年末年始のご褒美に行きたい“おいしくて心地いい”が集まる八重洲・日本橋・京橋グルメ4選【#東京駅八重洲よりみち部】
東京駅東側の八重洲・日本橋・京橋エリア。国際都市の「陸の玄関口」として再開発中で、今後の変貌が楽しみな注目エリアのひとつ。今回は、年末年始のご褒美に行きたいとっておきの名店4軒をご紹介! OZmall読者が集うおでかけ発信コミュニティ・東京女子部のレポーターのリアルな口コミとともに、ぜひ大人のグルメを体験して。豪華賞品が当たるInstagramキャンペーンも実施中。
更新日:2021/12/14
【1】美食を追求する本格フレンチと最高のサービスに酔いしれる
シェ・イノ
スイスやドイツ、ベルギーを経てフランスの三ツ星レストランで修業後、「銀座レカン」の料理長として腕を振るった井上旭さんが、1984年に開店した「シェ・イノ」。日本のフランス料理を牽引してきた老舗グランメゾンとして愛されている一軒だ。
「正統派、クラシックと言っていただいていますが、古典に固執してはいません。良い技法やレシピなどは残しつつ、時代に合わせて新しい良いものを取り入れています」と話すのは、創業当時から勤め2004年より料理長を任された古賀純二さん。例えばフランス料理で欠かせないソースも、時代に合わせて濃厚な味わいながらも重くないものに変化したという。
反対に変わらない存在は、井上さんが「銀座レカン」時代から作り続けるスペシャリテ「仔羊のパイ包み焼き“マリア・カラス風”」。当時、羊肉があまり受け入れられていなかった日本で、「そのおいしさを知ってほしい」と誕生した逸品だ。仔羊とトリュフ、フォアグラを奥深いソースでまとめており、現在も目当てに訪れる人が後を絶たない。
店内はアールデコ調で、繊細なステンドグラスが美しい優美な空間。足を踏み入れると高級感ある雰囲気に緊張してしまいそうだけど、ご安心を。サービスマンによる気配りあふれるサービスが受けているうちに、ほっと落ち着けるはず。豪華な食事と居心地の良さを堪能する、1年の締めくくりや新年にふさわしい心地よい時を過ごして。
DATA
住所/東京都中央区京橋2-4-16 明治京橋ビル1F
営業時間/[昼]11:30~13:30(L.O.)、[夜]18:00~20:00(L.O.)
定休日/日
予算目安/[昼]8000円~[夜]20000円~
体験レポーターのコメント
天井が高く、高級感あふれる雰囲気はさすがの老舗のグランメゾン。お料理もとてもキレイでボリュームもありおいしかったです。スイーツがワゴン内から好きなだけ選べるのが嬉しかったです。(haruka_ygさん)
クラシカルで落ち着いた雰囲気の店内は優雅な気持ちになれました。メインの仔羊がさっぱりしていておいしかったです。選べるデザートワゴンがお腹いっぱいでも、全種類食べたくなるほどでした。(naho_417さん)
【2】味にボリュームに大満足!昔ながらの洋食と正統派のフレンチ
レストラン サカキ
1956年に創業した洋食店が2003年にリニューアル。その時、4代目の榊原大輔さんが店を受け継ぎ、シェフに就任した。
「かつては料理人を雇って、昔ながらの洋食を提供していましたが、リニューアルを機に昼は洋食、夜はフレンチに。ボリュームや満足感は変えずに、毎日豊洲市場で仕入れた良い食材と手作りにこだわっています」と榊原さん。榊原さんは、四谷にあるフレンチの名店「北島亭」で修業後に渡仏し経験を積んでおり、その腕前は折り紙付き。
近隣のビジネスマンが多く集うランチは、ポークジンジャーやデミグラスソースのハンバーグの他に、季節の食材を使ったフライといった昔ながらの形式の洋食がメイン。さらに、フレンチの技術が活きた地鶏のコンフィやトマト煮込みなども加わり、約10種のメニューが揃う。フライや目玉焼き、時には生牡蠣などがちょい足しできる単品メニューもあり好評。
夜はアラカルトもあるが、ご褒美ディナーにはコースがおすすめ。特に6600円の「プリフィクスコース」は、前菜2種と肉料理、デセールが多彩な逸品から選べてお得な計6皿。例えば肉料理なら黒毛和牛ほほ肉の赤ワイン煮込みやサカキ風ハンバーグステーキなど8種から選べる。フランス産を中心とした100種のワインをおともに、ゆったりとした時間を楽しんで。
DATA
住所/東京都中央区京橋2-12-12
営業時間/[昼]11:30~13:40(L.O.)、[夜]18:00~20:30(L.O.)
定休日/日・祝
予算目安/[昼]1150円~[夜]6600円~
体験レポーターのコメント
行列ができる人気店ですが中は落ち着いた雰囲気。エビフライは大きな3尾、さっくさく&ボリューム満点で食べ応えがありました。ハンバーグは目玉焼きを追加したら一層おいしかったです。(amaimonochannelさん)
当日でも利用OKの6600円のコース料理は、満足感120%の内容とボリューム。アミューズのフィンガーフードからデザートまでなにもかもがおいしかったです。(puramudariaさん)
【3】戦後から受け継ぐ想いと味。趣ある空間で味わう江戸前のうなぎ
はし本
自分へのご褒美に食べるなら、歴史あるお店で憧れのうなぎはいかが? 八重洲の路地裏に1947年に創業した「はし本」は、老舗の風格のある昭和の趣を持つ木造家屋。店内には、テーブル席や掘りごたつの小上がりや個室があるので、気兼ねなく食事と会話が楽しめると評判。
看板メニューは、お得なうな丼をはじめ、うなぎの量やサイズが異なるうな重の「い」「ろ」「は」の3種が揃う。鹿児島県、静岡県、岡山県などの「生産者の顔が見えるうなぎ」を中心に仕入れ、お店で丁寧に捌いて焼きあげる。合わせるのは昔から変わらない調味料で作ったタレと、石川県産コシヒカリともち米を合わせたご飯。ひと粒ひと粒がしっかりとしたご飯とやや甘口の絶妙なタレ、ふっくらとしたうなぎの味わいが絡み合い、うっとりしてしまうおいしさ。世代を変えて通い続ける常連が多いのも納得だ。
「『取り扱うすべてのうなぎを最高の状態でお客様のもとへ送りだしてやりたい』という創業時から変わらないうなぎへの想いを軸に、季節料理やその時々で変わるお酒なども提供しています」とは4代目の橋本正平さん。お酒は、日本酒はもちろん、クラフトビールやジンなどもラインナップ。1年頑張った自分をねぎらいに、ぜひ乾杯しよう。
DATA
住所/東京都中央区八重洲1-5-10
営業時間/平日[昼]11:30~14:30(L.O.13:30)、[夜]17:00~21:00(L.O.20:00)・土11:30~15:00(L.O.14:00、完売次第終了)
定休日/第2、第4土・日
予算目安/[昼]4000円~[夜]7000円~
体験レポーターのコメント
うな重「い」をいただきました。提供時に鹿児島産の鰻であることを説明してくださり好印象でした。鰻は香ばしくもふわふわで絶品。さらっとしたタレだったので鰻本来の風味が活きていて上品でした。(suu_gaaさん)
伺った日は鹿児島県産楠田のうなぎで、珍しく新仔うなぎをいただくことができました。早く成長した鰻は長い期間育てたうなぎに比べとても柔らかく、箸でつまむだけでほろほろと崩れるほどです。(mystyle_0315さん)
【4】がっつりステーキとバラエティ豊かなサイドを肩肘張らずに堪能
BEEF UP TOKYO CHARCOAL GRILL&BAR
1997年に創業した人気ステーキハウスが、上質で豪快なお肉料理はそのままに2021年10月に移転オープン。京橋駅直結の東京スクエアガーデンという好立地と、オープンキッチンのカジュアルな店構えで男女問わず入りやすい雰囲気になった。
「ソファーとテーブルが中心のゆったりとした店内で、じっくりとこだわりのお肉を召し上がってほしい。常時約10種のグラスワインや少し良いビールなど、お肉と相性の良いドリンクも用意しています」とは、代表の山下耕司さん。
メインのお肉はと言うと、黒毛和牛や質が良いカナディアンビーフの赤身肉のほか、毎日肉を挽いて作るハンバーグ、バランスの良い三元豚のステーキ、独特の臭みを抑えたラムチョップなどさまざま。どれもなるべく生に近い状態で仕入れ、お店で部位ごとに切り分け、鮮度が落ちる冷凍を避けて保存。それにより、焼くとあふれる肉汁とうま味が楽しめる。また、ポテトやサラダだけでなく、ソテーやフライなどのサイドメニューも豊富だがら、目移りしてしまう。
アラカルトはもちろん、赤身と脂身のバランスが良い骨つき肉のトマホークが食べられる5800円のパーティーメニューもあるので、同僚や友人などのグループでの利用にもぴったり。今後は限定メニューや肉の日のイベント、ノンアルコールカクテルの充実なども予定しているそう。これからの進化からも目が離せない。
DATA
住所/東京都中央区京橋1-4-10 東京スクエアガーデンB1F
営業時間/11:00~23:00(L.O.21:00)
定休日/無休
予算目安/[昼]1000円~[夜]6000円~
体験レポーターのコメント
地下のお店ですがとてもおしゃれでした。席同士の間隔も広くて安心だし、お年寄りのお客さんが多いのもほっこりしてよかったです。料理は思っていた以上にボリュームがありました。(tinker_richoさん)
開放的で今のご時世にもよく、店内も混んでいて人気の理由が分かりました。ハンバーグ、ステーキがとってもおいしくて上品な味でした。最後のデザートも選べて女子会でも使えるなと思いました。(317yukorinさん)
※営業時間は、2021/12/16(木)時点の情報です。最新の情報は各店舗にご確認ください
「#東京駅八重洲よりみち部」Instagram投稿キャンペーン開催
ランチコース進呈やオズマガジン紙面紹介の賞品をご用意
国際都市の「陸の玄関口」として再開発中の東京駅東側・八重洲エリア。巨大バスターミナルやホテル、劇場ホール、商業施設など巨大複合施設が誕生する予定で、これからの変貌にますます期待が高鳴るばかり。そのかたわら、何代にも受け継がれる老舗の名店、路地裏に佇む穴場店など、人情厚い店主が迎えてくれる心安らぐ店も多数。まさに最新と古き良きが融合する町だ。
そこでオズモール編集部では、そんな注目エリアの見どころや楽しみを発信する「#東京駅八重洲よりみち部」コミニュティを発足! 八重洲・日本橋・京橋エリアのおすすめスポットの紹介を積極的に紹介してくれる方を募集中。2021年11月9日(火)~2022年1月10日(月・祝)の期間は、Instagramで写真投稿キャンペーンを実施。指定ハッシュタグを付けて投稿してくれた方には、このエリアの“おいしくて心地いい”店の食事券を進呈。また、オズモール記事でもご紹介。ぜひふるってご応募ください。
PHOTO/@haruka_yg 、@kissshot87 、@naho_417 、@amaimonochannel 、@puramudaria 、@suu_gaa 、@mystyle_0315 、@tinker_richo 、@317yukorin 、 (すべて東京女子部)
WRITING/MARIA KAWASHIMA