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乳酸菌=腸だけじゃない!膣内フローラを整える乳酸菌UREXに注目
※「UREX」はクリスチャン・ハンセン社の登録商標です
腸内環境を整えてくれるイメージのある乳酸菌。ヨーグルトや発酵食品を積極的に摂るなど、腸活を意識している人も多いのでは? 実は乳酸菌には多くの種類があり、腸だけではなく、免疫機能の向上や花粉症の改善など、菌ごとにさまざまな働きがあるのだとか。なかでも最近注目を集めるのが、女性の膣内フローラを整える乳酸菌「乳酸菌UREX(ユーレックス)(※)」。どんな効果や働きがあるのか、原田美由紀先生に教えてもらおう。
更新日:2021/11/13
乳酸菌の働きって?改めておさらい
乳酸菌を意識して摂ってる人はどのくらい?
乳酸菌に対してどんな意識を持っているかをオズモール読者にアンケートを取ったところ、乳酸菌を「かなり積極的に」「やや積極的に」摂っている人が約6割という結果に。摂り方は「ヨーグルトを毎日食べている(キオーさん)」、「サプリメントで菌活している(Miiさん)」、「乳酸菌飲料を毎朝飲むようにしている(kikiさん)」などさまざま。
「自宅でぬか床を作り、ほぼ毎日ぬか漬けを食べている。コロナ禍でテレワークになってからスタートし、1年半経過(まりんさん)」、「チョコやタブレットで乳酸菌を推しているものをときどき(つここさん)」など、日常に無理なく取り入れている人も多く、参考にしたいもの。その一方で「なにをどう摂ればいいのかわからない(みにょりさん)」など、摂り方に悩んでいる人も少なからずいるよう。
「乳酸菌=腸」のイメージがある人が、なんと9割以上
乳酸菌にはどんな働きがあると思うかというアンケートでは、95%の人が「腸内環境を整える」と回答。乳酸菌を摂取する理由にも、「腸内環境を整える効果がありそうだから(チェリーさん)」、「便秘解消のため(紅葉さん)」、「乳酸菌は腸に良く、腸の調子が良いと免疫力も高まり、肌にも良いと思うから(ヨッシーさん)」などで、腸のために摂っている人が多いよう。
そのほか「免疫機能の向上」65.1%、「花粉症の改善」37.2%、「胃腸機能の改善」35.6%、「肌の免疫力・バリア機能の向上」24%。「膣内環境(デリケートゾーン)を整える」と回答した人はわずか10.7%という結果に。
腸だけじゃない!膣で働く乳酸菌とは
女性に嬉しい、乳酸菌UREXと膣内フローラの関係
乳酸菌=腸に効くだけではなく、先ほどのアンケートにあったように、免疫力や花粉症、肌のバリア機能など、さまざまな働きをもつ種類があるのが、乳酸菌。なんと膣(デリケートゾーン)に有効な乳酸菌も存在するのだそう。膣内には腸と同じように多くの菌が住んでいて、カラダに有効に働く善玉菌を優勢な状態にキープすることが、デリケートゾーンを健康に保つことにつながる。
そのカギとされているのが“腸内フローラ”ならぬ、“膣内フローラ”のバランス。
「膣内フローラとは膣内にいる細菌の集団のこと。膣内フローラのバランスが崩れると、かゆみや臭い、おりものの変化といった不快な症状が現れやすいと考えられています」(原田先生)
ビフィズス菌、ガセリ菌などたくさんある乳酸菌の中で、膣内フローラを正常化する乳酸菌とされているのが「乳酸菌UREX」。役割の異なる2種類の乳酸菌をバランスよく配合したもので、元気な乳酸菌が生きたまま膣まで届き、長くとどまって、膣内フローラを正常に保つことができるのだとか。女性に嬉しい乳酸菌としてぜひ覚えておきたいもの。
そのデリケートゾーンの不調、膣内フローラの乱れのせいかも
いつもではないけれどデリケートゾーンにかゆみがある、生理のタイミングでデリケートゾーンにトラブルがある・・・そんな些細な不調を感じたことがある人もいるのでは? 実はそれは、膣内フローラの乱れによる細菌性膣症の可能性も。
「膣内フローラが整っている膣は、善玉菌が優勢な状態。弱酸性に保たれ、悪玉菌の侵入を防ぐことができます。反対に膣内フローラが乱れている膣は、大腸菌やカンジタ菌といった悪玉菌が繁殖している状態。具体的な症例としては、おりものの変化や臭い、かゆみなど。膣内フローラが乱れる原因として、膣の過剰な洗浄やストレス、ホルモンバランスの乱れ、抗生物質の服用などが挙げられます」(原田先生)
乳酸菌などの善玉菌が減少すると防御力が低下するため、細菌性膣症を起こすリスクが増加してしまうのだとか。米国の研究では、約3割の女性が発症し、その8割以上は自覚症状がないという結果も。まずはチェックシートで確認してみて。
膣内環境を整える乳酸菌「乳酸菌UREX」の3つのポイント
POINT1:元気な乳酸菌が膣内に長くとどまる
「乳酸菌UREXとそのほかの乳酸菌を投与したところ、そのほかの乳酸菌は14日後には消失。一方の乳酸菌UREXは21日後にも半分以上が体内に残っていました。このことから、乳酸菌UREXは、ほかの乳酸菌に比べてデリケートゾーンでの滞在時間が長いといえます」(原田先生)
POINT2:膣内フローラの良い状態が継続
「細菌性膣症のリスクが低い、すなわち膣内フローラが良い状態の女性を対象とした調査において、乳酸菌UREXを摂取しないグループでは、8週間後に膣内フローラの良い状態を保つことができていた人が減少しました。一方で、乳酸菌UREXを継続摂取した人は膣内フローラの良い状態を維持していました」(原田先生)
POINT3:継続摂取で膣内フローラの乱れた状態が改善
「細菌性膣症のリスクが高い、すなわち膣内フローラが乱れた状態の女性を対象とした調査において、乳酸菌UREXを摂取しないグループでは8週間後も膣内フローラの状態に変化がありませんでした。対して乳酸菌UREXを継続摂取したグループでは、膣内フローラが乱れた人の割合が大きく減少していました」(原田先生)
監修:原田美由紀先生
東京大学 医学部 産婦人科学教室 准教授。医学博士。「女性のカラダに着目したプレコンセプションケア」をライフワークとして研究を行う。最近では特に、多のう胞性卵巣症候群(PCOS)の病態ならびに抗がん剤による卵巣毒性に焦点を当てて、新規治療・予防戦略の開発を目指す。また挙児努力と両立可能な、既存のホルモン療法によらないアプローチのひとつとして腸内細菌叢(そう)に着目している。
WRITING/EMIKO OKAZAKI