大自然の絶景が待つ“ひがしこうち”を、OZmall読者が2泊3日の体験ツアー
今年2月より2年間「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」をスタートさせた高知県。今回はその高知県の中でも、素朴で、かつダイナミックな自然が多く残る東部エリア9市町村のツアーをオズマガジン統括編集長がプロデュースし、OZmall読者を代表して東京女子部の@hitomi_pleineluneさんと@naginagiii18さんが2人旅。その様子をモデルコースとともに紹介します。
更新日:2019/04/02
地球を感じる。ダイナミックな絶景の旅
土地の総面積に対し森林率が84%と、全国一の森林面積を誇る高知県は、北は四国山地、南は雄大な太平洋に挟まれた、日本有数のダイナミックな自然を体感できる場所。その高知県の中でも、世界ジオパークに認定された室戸岬を有する室戸市、サーフィンの国際大会が開かれるほどのサーフタウン東洋町などがある「東部エリア」は、その自然をダイレクトに感じられる絶景スポットがたくさん。自然の恵み、おいしい地の料理、絶景のオーベルジュにお肌つるつるの温泉まで、大満喫の2泊3日コースは、あなたがまだ知らなかった絶景と感動のオンパレードです。
2泊3日のひがしこうち旅プラン
1日目
12:00 「SEA HOUSE」で昼食(芸西村)
13:30 「伊尾木洞」を見学(安芸市)
14:50 「気ままsweets甘音」でひと休み(奈半利町)
16:00 「室戸岬」を散策(室戸市)
17:15 「ウトコ オーベルジュ&スパ」に宿泊(室戸市)
2日目
09:00 白浜海岸でSUP体験(東洋町)
11:30 「海の駅東洋町」で買い物(東洋町)
12:00 「グリルjoin」で昼食(東洋町)
14:00 「むろと廃校水族館」を見学(室戸市)
15:00 「野良時計」を見学(安芸市)
15:40 北川村「モネの庭」マルモッタンを見学(北川村)
17:30 「北川村温泉 ゆずの宿」に宿泊(北川村)
3日目
09:00 「堀ヶ生橋」など、日本遺産巡り(北川村)
10:30 「金林寺」、「ゆずの森加工場」を見学(馬路村)
12:30 「味工房じねん」で昼食(安田町)
13:40 「大心劇場」を見学(安田町)
15:20 「茶房千福」でひと休み(田野町)
16:40 「赤野休憩所」を見学(安芸市)
1日目_旅の始まり。雄大な海と大地のパワーチャージ
高知県を代表する海辺の絶景オーベルジュへ
ひがしこうち旅の初日のハイライトは、なんといってもオーベルジュ「ウトコ オーベルジュ&スパ」。室戸ユネスコ世界ジオパーク内に建つ、全国屈指の絶景のオーベルジュ。エリアの象徴でもある室戸海洋深層水を使用したプールや、金目鯛をはじめとする海の恵みをふんだんに使用した料理が大人気。「チェックイン後の夕陽、目が覚めると目の前の海から登ってくる朝陽。部屋にいる時間は終始感動しかありませんでした。地魚や柚子などの柑橘類を使った夕食のコースも最高。朝食も絶品でした」(@hitomi_pleineluneさん)。「アクティビティも充実していて、参加したスターウォッチングで見た星空もすばらしかったです。波の音と暗闇のなかで、都会では味わえない贅沢な自然体験ができました」(@naginagiii18さん)
高知県を代表する絶景レストラン。地元産の食材を使ったパスタなどが楽しめる。「海の青さに驚きました。また、海に突き出した建物も東京ではなかなか見られないロケーション。店内はもちろん、店外も、写真を撮りたくなるスポットです」)@hitomi_pleineluneさん)。「店内に入った瞬間、窓の向こうに見える海岸線の壮大さに心奪われました」(@naginagiii18さん)
300万年前の地層と、国指定の天然記念物の多品種シダの群生が見られる渓谷へ続く洞窟。「自然豊かな空間が神秘的で、スタジオジブリの世界のような雰囲気が素敵でした。奥にある滝はとても美しく、写真撮影にはうってつけです」(@hitomi_pleineluneさん)。「生きている地球の地層を肌で感じることができます。全身でマイナスイオンを感じられてリラックスできました」(@naginagiii18さん)
田園の中を進むとひょっこり現れるかわいい外観のケーキ屋さんの目標は、町のすべての人のバースデイケーキを作ること。「優しい甘さと懐かしさも感じられるケーキは絶品。ナチュラルな雰囲気が好きな女性にはマスト。絵本から飛び出してきたような雰囲気です」(@naginagiii18さん)。「のどかな田園風景の中の外観はとてもかわいいです」(@hitomi_pleineluneさん)
2日目_自然大満喫の1日。話題の最新スポットも
透明度抜群の海の上へ、はじめてのSUP
高知県最東部。徳島県との県境にある海辺の町東洋町は、高知県内でも独特の雰囲気を有している。全国各地からサーファーが集うサーフタウンとしても知られ、どこかハワイのハレイワを連想させるような静かな雰囲気で癒される。こちらではぜひマリンスポーツの自然体験を。2人は初めてのSUPにチャレンジ。道具はすべてレンタルできるので手ぶらでOKなのもうれしい。「高知の海のきれいさを体感できました! 初めてで不安もありましたがすぐに立つことができました」(@hitomi_pleineluneさん)。「インストラクターさんが気さくで優しく教えてくれたので、すぐに立つことができました。海の上から眺める町は新鮮な景色で、最高の自然体験でした」(@naginagiii18さん)
東洋町の大人気店。多くのサーファーの胃袋も満足させるボリュームたっぷりの料理は味も◎。「高知といえばカツオですよね。でもこんなに新鮮なカツオは初めて食べました! 切り身が分厚くて、ボリュームもすごくてアクティビティのあとにはぴったりです」(@naginagiii18さん)。「民家を活かしたお店のつくりも暖かみがあり、ほっと一息つくのに最適な空間でした」(@hitomi_pleineluneさん)
フランスのモネ財団が本場ジヴェルニー以外で唯一「モネの庭」を名乗ることを許可した庭園が高知県東部、人口1300人の北川村に。「モネの絵がとても好きなのでとてもワクワクしました。モネの絵と照らし合わせながら、想像しながら歩くのも楽しいと思います」(@naginagiii18さん)。「水の庭にある睡蓮の咲く池はモネの世界観そのもの! カフェでいただいたモネのレアチーズケーキは、味はもちろん食器にもモネ自身がデザインしたものが使われていていました」(@hitomi_pleineluneさん)
村の象徴でもある温泉施設が昨年完全リニューアル。とろとろの泉質の温泉は全国の温泉通から高い評価を受けている。「とろみのある温泉がすごくよかったです。客室も木の香りがして清潔で、とても癒される宿でした」(@hitomi_pleineluneさん)。「温泉はもちろん、お料理も名産であるゆずがふんだんに使われていて、地の素材がたくさんいただけました。山奥ですが、山と川に囲まれていて、部屋もきれいでとても素敵な宿でした」(@naginagiii18さん)
3日目_少しディープな「ひがしこうち」へご案内
高知県の伝統的なソウルフード。田舎寿司
高知県のソウルフードのひとつが田舎寿司。通常の寿司は酢でご飯を締めますが、こちらは“ゆのす”と呼ばれるゆず果汁を使ってご飯を締めているので香りが抜群。ネタはこんにゃくやみょうが、タケノコといった山の幸を使用。ヘルシーかつ独特な味わいは、いちど食べたらくせになること受けあい。「とてもヘルシーで女性好みなお寿司です。具材が鮮やかなので、写真写りもいいのがうれしい」(@hitomi_pleineluneさん)。「もっちりとした食感とさっぱりした味わいはヘルシー志向の女性におすすめ」(@naginagiii18さん)
かつてこのエリアの主軸産業だった林業。この地にはかつて、山奥で伐り出される良質な杉の木を海まで運ぶ森林鉄道が走っていました。現在はその鉄道遺構の周りにゆず畑が広がり、日本遺産にも認定されています。在りし日を想像しながらガイドさんとめぐると、このエリアの歴史がわかります。「絶景好きはマストの場所。鉄道遺構の橋そのものが今も使われていて驚きでした。下を流れる川もターコイズブルーで、山との色彩のコントラストがすばらしかったです」(@naginagiii18さん)。「森林鉄道の跡地はまるでジブリ映画の世界。もっとみんなに知ってほしいです。ガイドさんの説明で、北川村の鉄道遺構とゆずの歴史がよくわかりました。北川のゆずが香り高くおいしい理由がわかりました」(@hitomi_pleineluneさん)
馬路村はゆず加工で有名な高知県東部の山間部の小さな村。ゆずを使ったアイテムは女性へのおみやげにもピッタリ。「ゆずドリンク『ごっくん馬路村』はほどよい甘さとさっぱりした飲み口で美味。化粧水も手につけた瞬間にゆずの香りがふわっと広がってすごく良かったです。おみやげに買いました」(@hitomi_pleineluneさん)。「ゆず畑が広がるのどかな村の中にあり、いろいろな工夫でデザインも素敵な商品のラインナップに驚きました。老若男女誰にでもおみやげが見つかると思います」(@naginagiii18さん)
田野町にある古民家を使用した人気のカフェ。日本遺産遺構巡りの合間にほっと一息つきたいときはこちらへ。「古民家を使ったレトロな店内がよかったです。いちばん人気だというホットサンドはやさしく、懐かしさを感じる味わいでした。手作りのプリンもおすすめです」(@hitomi_pleineluneさん)。「サイフォンで淹れてくれるコーヒーがさっぱりした風味で飲みやすく美味。手作りの羊羹と抹茶アイスも好きです」(@naginagiii18さん)
ひがしこうち旅を満喫しよう! さらに詳しい情報は公式HPへ
今回の2泊3日の旅は、あくまで高知県東部エリア「ひがしこうち」の魅力のほんの一部分。さらに詳しい情報はぜひ公式HPをチェックしてみて。今回旅をしてくれた女子旅レポーター2人が撮影した、ここでは紹介しきれなかった写真もアップ予定。オリジナルのガイドブックも制作しているので、そちらは現地(空港や観光施設)でゲットして。
最後に今回旅をした2人から「ひがしこうち」の感想を。「都会の喧騒に疲れたら高知県東部はぜひおすすめです。壮大な大自然の絶景フォトスポットもたくさんあるので、身も心も癒されます。そして高知県の地元の方が温かいのもうれしかった。食べものもおいしく、中でもわたしはゆずのおいしさがクセになりました。また違う季節に訪れたいと思います」(@naginagiii18さん)。「書店のガイドブックにはこのエリアの情報があまり載っていないのですが、来てみたら自然がすばらしく、心から癒され、感動深い旅でした。インスタグラムをやっている方で、まだあまり知られていない絶景スポットを探している人もたくさんいると思いますが、そういう方にも高知県はおすすめできます。有名な観光地はどこも混雑していますが、ここではストレスは皆無。特に都会で時間に追われている生活をしている方には、ぜひおすすめしたい場所を見つけました」(@hitomi_pleineluneさん)
PR/高知県東部観光協議会
PHOTO/@hitomi_pleinelune、@naginagiii18(東京女子部) WRITING/OZmall編集部