【神奈川県・逗子市/葉山】逗子のカルチャー基地&葉山のこだわり専門店へ

日本のよりみち案内 神奈川県・逗子市/葉山 逗子のカルチャー基地&葉山のこだわり専門店

カルチャーさんぽが楽しい、海辺の町・逗子葉山。逗子は、海街のゆるやかなムードに惹かれて、都心から移住するクリエーターも増えているそう。彼らが地域やそこに住む人とつながって、自分たちらしくカルチャーを発信する店で新しい逗子の風を感じよう。となり町の葉山にも、心地いい葉山らしさあふれるカルチャーを感じるお店が点在。海にも山にも恵まれた葉山で、店主のこだわりが詰まったふたつの専門店に立ち寄って

更新日:2019/12/17

よりみちスポット_ローカルが集う個性的な逗子のカルチャー基地

コーヒーの楽しみが広がる体験を

3年前に逗子へ移住した庄司賢吾さん、真帆さん夫妻が土曜日にだけ開く珈琲店。「週末に自宅で楽しんでいたコーヒー時間を地域の人々と共有して、交流したい」との思いから2017年にスタートした。

逗子を拠点に編集ユニットとしても活動する庄司さん夫妻は、毎回、地域の作り手や食材などとコラボレーション。本、音楽、カレー、味噌・・・と異なるジャンルのあれこれとコーヒーを一緒に楽しむ企画を提案している。訪れるたびに違う人やカルチャーに出会えるとあって、毎週のように訪れる地元の常連も。コーヒー片手にローカル気分にも浸りたい。

アンドサタデー 珈琲と編集と

住所/神奈川県逗子市逗子7-6-20 ZUSHI SMALLSQUARE 1F 
営業時間/土11:00~17:00 
定休日/日~金(営業の場合あり。詳細はFacebookにて)※1/4休予定 
席数/12 
アクセス/逗子駅より徒歩5分、新逗子駅より徒歩10分

自由な空気感が漂う唯一無二なショップ

アパレル業界などで働いていた、この地域で暮らす男女5人が意気投合して開いたショップ。「さまざまな年代の人が集えて、情報交換できる場にしたい」と、店にはソファーを配したサロン的なスペースもあり、おしゃべり目当てでやってくる人も多いとか。

そんな店内を見回してみると、古着、レコード、雑貨など、それぞれが選んだ多彩なアイテムが並んでいて、いろいろなカルチャーが同居しているよう。なかでも人気は、店長が古着に施すユニークな刺繍。この刺繍を目当てに遠方からも客が訪れ、逗子発ファッションにハマる人が増加中!

FASHION CENTER JARI

ジャリ 
TEL.046-845-6330
住所/神奈川県逗子市逗子7-6-29 さくらビル2F 
営業時間/11:00~20:00
定休日/水 ※12/31~1/3休 
アクセス/逗子駅より徒歩4分、新逗子駅より徒歩8分

よりみちスポット_逗子のとなり町・葉山のこだわり専門店

ほしい本がきっと見つかる!とっておきの1冊が並ぶ書店

店主の青木真緒さんが選ぶのは、「何度も読み直したくなる、ずっと持っていたくなる本」。写真集、画集、絵本、小説、児童書など、国内外のさまざまな本が手に取りやすくディスプレーされていて、お気に入りをじっくり探したくなる。

店内には、焼き菓子をおともにコーヒーやハーブティがいただけるカフェスペースや、アート作品の企画展、雑貨店などのポップアップショップを定期的に開催するギャラリーを併設。月に1回のペースで、物語と料理をテーマにしたイベントも行われ、本はもちろん、ときめく出会いがほかにも盛りだくさん。

ブックショップ カスパール

TEL.046-874-7031  
住所/神奈川県三浦郡葉山町一色1462-5 
営業時間/11:00~17:00 
定休日/木・金 ※12/23~1月上旬休 
席数/5 
アクセス/逗子駅または新逗子駅より横須賀病院行きなどバスで約15分、葉山大道下車徒歩2分

時間を忘れてのんびりしたい、コスタリカコーヒー専門の古民家カフェ

現地の生産者から直輸入するコスタリカコーヒーの専門店。コスタリカの生産者組合DOTAが焙煎したブレンド600円~、生豆を仕入れて自家焙煎するスペシャルティコーヒー650円~は、どちらも雑味のない味わいで、冷めてもおいしく飲める品質の高さ。そんなコーヒー本来のおいしさを堪能してほしいと、ブラックで提供している。地元の作り手によるスイーツ350円~、コスタリカのチョコレート400円~も用意されているから、ペアリングもぜひ楽しんで。

築100年以上の古民家を利用したくつろぎの空間も魅力的。昔のままの梁や柱、建具などを活かした店内は風情たっぷり。あまりの居心地のよさに、長居してしまうこと請け合い。

カフェテーロ葉山

カフェテーロハヤマ 
TEL.046-874-9061 
住所/神奈川県三浦郡葉山町一色1532 
営業時間/10:00~18:00 
定休日/水 ※12/31~1/3休予定 
席数/24 
アクセス/逗子駅または新逗子駅より横須賀病院行きなどバスで約15分、葉山大道下車徒歩2分

神奈川県・逗子市/葉山町 ACCESS & TRAVEL PLAN

東京から約1時間でふらりと行けるビーチタウン・逗子と葉山には、海街カルチャーを体感できる空間が点在。地元の人との交流を楽しみつつ1泊2日でのんびり巡れば、心がいっそうゆるんで笑顔でいっぱいの休日に。逗子ではローカルが集う個性的なカルチャー基地を、葉山では店主のこだわりが詰まった専門店を訪れて。

ACCESS

東京駅よりJR横須賀線で逗子駅まで約1時間、または品川駅より京浜急行で新逗子駅まで約50分。逗子エリアは両駅から徒歩、葉山エリアは両駅からバスで周遊可

TRAVEL PLAN

■1日目
11:00頃 東京を出発
12:00頃 逗子着
12:30 AMIGO MARKETでランチ
14:00 JARIでお買い物
16:00 カフェテーロ葉山でひとやすみ
17:30 宿にチェックイン
18:00 Marescoで夜ごはん
20:00 CINEMA AMIGOで映画鑑賞

■2日目
10:00 宿をチェックアウト
11:00 アンドサタデー 珈琲と編集とでコーヒーをテイクアウトして逗子海岸を散策
12:30 SUNNY SIDE KITCHENで昼食
14:00 ブックショップ カスパールでお買い物
15:00 マーロウ葉山マリーナ店でおやつ
16:30頃 帰路につく

海街さんぽに持って行きたいタンブラーをプレゼント

今回は、逗子在住の庄司さん夫妻が営む「アンドサタデー 珈琲と編集と」のオリジナルタンブラーを1名様にプレゼント。表のロゴは夫・賢吾さん、裏のイラストは妻・真帆さんが担当。このタンブラーを持って訪れる地元の常連も多いというから、持参すればよりいっそうローカル気分に浸れるかも。逗子市・葉山町についてのアンケートに答えて、プレゼントをもらおう。

PHOTO/AYA MORIMOTO, MANABU SANO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)

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※記事は2019年12月17日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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