老舗店のカウンター席で楽しむ!“おいしくて心地いい”が集まる八重洲・日本橋・京橋グルメ3選【#東京駅八重洲よりみち部】

東京駅東側の八重洲・日本橋・京橋エリア。国際都市の「陸の玄関口」として再開発中で、今後の変貌が楽しみな注目エリアのひとつ。今回は、古くから続く老舗の名店でありながら、おひとりさまでも気軽に利用できる3軒をご紹介! OZmall読者が集うおでかけ発信コミュニティ・東京女子部のレポーターのリアルな口コミとともに、ぜひ大人の名店を体験して。豪華賞品が当たるInstagramキャンペーンも実施中。

更新日:2021/11/09

【1】新旧の技術とアイデアで守り継ぐ、世界にも認められる日本料理

日本橋ゆかり

日本橋ゆかり

「ミラノ国際博覧会」をはじめ、国際的な催しでも日本料理を披露し、最近ではYouTubeのレシピ動画も話題の野永喜三夫さんが3代目を務める「日本橋ゆかり」。昭和10年の創業より親子で代々守り続けてきた味と、野永さんが京都の名店「露庵 菊乃井」の村田吉弘氏の元で身につけた技術が光る。吟味された季節の食材を使用しており、そこには「日本のいいものを応援したい」という気持ちがあるのだそう。

「日本ならではのいい食材はたくさんあります。特に東京にもおいしい食材があることを知ってもらいたいと、卵やお米は東京のものを使うことがあるんですよ」と野永さん。そんな想いを伝えるためにも、お客とのコミュニケーションを大切にしているのだとか。会話も楽しむならカウンター席がおすすめで、野永さんの気さくな人柄も相まって有意義な時間が過ごせそう。

店のコンセプトは“温故知新”。そのこだわりは、職人とお客の目線が合うよう計算された高さのカウンターや、エントランスのしつらえなど随所に。ランチは「ゆかり御膳」などの多彩な御膳、夜は会席が中心。アラカルトやおまかせでも堪能できるので、大人の隠れ家としてデートや接待などで訪れたい。

DATA

住所/東京都中央区日本橋3-2-14
営業時間/[昼]11:30~14:00(L.O.13:30)、[夜]17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日/日・祝
予算目安/[昼]2000円~[夜]10000円~15000円

体験レポーターのコメント

日本橋ゆかり

重厚感のある店構えで、敷居が高いかな?と思いましたが、気さくな三代目のおかげで、カウンター1人利用でもリラックスして過ごせました。説明を聞きながらだとより味わい深く感じました。(@mizuki_b2ewさん)

日本橋ゆかり

季節の食材を使っていて、秋を感じられたのが良かったです。デザートの黒豆ときなこのアイスは、途中でラム酒をかけたのですが、味がガラッと変わり、変化が楽しくておいしかったです。(@_coco_natsu_さん)

【2】江戸城にも認められた味を継承。正統派割烹の老舗

割烹 嶋村

2020年10月にリニューアルしたばかりの「割烹嶋村」。嘉永3年(1850年)に、江戸城や武家屋敷にも出入りしていた仕出しの店としてはじまり、料亭を経て、昭和27年に現在の割烹になったそう。

古くから政治家や著名人なども通う由緒ある店ながら、昼は手軽な定食も揃う。人気があるのはランチ限定の「金ぷら重」で、卵の黄身を衣に使い黄金色に揚げる大エビの天ぷらは、初代と2代目が考案した歴史ある逸品。また、土曜日に限定30食のみ用意される「幕末会席」は、江戸後期の味を再現したコース。江戸の文化に想いを馳せながらいただくと、よりおいしく感じるはず。夜は会席が中心で、季節の食材を使った正統派の日本料理がいただける。秋から冬にかけては上質なとらふぐを使った刺身や鍋、唐揚げ、春から夏はすっぽんの鍋などをラインナップ。

割烹 嶋村

6600円~会席コースを用意しており、家族の記念日や接待にもぴったりで、おひとり・少人数ならカウンター席もおすすめ。
「移転前の店舗から持ってきた、檜の無垢板を使っています。こじんまりとしていますが、ここが心地よいと気に入っている方もいらっしゃいます」と8代目の主人・加藤一男さん。特別な日はもちろん、いいことがあった時のご褒美など、少し贅沢をしたい日に訪れたい。

DATA

住所/東京都中央区八重洲1-4-10 東京建物八重洲仲通ビル1F
営業時間/[昼]平日11:30~14:00・土11:30~13:30、[夜]16:30~21:30(L.O.21:00)
定休日/日・祝
予算目安/[昼]1000円〜[夜]10000円~

割烹 嶋村

体験レポーターのコメント

割烹 嶋村

170年以上の歴史を持つということで少し緊張してお店に入りましたが、店主をはじめみなさんがあたたかい空気で迎えてくれました。近代的なビルに老舗の提灯がかかっているのが印象的でした!(@aoha_blueleafさん)

割烹 嶋村

一つひとつが料理を引き立てるようなカラフルな器で、次はどんなのだろうとわくわくしました。特に気に入ったのは土瓶蒸しです。松茸など旬の食材が入ったほっこりとする優しいおだしでした。(@sayomiyamotoさん)

【3】トロ握り発祥!明治から引き継がれる粋を感じる名店

吉野鮨本店

𠮷野鮨本店

明治12年の創業以来、老舗ならではの伝統的な握りを提供。トロを最初に握ったお店として有名だが、軸となるのは、赤酢と塩のみで握ったさっぱりとしたシャリ。そこに、毎日豊洲市場に出向き目利きした素材を合わせており、中でも評判なのが、コハダや穴子、赤身の漬け、煮ハマグリなどの“仕事をした”握り。また、薄めの玉子焼きをトンネルのようにシャリに合わせた玉子焼きの握りも、こだわりと伝統が感じられる逸品だ。

老舗の鮨店ということで敷居が高く感じてしまうが、「気軽に楽しんでほしい」との想いがあるそう。
「好きなものを好きなだけ食べてほしい。もちろん、同じものを何度も頼んでいただくのもいいですし、食べる順番に決まりもありません。『注文の仕方が分からない』『旬が分からない』という方もいますが、気軽に聞いてください」と、5代目の𠮷野正敏さん。

𠮷野鮨本店

特にカウンターは職人が握る様子が目の前で見られ、話も聞きやすいのでぜひ利用してみたい。また、店内は常連客だけでなく、初めてのお客も多く、にぎやかな雰囲気なのだそう。掘りごたつの座敷やテーブル席もあるので、カップルや子供連れの家族や友人との食事など、どんなシーンにもぴったり。

DATA

住所/東京都中央区日本橋3-8-11
営業時間/[昼]11:00~13:45(L.O.)、[夜]16:30~22:00(L.O.21:00)
定休日/日・祝
予算目安/[昼]2420円、[夜]10000円~15000円

体験レポーターのコメント

𠮷野鮨本店

あたたかみのある老舗の雰囲気で、店主ともコミュニケーションできる点が魅力でした。子連れで行けるところも嬉しいです。穴子がふわふわでびっくり。焼き目は香ばしくてとてもおいしかったです。(@harukamboさん)

𠮷野鮨本店

とても丁寧に説明してくださり、想像よりも敷居が低いお店だと思いました。中トロは脂がしっかりのっているのに胃がもたれない。玉子は伊達巻のようなほんのり甘みのある柔らかさで感動しました。(@moke0404さん)

※営業時間は、2021/11/9(火)時点の情報です。最新の情報は各店舗にご確認ください

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国際都市の「陸の玄関口」として再開発中の東京駅東側・八重洲エリア。巨大バスターミナルやホテル、劇場ホール、商業施設など巨大複合施設が誕生する予定で、これからの変貌にますます期待が高鳴るばかり。そのかたわら、何代にも受け継がれる老舗の名店、路地裏に佇む穴場店など、人情厚い店主が迎えてくれる心安らぐ店も多数。まさに最新と古き良きが融合する町だ。

そこでオズモール編集部では、そんな注目エリアの見どころや楽しみを発信する「#東京駅八重洲よりみち部」コミニュティを発足! 八重洲・日本橋・京橋エリアのおすすめスポットの紹介を積極的に紹介してくれる方を募集中。2021年11月9日(火)~2022年1月10日(月・祝)の期間は、Instagramで写真投稿キャンペーンを実施。指定ハッシュタグを付けて投稿してくれた方には、このエリアの“おいしくて心地いい”店の食事券を進呈。また、オズモール記事でもご紹介。ぜひふるってご応募ください。

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※記事は2021年11月9日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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