青い海と雄大な火山のパワーを体感できる大島には、豊かな自然にはぐくまれた新鮮な食材もたくさん。女友達とおいしい島の恵みを満喫して、大地のエネルギーに触れて、心も体もパワーアップし、恋愛にも前向きになれる大島旅1泊2日のコースを編集部がご提案!
女友達とめぐりたい、一泊二日の大島旅のポイントとは?
豊かな島の恵みと雄大な裏砂漠のパワーを吸収して、恋に前向きな心と体に
女友達と行く大島旅のポイントは、島の恵みを食べて、触れて、恋のパワーを高めること。
大島の雄大な大地の力に出会えれば、恋愛に前向きになって新しい出会いを求めるパワーがムクムクと湧き出てくる! とれたての新鮮な魚介や野菜、明日葉や大島牛乳など大島ならではの自然の恵みを使ったグルメは、おいしいだけではなく美にも効果があって、栄養も満点! 食べて体の中からキレイをチャージしよう。大島ふるさと体験館の椿油しぼり体験で手に入るピュアな椿油は、ツヤツヤの美肌や美髪もめざせる。夜には女子同士、恋バナで心のデトックスを。
2日目の裏砂漠トレッキングでは、噴火と再生を繰り返す大地のパワーに触れれば、前向きな気分もアップ。こんなパワーチャージの大島旅を経験すれば、素敵な出会いを引き寄せることもできるはず!
【大島お役立ちお店情報】
・「さむかわ食賓館」
地域密着のスーパー。お酒やお菓子、食材はもちろん、おみやげにぴったりなオリジナルのサブレーや島のパン屋さんの手作りパンなども手に入る。
住所/東京都大島町元町字馬の背262-13 営業時間/8:00〜21:00 無休(年始休みあり)
・「元町 浜の湯」
水着で入れる公共露天風呂。長根浜公園内にあり、青い海や伊豆半島を眺めながら入浴できる。空と海が茜色に染まるサンセットの時間帯がおすすめ。利用料300円。
住所/東京都大島町元町字トンチ畑882 営業時間/13:00~19:00 7・8月11:00〜19:00(天候により休業・時間短縮あり) 無休
■交通について
今回は、高速ジェット船を利用。約1時間45分で大島に到着。料金は往復14800円。島内は、レンタカーを利用。
1泊2日の大島女子旅モデル行程表
【1日目】
08:20 竹芝出発
10:05 大島到着
11:00 大島ふるさと体験館で椿油しぼり
13:00 季まま亭で昼ごはん
14:30 ぶらっとハウスでかいもの&ソフトクリーム
16:30 hale海ゲストハウスにチェックイン
18:00 Bistro U・TOでディナー
【2日目】
07:00 朝ごはん
08:30 裏砂漠をトレッキング
12:30 雑魚や紀洋丸でお昼ごはん
13:15 シャロン洋菓子店でティータイム
14:40 大島出発
16:45 竹芝到着
※ジェット船は、土・日、休日の運航時間
女友達と過ごす大島の1日目
「大島ふるさと体験館」の椿油しぼり体験で、キレイに効く椿油をゲット
大島に到着してまず向かうのは「大島ふるさと体験館」。大島を代表する特産品の椿の実から椿油を絞る、全国でも珍しい体験ができる。砕いた実を蒸して絞る昔ながらの椿油の製法を体験できて、ナッツのような香ばしい香りにも癒される。体験の最後にはできたての椿油で作った野菜炒めも試食できて、椿油をミニボトルでおみやげに持って帰れるのは嬉しい。
椿油は髪や肌にいいオイル。自分で絞ったものなら愛着も湧いて丁寧に自分をケアしたくなるから、いっそうのキレイを得られるきっかけに!
大島ふるさと体験館
TEL.04992-2-3991
住所/東京都大島町元町字北の山125-4
営業時間/10:00〜16:30
定休日/火
料金/椿油しぼり体験1人2700円 ※2人以上で要予約
アクセス/元町港より車で10分
建築も素敵なカフェ「季まま亭」で明日葉たっぷりのピラフを
椿油しぼりの後は、大島食材を使ったメニューが味わえるカフェでお昼ごはん。「季まま亭」の名物は、明日葉がたっぷり入った明日葉ピラフ。生でも食べられる自家農園産の上質でフレッシュな明日葉を使い、明日葉にはほとんど熱を通さずに仕上げてあるのがポイント。色鮮やかな明日葉の緑と爽やかな香り、ほろ苦さとシャキシャキ食感がクセになる。
実は明日葉にはビタミンやミネラルが豊富。店主が育てた新鮮な野菜を使ったスープやサラダと一緒に食べれば、体の中から美しく。スイスの山小屋のような木の温かみある空間も女友達とゆっくり過ごすのにぴったり。
季まま亭
TEL. 04992-2-2400
住所/東京都大島町元町北の山205-1
営業時間/11:00~18:00
定休日/月・火
アクセス/元町港より車で15分
「ぶらっとハウス」で島の恵みの多彩さを実感! 絶品ソフトクリームもパクリ
島の恵みの豊かさをもっと知るなら、地元の生産者が運営する農産物の直売所「ぶらっとハウス」に立ち寄ろう。明日葉やパッションフルーツ、パパイヤ、青唐辛子など、ふだんはあまり目にしない季節ごとの島の野菜や果物が並び、眺めているだけでワクワクして料理したくなる。島の食材を使用した手作りデリや島で人気のパン屋さん「アイランドキッチン」のパンもおすすめ。
また、天然酵母で作ったスコーンなどの焼き菓子も販売されているから、ここで翌朝ごはんも買っておこう。
イートインスペースでは、隣接する大島牛乳工場から届く新鮮な生乳を使った、大島牛乳のソフトクリームやジェラートが味わえる。広々とした牧場の緑を眺めながらミルクの風味濃厚なソフトクリームを食べて、女子ふたりの時間を満喫して。
とれたて魚介のディナーをおしゃれに味わうなら「Bistro U・TO」へ
野菜だけではなく、新鮮な魚介も島の恵み。せっかくなら、女子好みのおしゃれなスタイルで味わいたい! そこでおすすめなのが「港の食堂 Bistro U・TO」。銀座でシェフ兼ソムリエを務めていたオーナーが、伊豆大島の旬の魚介や野菜をフレンチベースの料理に仕上げて提供してくれる。地魚をカルパッチョやローストにするなど独自の感性で作られる料理は、地元の人たちも太鼓判のおいしさ。手頃でおいしいワインが豊富に揃うのも島では貴重なポイント。女子同士でワインを傾けながら島の食材を味わえば、お互いの恋の打ち明け話にも花が咲きそう。
港の食堂 Bistro U・TO
TEL. 080-7934-2244
住所/東京都大島町元町 1-9-4 -2F
営業時間/18:00~22:00 要予約
定休日/火・水
アクセス/元町港よりすぐ
女友達と過ごす大島の2日目
心をからっぽにして全身で感じたい、ダイナミックな火山のエネルギー
大島に来たなら、火山島ならではの大地のパワーも吸収して元気をチャージ! 「裏砂漠」のトレッキングはアップダウンの少ない比較的なだらかな道を歩くので、体力のない女子にもおすすめ。半日のガイド付きツアーなら裏砂漠をとことん楽しめる。
黒い粒状の火山岩に覆われた景色や、溶岩の上にたくましく育つ植物の生命力は感動的。広大な裏砂漠に女友達と寝転んで、全身で大地のエネルギーを吸収してみよう。背中からじんわり温かさを感じて、どこまでも広がる青空を眺めていると、恋の悩みも吹き飛んで新しい恋愛にも向き合えるはず。トレッキング後は大島温泉ホテルの日帰り温泉でスッキリしてから帰るのもいい。
グローバルネイチャークラブ(裏砂漠半日ツアー)
TEL.04992-2-1966
住所/東京都大島町元町字北野1-74
営業時間/8:00〜21:00
定休日/なし
アクセス/元町港より車で5分 ※ツアー参加者は送迎あり
大島ならではの郷土料理も味わいたいから、ランチは「雑魚や紀洋丸」で
裏砂漠を歩いておなかが空いたら、元町港近くまで戻って大島の海の恵みのランチを。地元の人たちにも人気の「雑魚や紀洋丸」は、都内への出荷の少ない魚も含めいろいろな魚介を使った郷土料理が楽しめる店。なかでも島唐辛子醤油に漬け込んだメダイなどを酢飯にのせたべっこう丼は、大島に来たらぜひ味わいたい名物。ピリ辛感が食欲をそそり、クセになるおいしさ。
島唯一のケーキ店「シャロン洋菓子店」で食後のデザートもしっかり満喫
男性の目を気にしなくてもいい女子旅だからこそ、ランチ後のデザートもしっかり楽しみたい。そんな女子の希望を叶えてくれるのが、大島唯一のケーキ屋さん「シャロン洋菓子店」。2018年8月にお店がリニューアルしてカフェスペースが広くなったから、店内でケーキとお茶をゆっくり味わうこともできる。人気の「大島桜ロール」は、スポンジに練りこんだ大島桜の葉がふんわりと香り立ち、真ん中にはジューシーなチェリー入り。地層切断面バウムクーヘンや溶岩クッキーなど、遊び心あふれる焼き菓子はおみやげにどうぞ。
友達同士で過ごすのにおすすめの宿
アットホームながら清潔感も魅力の「Hale 海 Guest House・Oshima」
友達とワイワイと過ごすのにぴったりなのが「Hale 海 Guest House・Oshima」。大島を愛するご夫婦が、自宅を改装してオープンさせた全4室の宿。新しく清潔感ある空間で快適にステイできる。若い女性のグループには男性グループが重ならないようにするなど、同時に泊まる人の組み合わせにも気遣ってくれるから安心。島のおいしいお店に詳しい奥さんに島情報をたくさん教えてもらおう。
【Hale 海 Guest House・Oshima】
TEL. 04992-2-0522
住所/東京都大島町元町字五輪224-4
料金/5900円〜※貸切(7名まで)32000〜。7名以上は要相談
アクセス/元町港より徒歩5分
Hale 海 Guest House・Oshima
PHOTO/MANABU SANO TEXT/MIYO YOSHINAGA