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ローカルに愛される、素朴でやさしい三宅島スイーツ3選/半分こ島スイーツ~三宅島編~

更新日:2020/02/18

付き合いたての恋人や、気になる彼との距離が近づく魔法のひと言「ひとくちちょーだい!」。思わずそんなフレーズを言いたくなる、東京の島でしか食べられない“島スイーツ”をご紹介! 今回は、火山が生み出すダイナミックな自然が魅力の三宅島でいただきたい“ほっこり島スイーツ”をご紹介。老舗の牛乳せんべいや、三宅島特産の明日葉を使った手作りのケーキなど、どこか素朴で思わず2人で笑顔になるスイーツをどうぞ。

三宅島・ギャラリーカフェ Canon
あんみつに添えられた明日葉アイスは苦味もなく、さっぱりとした味わい。チーズケーキは、パッションフルーツの爽やかな酸味が楽しめる

明日葉やパッションフルーツなど、三宅島特産の素材を使ったスイーツ

オーナーが描いた三宅島の風景画が展示されている「ギャラリーカフェ Canon」でぜひいただきたいのは、素材を活かしたオリジナルスイーツ。イチオシは、島のテングサで作った手作りの寒天に、島の特産である明日葉の粉末を練り込んだアイスクリームを添えた上品な味わいのカノンあんみつ500円。そのほか、島で採れたパッションフルーツのチーズケーキや明日葉のケーキが登場する日替わりケーキセット700円も。恋人と違うメニューを頼んでシェアするのもおすすめ。一杯ずつ豆を挽いて淹れる、香り高いコーヒーと一緒に召し上がれ。

ギャラリーカフェ Canon

ギャラリーカフェ カノン
TEL.04994-2-1239 
住所/東京都三宅村伊豆36 
営業時間/金・土11:00~17:00、火・水・木12:00~16:00 ※GW・夏季は特別営業、ギャラリーの見学は随時可 
定休日/日・月 
カード/不可 
アクセス/三宅島空港より車で約20分

三宅島・築穴製菓
食パンやロールパン、菓子パンにサンドイッチなどずらりと店頭に並ぶパンは、お店や日によっても異なるそう。写真はあげあんパン114(左)円とメロンパン114円(右)

毎日工場から焼きたてをお届け!昔ながらのパンにほっこり

島で唯一のパン工場「築穴(つくあな)製菓」の店主が、気温や湿度に合わせて生地の配合を微調整しながら、一つひとつていねいに作るパンは島の人たちも大好き。いちばん人気のあげあんパンをはじめ、メロンパンやチョココロネ、カレーパンなど種類も豊富で思わず目移りしてしまうほど。築穴商店やはせがわ商店をはじめ、島内に点在する7カ所の商店で購入できる。島の人たちのお昼ごはんに間に合うようにと、毎日11時頃に配達されるので、お昼前に行くのが狙い目。島巡りの途中に立ち寄って、美しい景色を眺めつつ、いろいろな種類のパンを半分こして楽しんでみては?

築穴製菓

つくあなせいか
TEL.04994-6-0316
パンの販売店舗/築穴商店、はせがわ商店、ヤマシタ商店など島内7店舗

三宅島・岡太楼本舗
お土産用は小袋(2枚×8袋入)500円~缶入り(1枚×50袋入)2600円などさまざま。ご主人は島の情報に精通しているので、おすすめスポットやおいしいお店など島情報を聞いてみて

午前中に行けば、できたてアツアツの牛乳せんべいが食べられるかも

「岡太楼本舗」は三宅島で3代続く牛乳せんべい専門店。製造を行うこちらでは、牛乳せんべいを焼く日の午前中に行くと、焼きたての牛乳せんべいがふるまわれる。小麦粉や牛乳、卵などシンプルな素材を使って作られる牛乳せんべいは甘すぎず、後を引くおいしさ。通常はサクサクだけれど、ここでしか食べられないできたてはしんなりとやわらかく、不思議な食感! 両方手に取って、恋人と一緒に食べ比べてみよう。島内のお土産屋さんや港、商店などでも買えるので、島のお土産にもおすすめ。丑年のたびにお店の前に1体ずつ増えるという牛のオブジェを目印に出かけてみて。

岡太楼本舗

おかたろうほんぽ
TEL.04994-2-0051
住所/東京都三宅島三宅村神着1168
営業時間/8:00~17:00
休日/不定休
アクセス/三宅島空港より車で約10分
※牛乳せんべいの製造日は不定期。事前にお問い合わせください

※記事は2020年2月18日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります