夜は温泉通からもその泉質が評価される一軒宿・北川村温泉 ゆずの宿で旅の疲れを癒して。

香りの教室 帆南/田野町

オーナーの濱渦さんの明るい人柄とわかりやすい説明で、初心者でも楽しくアロマを学べるのが、香りの教室 帆南(はんな)。1時間ほどで、自分だけのアロマオイルや化粧水を作れる。旅の途中に気軽に立ち寄れて、また帰ってくる理由にもなりそう!

■東京女子部のおすすめポイント

3種類のアロマを調合して、世界にひとつだけのアロマオイルと化粧水を作る貴重な体験に大満足です(@yuch1129さん)

のきした豆腐カフェ/東洋町

のきした豆腐カフェ/東洋町

廣田豆腐店の軒下ではじまり、今や県外からもファンが殺到する人気店。豆乳スープをアレンジした担々麺や、豆腐丼、揚げたての厚揚げの定食はリピート必至。オープンは3~6月、10~12月の土曜日のランチのみなのでご注意を。

■東京女子部のおすすめポイント

たっぷりボリュームののきしたセットを注文しました。とっても豪華! 揚げたての厚揚げが世界一おいしいお店です。お母さんのキュートな笑顔と優しさにほっこり(@yuch1129さん)

吉良川の町並み/室戸市

土佐備長炭の積出港として栄えた室戸市吉良川町は、国の重要伝統的建造物群保存地区に認定された町。土佐漆喰の白壁と、強い雨風から家を守る独自の工法・水切り瓦を使った家々が連なる。ノスタルジックな町並みは、映画のワンシーンのよう。

■東京女子部のおすすめポイント

海沿いに位置する風情ある町並みが素敵でした。夕暮れ時に訪れたので、夕日がとても美しく印象的でした(@yuch1129さん)

3日目_旅の締めくくり。馬路村&奈半利町の隠れたグルメスポットによりみち

北川村には、幕末の武士・中岡慎太郎の生家(左)が復元・保存されている。近くには、ゆったりくつろげる慎太郎食堂(右)も。ゆずジュースとゆずゼリーをいただきながらのんびり過ごして


最終日は森の奥、馬路村・魚梁瀬(やなせ)エリアへ。ここは魚梁瀬杉という日本を代表する良質な杉の産地。かつては伐採した杉を海まで運ぶ森林鉄道が走っていて、その軌道跡は日本遺産(※)にも認定されている。人口800人ほどの馬路村にできたパン屋さんのパン、ゆずバーガーのレベルの高さに圧倒されつつ、一路また海へ。海辺のイタリアンや茶屋でのホットゆずで、食べ続けた旅も終盤。海辺の国道を空港に向かう道すがらの絶景スポットも、この旅のハイライトに。

※鉄道の軌道跡をはじめ、遺構や食文化、歴史、伝統行事などの構成文化財とストーリーが日本遺産に認定されている。文化財は、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村に点在

魚梁瀬森林鉄道/馬路村

かつては林業で栄え、歓楽街などもあったという、魚梁瀬エリアの丸山公園で、当時実際に動いていた森林鉄道の乗車体験ができる。昭和30年代には、ここで伐採された木は約4時間かけて、海まで運ばれたそう。

■東京女子部のおすすめポイント

鉄道の運転は想像以上に楽しく、夢中になります。乗車切符が木でできていたり、車掌さん用の帽子が用意されていたりと、小さなサプライズが嬉しかったです(@yuch1129さん)

馬路温泉/馬路村

馬路村の特産は、なんといってもユズ。この村を訪れたら、馬路温泉でいただけるユズの香り高いゆずバーガーをオーダーしよう。爽やかなゆずソーダと相性ばっちり。ゆずバーガーのバンズを提供している、うまじのパン屋にも立ち寄ってみて。

■東京女子部のおすすめポイント

川沿いに設置された、陽当たりのよいテラス席が最高です。地元にあったら、毎日でも通いたい!(@hello_takumiさん)

イタリア食堂トンノ&奈半利のおかって/奈半利町

イタリア食堂トンノ、奈半利のおかって/奈半利町

奈半利駅に併設された両店。どこか地中海を思わせる、イタリア食堂トンノでパスタをいただき、おなかに余裕があったら、奈半利のおかってで、売切れ御免の黒糖まんじゅうがゴールデンコース。

■東京女子部のおすすめポイント

トンノはメニューの種類がとにかく豊富。パスタはもちろん、デザートもぜひ注文してみて。奈半利のおかってのとなりには食品から雑貨まで揃う物産館・無花果(いちじく)も。お土産探しにはうってつけです(@yuch1129さん)

赤野休憩所

初めて高知を旅した東京女子部の2人にとって、魅力いっぱいの“ひがしこうち”はまた訪れたいお気に入りの場所になったよう。「人が明るくてフレンドリーで暖かい、名産品が多くてごはんがおいしい、大自然があふれている、そんな“ひがしこうち”にすっかり魅了される3日間でした。帰り際には『またきてね!』と声をかけてくださるなど、出会った皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。また高知県に帰ってきたいです!」(@hello_takumiさん)「食のおいしさ、自然の豊かさ、人優しさに触れた2泊3日でした。ひがしこうちは、女子旅・家族旅・カップル旅、誰と訪れても楽しめる場所だと感じました。もう1度同じコースを巡りたいと思えるくらい楽しかったです。2回3回と訪れて、ひがしこうちの魅力をもっと体感したいと思いました」(@yuch1129さん)

自然のまま。ありのまま。ひがしこうち旅の魅力が詰まった公式HPも注目

今回の2泊3日の旅は、あくまで高知県東部エリア・ひがしこうちの魅力のほんの一部分。さらに詳しい情報は、高知県東部観光協議会が運営する公式HPでチェックしよう。旅をした東京女子部のレポーター2人が撮影した、ここでは紹介しきれなかった写真もアップ予定。旅ナカで役立つオリジナルのガイドブックも制作しているので、空港や観光施設でゲットして。

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PR/高知県東部観光協議会
PHOTO/@hello_takumi@yuch1129東京女子部) 
WRITING/OZmall編集部

※記事は2020年3月26日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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