東京・品川の大井競馬場で2019年5月11日(土)と12日(日)の2日間にわたって開催される「第15回東京蚤の市」は、これまでより広い会場となって、出店者数も東京蚤の市史上最多の250組以上とパワーアップ。人気エリアの「東京北欧市」や「東京豆皿市&箸置き市」などはもちろん、世界のお茶がテーマの新エリアも登場する。さわやかな初夏の風の中で、素敵な掘り出し物を探しに行こう。
時を経て味わいを増したアンティークの逸品が全国から集結
会場に集結するのは、全国津々浦々から集まってくるアンティークな家具や雑貨、本や洋服などを扱うショップ。それぞれにストーリーを持った選りすぐりのアイテムたちは、時を経て味わいを増したものばかり。
例えば、アメリカを中心に世界中から集めてきたヴィンテージ小物や雑貨を販売する東京の「Sugar town(シュガータウン)」や、国内外の古い絵本を扱う愛知の「ふるえほんのお店 カタリ文庫」など、さまざまなジャンルが揃うから、見てまわるだけでも興味は尽きない。
さらに、キッチンカーに積んだ薪窯で1枚1枚丁寧に焼きあげる千葉「ピッツァ・フォルノ」の焼きたてピザや、栃木の「日光珈琲」など、絶品のフード&ドリンクも楽しめる。
人気の東京北欧市には北欧雑貨のほかに現地のグルメも登場
フィンランド、スウェーデン、デンマークなど北欧のアイテムが並ぶ人気の「東京北欧市」エリアには、25組が出店。
北海道の「piccolina(ピッコリーナ)」や長野の「Kirsikka(キルシッカ)」をはじめ、食器やカトラリーといった雑貨をメインに買い付けをする店も多い。リサイクル文化の根付いている北欧では、買い付けも宝探しのような楽しさがあるそう。
北欧の雑貨や現地で作られたこけもものジャムなどを紹介する東京の「アクアビットジャパン」、フィンランドのシナモンロールや焼き立てワッフルを販売する東京・千葉「カフェシュクル」といったフードを楽しめるショップもあるので、普段はなかなか食べられない北欧グルメを味わうのもおすすめ。
個性豊かな60組の作品が並ぶ人気の東京豆皿市&箸置き市
食卓の上の小さなアートとして評判の「東京豆皿市&箸置き市」には、60組の出店によるアイテムが並ぶ。
豆皿は、調味料入れや取り皿として使うだけでなく、食卓風景の演出やインテリアの小物としても人気が高まっている。今回出店する個人やブランドは、それぞれにモチーフや製法も違って個性豊か。
「和紙染め」を使った版画のような絵付けのかとうようこさんの作品や、ガラスの質感や色味を生かした八木麻子さんの作品など、作家の数だけバリエーションがある。
九谷焼で有名な石川県金沢市の九谷の土で色絵の器を作る赤地陶房、長崎県からひと味違った波佐見焼を提案するマルヒロ(馬場商店)など、人気の陶磁器をアレンジしたものも揃う。好みの豆皿や箸置きを見つけて、暮らしの小さな彩りを楽しもう。
世界のお茶をテーマにした新エリア「世界のティールーム」
初登場となる新エリア「世界のティールーム」には、日本茶や紅茶、中国茶にチャイ、そしてお茶菓子など、世界のお茶にまつわる出店者が集う。
東京・西荻窪の「Satén japanese tea(サテン ジャパニーズティー)」は、カフェラテのような「抹茶ドリンク」など新しいスタイルで日本茶を手軽に楽しめる日本茶専門店。ハイセンスな台湾茶ブランド「琅茶 Wolf Tea(ウルフティー)」は、おしゃれなパッケージデザインや良質な台湾茶で注目を集めている。
お茶菓子も、群馬県前橋市の創作和菓子店「なか又」の名物どらやき「わぬき」や、東京・蔵前「菓子屋シノノメ」の烏龍茶と3種のナッツの「ビスコッティ」など、ティータイムに嬉しいラインナップ。
このほか、ステージエリアでは各日4組の豪華アーティストによるライブや、ものづくり体験のできるワークショップなど、エンターテイメントのコンテンツも充実。東京蚤の市でモノとの素敵な出会いを探しながら、初夏の週末をエンジョイして。
EVENT DATA
- イベント名
- 第15回東京蚤の市
- 開催場所
- 大井競馬場
- 開催日程
- 2019/5/11/(土)、12(日)
- 開催時間
- 11:00〜19:00
- 電話番号
- 042-444-5367(手紙社)
- 入場料
- 700円(小学生までは無料)
- ホームページ
- 第15回東京蚤の市 公式サイト
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WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)