雪原と氷のアートな世界へ!今週末は「ひがし北海道」へトリップ

更新日:2018/03/15

360度パノラマの美しい氷の平原
心洗われる一面の銀世界に出会いに

平昌オリンピック・パラリンピックで熱戦とともに印象的だった画面いっぱいに広がる白銀の世界。メダル獲得に沸いたカーリング女子の地元・北見にも近い網走から十勝の太平洋側にかけてぐるりと広がる「ひがし北海道」は、そんな雪と氷の風景が楽しめるエリア。例えば根室と羅臼の中間あたりにある全長26kmの細長い「野付半島(のつけはんとう)」は「日本のウユニ塩湖」とも言われる場所で、氷点下を迎えると半島の内側の湾が結氷して氷の平原になり、遠近法を利用したトリック写真が撮れることでも話題に。その上をスノーシューで歩く「トドワラ・氷平線ウォークツアー」やスノーモービルで引かれる「氷平線ソリツアー」はぜひ体験したいもの。壮大な雪&氷遊びを楽しんで。

砂浜に打ち上げられた氷がきらめく
自然が作り出した神秘的なアート

風景写真家などの間では知られていたものの次第に情報が広がり、新絶景と今話題なのが豊頃町の大津海岸でしか見られないといわれる「ジュエリーアイス」。凍結した十勝川河口の氷が割れて太平洋に流れだし、砂浜に打ちあげられたもので、海岸一面に散らばったたくさんの氷の塊が朝陽や夕陽を浴びてキラキラ輝く様子はまさに宝石のよう。波にもまれることで磨きあげられた氷は透明度が高く、丸やリング、ドームや雪だるま型などひとつひとつ個性豊かな形なのも楽しい。なかでも陽の光に合わせて赤やオレンジ、黄色へと刻々と色を変える早朝がおすすめのビュータイムだそう。その日にしか出会えない神秘的な光景を目に焼き付けて。

北海道らしい雄大な絶景に温泉も
欲張り旅には阿寒湖・摩周湖周辺へ

2017年8月に「阿寒国立公園」から「阿寒摩周国立公園」へと名称変更されたことでふたたび注目を集めている阿寒摩エリアは、北海道らしい景色にアクティビティ、温泉も満喫したい欲張りな北海道旅にぴったり。凍った阿寒湖の上をスノーシューやスノーモービルで探検したり、一度は体験したい氷上ワカサギ釣りも例年3月下旬ごろまで楽しめる。アクティビティの後は阿寒湖温泉でゆっくり温まったり、温泉街を散策したり。そのほか早朝の霧氷や満点の星空など楽しみいっぱいで滞在先におすすめ。

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※記事は2018年3月15日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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