島根のたたら文化に触れて「一生モノ」を探す旅
かつて、たたら製鉄で栄えた島根県奥出雲地方の安来市、雲南市、奥出雲町。3つの町でたたら製鉄から生まれた文化に触れ、ずっと愛用したくなる手仕事モノを見つける旅へ
更新日:2019/01/22
たたら文化の丁寧な手仕事に触れ、「一生モノ」を探しに島根へ旅する1泊2日のモデルコース
1日目
08:20 羽田空港集合
09:25 羽田空港より米子空港へ
10:50 米子空港到着。バスで安来市へ移動
11:50 和鋼博物館を見学
13:00 安来節演芸館で安来節の公演観賞&お弁当ランチ
14:20 鍛冶工房 弘光を見学
16:00 雲州忠善刃物で見学&体験
18:00 さぎの湯荘チェックイン
18:30 さぎの湯荘にて夕食
2日目
07:30 さぎの湯荘にて朝食
08:55 さぎの湯荘チェックアウト
その後、「足立美術館」へ徒歩で移動
09:00 足立美術館を見学
11:40 姫のそば ゆかり庵にてランチ
13:00 森田醤油店を見学
14:40 菅谷たたら山内を見学
16:00 斐伊川和紙で見学&体験
17:30 道の駅さくらの里きすきで買い物
19:30 米子空港到着
20:40 米子空港より羽田空港へ
22:00 羽田空港到着
2日目
たたらの歴史と文化をたどる
たたらが生んだ、さまざまな恵みに触れる
2日目の朝は、宿泊した「さぎの湯荘」から歩いてすぐのところにある、日本庭園が有名な「足立美術館」へ。美しい庭園で感性をめざめさせたら、たたらにまつわるスポット巡り。奥出雲地方のたたら製鉄は、ただ鉄を作るだけでなく、砂鉄を採取するために崩した山林の跡地を田畑にしたり、製鉄に取り組む人々の姿勢や思いが日常の手仕事へ発展したりと、後世にもつながるさまざまな文化や恵みをもたらしてきた。実際にたたら製鉄の操業が行われていた施設や、出雲そばの店、醤油店、和紙工房を訪れ、たたらの文化を体感しよう。
オズ読者も行ってきました
たたら文化に触れて「一生モノ」を探しに島根県の奥出雲地方へ出かけた1泊2日の旅。「都会生活は便利すぎて、日本の昔ながらの文化を忘れてしまい、知る機会さえ少ない毎日ですが、こういう文化こそ大切と気付かされました」「日本のよき伝統を感じられた旅。手仕事のよさと文化は絶えさせたくないと強く思いました」「たたらの歴史、手仕事にこだわる職人さんに出会えた地は、私自身の大切にしたい場所になりました」「奥出雲地方はムダを極力出さず、地産地消するなど、いろいろなことがつながっている。だから丁寧で穏やかな暮らしができるのかなと。自分の生活を見つめ直すきっかけがもらえました」と、一生モノに出会うだけでなく、日本の文化や手仕事のよさを改めて感じる旅になったよう。
PR/鉄の道文化圏推進協議会
PHOTO/AYUMI OOSAKI WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)