【埼玉県川越市】町の日常を垣間見られる、くつろぎのカフェとバー

日本のよりみち案内_【埼玉県川越市】町の日常を垣間見られる、くつろぎのカフェとバー

池袋から電車で約30分。川越さんぽのひと休みをゆったりと過ごすなら、中心エリアの喧騒から離れた地元の人ご用達の店へ。ローカルなムードと古民家などをリノベーションした空間にも和めて、肩の力を抜いてくつろげる。

更新日:2020/03/17

【SAMPO】町の人が通うカフェ&バーを巡るくつろぎさんぽ

昔ながらのカスタードプリン 焼き菓子セット650円、麦茶+ミルクのバノンミルクティー630円 

雑貨に囲まれておやつタイム

古い建物、お菓子作り、雑貨・・・。店主のしらつちまゆみさんが好きなもの、好きなことを集めたこちらは、築130年以上の古民家の趣を大切にしながらリノベーション。二重になった入口を入ると、町の喧騒を感じさせない静けさで、別世界が広がっているよう。

(左)店主のしらつちまゆみさん。店内は、友人らに手伝ってもらいながら、できることはみずからもDIY (右上)店主が好きなもの、長く使い続けたいものを国内外から厳選。ジャンルにはあえてこだわらない〝あれこれ〞を集めている (右下)本町通りから裏宿通りがのびる角地に立つ

そんな空間では、地元でも評判の店主お手製スイーツを。プリンやタルトなど、どれも素材の持ち味を活かしたやさしい味わい。セレクトショップを兼ねた店内には、店主セレクトの雑貨がたくさん。かわいいあれこれに囲まれて、くつろぎの時間を。

喫茶とあれこれ Banon

バノン
TEL.049-277-4300 
住所/埼玉県川越市元町1-12-7 
営業時間/12:00~18:00 
定休日/月~水 
席数/12 
アクセス/本川越駅より徒歩
17分、川越市駅より徒歩20分

じっくり煮込んだ甘辛口のポークカレー800円。フードはほかに中辛の牛すじカレー、辛口のグリーンカレー、ガパオライスなど

路地裏にひっそり佇む長屋カフェ

ひっそりとした裏宿通りからさらに奥まった路地裏の古い長屋を、大工でもある店主・工藤芳聖さんが1年かけて改修。建物の風情を残しつつ、床をヘリンボーン状に仕上げるなど、店主のこだわりが随所にちりばめられている。

(左)2Fのギャラリー。展示のラックも店主が制作 (右上)店主の工藤芳聖さんと、息子の幾未さんが店を切り盛り (右下)やわらかな色彩のこちらは、木製パズル作家でもある店主の作品。インテリアにしたくなるかわいらしさ

店のお客のほとんどは、地元の常連さんたち。昼は自家製カレーなどいただきながらのんびりランチ、夜のバータイムはお酒を傾けながら、ローカルに混じって和やかな気分で過ごしたい。2階には、木製パズルの作家としても活躍する店主と、銀細工作家でもある息子の幾未さんの作品を展示販売するギャラリーが。

Gallery & Cafe 二軒堂

ニケンドウ
TEL.049-214-6276 
住所/埼玉県川越市元町1-16-6 
営業時間/12:00~22:30(22:00LO) 
定休日/月 
席数/10 
アクセス/本川越駅より徒歩17分、川越市駅より徒歩20分

キャロットラペ、バスクのパテなどボリュームたっぷりのワンプレートおつまみ850円。10~15種揃うグラスワイン600円~のほか、シードル700円もある 

お茶する感覚で気軽に昼飲み!

店主の佐藤かなこさんが「近所にあったらいいな」をカタチにした、昼飲みできるワインスタンド。フランスやイタリアなどからセレクトしたワイン、地元のクラフトビール・コエドビールをはじめ、1杯から気軽に利用OK。おつまみ系のフードも揃うから、ランチがてら訪れるのもいい。

(左)ソムリエの資格を持つ店主の佐藤かなこさん (右上・下)昭和のムード漂う仲町エリアに2015年にオープン。築約50年以上という建物は、もともと交番だったとか

地元の人も集うこの店は、カウンター席のみ。店主との会話を楽しみながら常連さんたちとも触れあって、ローカル気分を満喫してみよう。ひとりでも立ち寄りやすいカジュアルな雰囲気も魅力。

ワインスタンドPON !   

ワインスタンドポン!
TEL.049-224-2626
住所/埼玉県川越市仲町5-7 
営業時間/13:00~20:00 金16:00~ 
定休日/月・火 
席数/5
アクセス/本川越駅より徒歩10分、川越市駅より徒歩15分

埼玉県・川越市 ACCESS & MAP

埼玉県川越市_日本のよりみち案内

川越市とは

池袋から電車で約30分と都心の近くにありながら、小江戸と呼ばれ、遠い昔に訪れたような町並みが広がる川越市。「蔵造りの町並み」や「時の鐘」などの定番スポットのほかに、地元の人が通うお店も巡って、おしゃべりも楽しめば、ひと味違うローカル旅に

ACCESS

西武新宿駅より西武特急小江戸で約45分の本川越駅(高田馬場駅からも乗車可)、または池袋駅より東武東上線で約30分の川越市駅下車。蔵造りの町並みなど中心エリアは両駅から徒歩で周遊できる。JR・東武東上線の川越駅を利用する場合は、蔵造りの町並み、川越氷川神社をはじめ、川越の観光名所などに停車する「小江戸巡回バス」が便利(バスは本川越駅からも運行)

「ちゃぶだい Guesthouse Cafe&Bar」サコッシュをプレゼント

今回は、築約100年の商家をリノベーションした川越の「ちゃぶだい Guesthouse Cafe&Bar」オリジナルのサコッシュを2名様にプレゼント。ロゴマークは、スタッフがシルクスクリーンでプリント。コットン素材のシンプルなデザインで、カジュアルな装いにぴったり。川越さんぽのおともにぜひ。埼玉県川越市についてのアンケートに答えて、プレゼントをもらおう。

PHOTO/MANABU SANO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)

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※記事は2020年3月17日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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