イイトコドリップ Vol.43 沖縄県・南部エリア:カフェとうつわトリップ
更新日:2018/02/16
沖縄県・南部エリアってこんなところ
いつもの日常を豊かにしてくれる南の地
暑さも観光のピークも、一段落した秋の沖縄で、心穏やかにゆったりと過ごす。那覇市の南に位置する沖縄本島の南部エリアは、海と緑が織りなす自然や、昔ながらの風景が残り、沖縄の人々の日常を感じられる場所。特に南城市を中心とした地域には、日々の手本にしたくなるカフェやうつわ屋さんが。暮らしの豊かさにつながるあれこれを見つけに、いざ南の島へ。
Access
羽田空港から那覇空港まで飛行機で約2時間30分。成田空港からは格安なLCC でも那覇空港へアクセスできる(約2時間30分)。那覇空港から南城市内へは車で40分程度。車での周遊が便利なのでレンタカー利用がおすすめ。
暮らしをアップデートする旅
暮らすように楽しむカフェ時間
気持ちがゆるやかに過ごせる秋の沖縄では、いつもはなにげなく済ませてしまいがちな“食”の時間を、じっくりのんびりと。めざすは、南城市の高台に佇む「BE NATURAL」。店主·日向紀彦さんの料理を求めて、地元の人だけでなく、遠路はるばるやって来るリピーターも多いカフェだ。
こちらではランチにもディナーにも、旬の野菜や魚など地元産食材をふんだんに使用。季節によっては食材が十分に揃わないこともあるけれど、ないものねだりせず、沖縄の食材をどう活かして、調理するかを大切にしている。「やっぱり、ここでしか味わえないものを楽しんでいただきたいですから」と、はにかみながら話す日向さん。そんな日向さんの料理はどれも奥ゆかしいおいしさで、しっかりかみしめたくなる。土地のもの、旬のものを味わうことの心地よさ大切さを知ると、日々の食卓への意識も変わりそう。
ひと口ごとにかみしめる
旬の素材のおいしさ
イタリアの家庭に滞在し、マンマに料理を教わるなど、年に一度は料理研修を目的にヨーロッパを訪れる日向さん。知念漁港でみずから競り落としてくる天然魚を使った料理が評判で、「沖縄の魚って、こんなにおいしかった?」と思うほど、洗練された味わい。パンも自家製で、料理に合わせて素材の配合を変えて作ることもあるそう。
こだわりの雑貨で
暮らしに彩りを
とっておきの雑貨探しも、この店の楽しみ。店内入口のスペースには店主が旅先で見つけたアンティーク雑貨、キッチン道具、日用品など素敵アイテムがいろいろ。沖縄のガラス作家によるうつわ、地元産のフルーツを中心に使った自家製コンフィチュールも揃うから、おみやげ選びにも。
BE NATURAL
2000年にオープン、沖縄カフェの先駆け的な1軒。2017年4月、同じ町の海を望む高台へ移転した。ブロックを積み上げたシンプル空間は天井が高く、開放感たっぷり。かわいい雑貨が並ぶショップスペースもあるから、食事して、買い物して、スローな時間を。
DATA
TEL.098-947-6203
沖縄県南城市佐敷字佐敷138-1
営業/11:30 ~21:30(20:30LO)ランチ~14:40(LO)
定休/火·水(祝の場合営業)
席数/42
アクセス/那覇空港より車で約40分
沖縄県・南部エリア:カフェとうつわトリップ
毎日が楽しくなるうつわ探し
沖縄でうつわ探しと言えば、読谷村で・・・というイメージがあるけれど、 南部エリアにも工房が充実。個性的な作家たちの工房を訪れ、とっておきのうつわを手に入れて。
南部エリアの見逃せないあれこれ
気軽に泊まれる B&B、世界遺産に登録されている聖地など、まだまだ楽しみいっぱいの南部エリア。 ちょっとディープな糸満公設市場や車で行ける奥武島にも足をのばして !
奥武島まで行ってみよう
南城市玉城にある奥武島は、本島と約150mの橋でつながる小さな離島。せっかくだから奥武島まで足を伸ばして島ならではののんびりとした空とビーチとグルメを満喫しよう。
女子旅にぴったりの沖縄へ行こう!
夏の沖縄もいいけれど、静かな時間が流れる秋の沖縄も女子旅にはぴったり。おいしいごはんや美しい景色に、癒されに出かけない? 沖縄旅行が決まったら、 沖縄の観光情報が満載のキャンペーンサイト「旬香周島おきなわ」をチェックしてみて。飲食店はもちろん、ホテルやイベント情報まで、旅に欠かせない情報が満載! 素敵な思い出は、「♯しゅんおき」を付けてインスタグラムに投稿してみよう。さらに「旬香周島おきなわ」では、宿泊券などが当たるプレゼントキャンペーンも実施中。簡単なアンケートに答えるだけだから、ぜひチャレンジを。
日本のイイトコドリップ
東京女子のココロが動く、まだ知らない日本のイイトコを抽出して届ける連載「イイトコドリップ」は、武智志穂さんはじめ「OZの女子旅モデル」と一緒に毎月1つの旅先をお届け。ぜひチェックして、次の旅のきっかけを見つけて!
WRITING/MIE NAKAMURA PHOTO/MANABU SANO MODEL/SHIHO TAKECHI