高知県・高知市/いの町 清らかな水と紙巡りトリップ Vol.64
画像/「道の駅 土佐和紙工芸村」での土佐和紙の紙漉き体験。ハガキ8枚草花入り600円
更新日:2019/07/16
高知県・高知市/いの町にこんなイイトコありました
心潤す美しい水辺の風景と和紙のぬくもりに癒される
水辺で涼やかに過ごしたくなる夏の休日は、太平洋に面して広がる高知県へ。山々と清流に恵まれた地には絶景、おいしいものなど、旅の楽しみがたくさん。 まず訪れたいのが、坂本龍馬の故郷として知られる 高知市。市内には、夏の陽射しに青い海が輝く、龍馬ゆかりの地・桂浜、土地の恵みに出会える市場といった観光スポットが充実。路面電車に乗って、手漉き和紙職人の工房、かき氷が名物のカフェなどを訪れるのも楽しい。また、1000年の歴史を誇る工芸品・土佐和紙の産地でもある当県。高知市内から在来線と路面電車で行ける紙の町・いの町では、紙漉き体験などを通して和紙の魅力を体感できる。仁淀ブルーと呼ばれる清流・仁淀川にも癒され、水と紙を巡る旅を満喫したい。
Access
羽田空港より高知龍馬空港まで約1時間20分。高知龍馬空港より、はりまや橋経由高知駅行きバスで約25分、終点下車。高知駅からは徒歩、路面電車、バスで周遊を。いの町へは、高知駅よりJR土讃線で約25分、伊野駅下車。または、とさでん交通(路面電車)のはりまや橋より伊野線で約45分、伊野下車
おおらかな風土や人と土地の恵みを感じる旅へ
外せない定番と中心街をゆるさんぽ
市街地の周遊は、現役の路面電車では日本最古という“とさでん”で。電車にガタゴト揺られながら旅の定番スポットやカフェ&ショップを訪ね、のんびりペースで楽しもう。街の中心地からひと足のばして訪れる、青い海と浜辺の風景が美しい景勝地・桂浜もお見逃しなく。
高知の旅で訪れておきたい定番名所
住宅街にひっそり佇むカフェの夏期限定で登場するかき氷。定番の黒糖ゆず黒糖と無農薬柚子のシロップが爽やか
約60軒の飲食店が並ぶ市場。高知グルメの代表格・カツオのたたきなど、地元の人に混じって高知のおいしいものを
坂本龍馬も魅了された海景色。松野木々が生い茂る、太平洋に面して弓状に延びた箱庭のような美しさの海岸は必見
足をのばして、仁淀川沿いの紙の町へ
美しき仁淀川が流れる山あいの地・いの町。その清流を利用して古くから作られてきた土佐和紙は日本三大和紙のひとつ。和紙の産地を旅して、清らかな水にはぐくまれてきた伝統を感じてみたい。
「道の駅 土佐和紙工芸村」で楽しめるハガキを作る紙漉き体験(約40分)。そのほか和紙のしぼり染めやうちわ作りも体験できる
土佐和紙と土佐漆喰で作る「草流舎」で人気の干支の張り子各2020円。絵付けは職人の手で丁寧に行われる
和紙を学べる「いの町 紙の博物館」。土佐和紙や和紙雑貨などを扱うショップには型染め作家とコラボしたオリジナル商品も
Present
和紙のうちわとヒノキのルームスプレーをプレゼント
今回は、高知市「土佐和紙工房パピエ」のオリジナルうちわと、吾川郡「トレトレ」のによどヒノキウォーターをセットにして1名様にプレゼント。涼しげな和紙のうちわと、消臭効果もあって衣服にも使えるルームスプレーは、暑い季節に活躍してくれるアイテム。高知県高知市・いの町についてのアンケートに答えて、プレゼントをもらおう。
日本のイイトコドリップ
東京女子のココロが動く、まだ知らない日本のイイトコを抽出して届ける連載「イイトコドリップ」は、毎月ひとつの旅先をお届け。ぜひチェックして、次の旅のきっかけを見つけて!
PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)