2024年も開催!お寺で心を整える。東京・足立「西新井大師」で法話と観法、写経体験を

忙しい日々に心が疲弊してしまったり、漠然とした不安や悩みを抱えていたり・・・。そんな現代人に今、ご朱印帳巡りや座禅、写経といったお寺体験が人気。今回紹介するのは、平安時代から女性の厄除けや願いを聞いてくれるお寺として親しまれている「西新井大師」で、2024年9月7日(土)~8(日)に開催される法話と観法・写経体験会。心を整えて穏やかに自分と向き合う貴重な体験を。

更新日:2024/08/20

散策するだけで心穏やかに。そっと力をもらえる“わたしのお寺さん”へ

2026年に開創1200年を迎える古刹・西新井大師。総本山は“花の御寺”と呼ばれる奈良「長谷寺」で、特に女性の厄除けにご利益があるとされてきた。西新井大師には諸願成就に霊験ある如意輪観音を祀る「女人堂」、美人伝説が伝わるぼたん観音を祀る「六角観音堂」、美肌を願う「塩地蔵」などユニークな参拝スポットが点在し、花の名所でもある境内を散策するだけで心が洗われていくよう。

また炎で煩悩を焼き払い、願い事を祈願する「お護摩」も有名。1年中申し込み可能なので、成就したい願い事があるならぜひ祈願を。足を踏み入れればわかる、背筋が伸びる厳かな雰囲気や、凛と澄み渡る空気。自分らしさを見つめ直してリセットする、充実のひとときが過ごせるはず。

仏の世界に触れられる「法話」、集中力を高めて心身の調和を目指す「観法」も体験

今回のイベントは贅沢な2部構成。第1部では、厄とお護摩について西新井大師の執事さんが解説する「法話」に耳を傾けて。現代人だからこそ響く、仏教の教えに触れられるチャンス。続いて“心で仏様を感じる”修行法「観法(かんぽう)」を体験。今回はもっとも初歩的な「数息観(すそくかん)」で、呼吸を整えて集中力を高め、心身の調和を目指すもので、お坊さんも法要の前などに行い、気持ちを落ち着かせているそう。人前で話すときや大切なプレゼン前など緊張する場面にも実践できそう。

観法で心を落ち着けたら、いよいよ写経体験へ。そもそも写経は僧侶が自ら行う修行の一つ。とはいえ初心者向けなので、字が下手でも、時間がかかっても、正座を崩してもOK。写経の意味や書き方などもわかりやすく説明してもらえる。過去の参加者からは「無心になれてスッキリした」「心が安定した」といった感想が聞かれ、書く時間そのものに癒しを感じた人が多かったよう。自分自身を見つめ直すきっかけに。

秋の法話と観法・写経体験 in 西新井大師 Vol.10

西新井大師での法話と観法・写経体験イベントは今回で10回目。毎回人気で、今回は各日定員48名、応募者多数の場合は抽選になるため、心惹かれた人は忘れないうちに申し込みを。盛夏の暑さも和らぎ秋へと向かうこの時期、せわしない歩みを少しだけ止めて、自分をリセットする時間を過ごしてみて。

【開催概要】
会場:西新井大師 大書院(東京都足立区西新井1-15-1)
アクセス:東武大師線大師前駅より徒歩5分
日時:2024/9/7(土)~9/8(日)
スケジュール:
12:15~ 西新井大師 大書院にて受付
13:00 第1部:法話
14:15 第2部:観法・写経
15:30 終了(この後も書き上げるまで残っていただいてOK)
※希望者は奉納した写経のお護摩祈願の様子を本堂内にて見学可能
参加費:1000円(税込/当日支払い)
募集人数:各日48名(応募者多数の場合は抽選・キャンセル繰上げ有)
応募期間:2024/8/20(火)~8/27(火)9:59
※当選者のみ8/28(水)に写経イベント事務局から連絡いたします
※観法では足を組みます。ホットパンツやミニスカートなどはお避けください
※ご参加の方のマスク着用は個々人の判断といたします
※本イベントへの問い合わせ:info@odaishi-syakyou.jp(お電話はご遠慮ください)

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WRITING/EMIKO OKAZAKI、KAZUYO HOSHINA

※記事は2024年8月20日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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