富士山と梅林の絶景にうっとり!心ときめく春を探す伊豆・修善寺トリップ

更新日:2020/01/28

心洗われる風景に出会う。紅白に色めく梅林と富士山の圧巻のコントラスト

春告草(はるつげぐさ)という別名を持つ梅の花。ひと足先に春の訪れを感じたいなら、梅の名所が点在する静岡県・伊豆市に出かけてみよう。なかでもおすすめなのが、伊豆で最も歴史のある温泉場として有名な修善寺温泉から、バスで5~6分とアクセスのいい修善寺梅林。30000m2もの丘いっぱいに約1000本の紅白梅が咲き乱れる、伊豆屈指のスポットであり、高台から望む富士山と梅林の美しい景色は必見。見頃に合わせて露店が立ち並ぶ「梅まつり」も開催されるから、こちらもお目当てに訪れて。

万葉集や百人一首でも歌われ、古くから日本人に愛されている梅の花。敷地内には、岡本綺堂『修禅寺物語』の記念碑をはじめ、修善寺にゆかりのある高浜虚子や尾崎紅葉、中村吉右衛門らの句碑6基が点在している。富士山を望む高台まで、観梅しながらの文学的な散策もお楽しみに。

修善寺梅林 梅まつり

TEL.0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
住所/静岡県伊豆市修善寺3690
開催期間/2020年2月8日(土)~3月8日(日)※露店は雨天時など臨時休業あり
入場料/無料 ※駐車場・各種催しは有料
アクセス/修善寺駅3番乗り場より、東海バス修善寺虹の郷行きなどで約18分、もみじ林前下車、徒歩10分

恋がかなう!?ご利益の異なる5つの赤い橋を渡る“恋の橋めぐり”にトライ

かわいい梅を満喫した後は、恋の季節=春にふさわしい、縁結びのおまじない“恋の橋めぐり”を楽しんで。恋の橋は修善寺温泉の桂川にかかる5つの赤い橋のことで、5つの橋それぞれに恋にまつわるご利益があるとされている。恋愛成就、良縁祈願など、下のボタンから「恋の橋めぐりモデルコース」を参考に、大切な人を想いながらかなえたい願いの橋を渡ってみよう。

橋めぐりの最後には、修善寺温泉のシンボル・独鈷の湯(とっこのゆ)からほど近い、指月殿(しげつでん)にある“お伺い石”を持ち上げて。軽く感じたら想いが伝わるとされ、もし重く感じてしまったら指月殿にご祈願を。指月殿は北条政子が息子・源頼家の冥福を祈って建立した伊豆最古の木造建築で、情緒あるたたずまいにも心惹かれるはず。また、指月殿から徒歩4分ほどの日枝神社も縁結びと子宝祈願で有名なのでぜひ立ち寄って。神社には、日本神話に登場する神様の子・玉依姫(たまよりひめ)の神話にあやかって、縁結びと子宝祈願の“玉依の花”と“丹塗り矢”を奉納する掛所も。願いが成就するよう奉納するのを忘れずに。橋めぐりの途中には、橋の周囲に点在する甘味処で和スイーツを味わいながらひと休みするのもおすすめ。

恋の橋めぐり

開催場所/渡月橋、虎渓橋、桂橋、楓橋、滝下橋
アクセス/修善寺駅1番乗り場より東海バスまたは伊豆箱根バスで修善寺温泉行きで約8分、終点の修善寺温泉下車、徒歩3分

明治から平成まで、表情豊かなひな人形が勢揃い!夜は幻想的な灯りさんぽ

修善寺が誇る春の風物詩といえば“女将の雛飾り”もはずせない。こちらは、修善寺温泉の女将や各家庭より集められた、明治から平成までの貴重な雛人形300~400体が旅館・花小道に一堂に会するイベント。今年の会場になっている花小道は江戸川乱歩などの文人・画人に愛された名旅館で、大正時代に建てられた館が風情たっぷり。修善寺温泉の女将が点てる抹茶を味わいながら、ちょっぴり大人のひな祭りを楽しんでみては?

日が暮れたら、あちこちに点く灯りを目印にぶらりと散策を楽しむ、修善寺ナイトウォークに出かけよう。竹林の小径をほのかに照らす幻想的なライトアップと、その小径の中央にある竹の円座に映し出されるアートはなんともロマンティック。地元の切り絵作家、水口ちはるさんとコラボしたもので、温かみあふれる光景にホッと癒される。桂川のせせらぎを聴きながら、のんびり灯りめぐりを楽しもう。

女将の雛飾り in 花小道/修善寺ナイトウォーク

■女将の雛飾り in 花小道
開催場所/花小道(静岡県伊豆市修善寺3465-1)
開催期間/2020年2月22日(土)~3月15日(日)
開催時間/9:30~16:30 ※札止め16:00
アクセス/修善寺駅1番乗り場より東海バスまたは伊豆箱根バスで修善寺温泉行きバスで約8分、修善寺温泉場下車、徒歩3分
入場料/300円 ※修善寺温泉宿泊者割引あり
女将のお抹茶体験/500円 ※金・土・日のみ

■修善寺ナイトウォーク
開催期間/通年
開催場所/赤蛙公園・竹林の小径・とっこの湯・河原湯・杉の湯・日枝神社
開催時間/夕暮れ~23:00
アクセス/修善寺駅1番乗り場より東海バスまたは伊豆箱根バスで修善寺温泉行きバスで約8分、修善寺温泉場下車、徒歩3分
料金/無料

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PR/伊豆市産業振興協議会
WRITING/EMIKO OKAZAKI

※記事は2020年1月28日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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