日本のパティスリー界をリードしてきた高木康政氏がオーナーシェフを務める「ル パティシエ タカギ 」の本店が、2019年11月22日(金)、緑豊かな駒沢公園西口入り口にグランドオープン。内装にもこだわったおしゃれな店内は、パリのサロン空間のよう。“ヨーロッパの伝統的な味わい”がテーマの洗練されたオリジナルスイーツを、パリの気分で楽しんで。
天井にも壁面にも!ヨーロッパ伝統のサロン空間を楽しんで
14席のサロンを併設する「ル パティシエ タカギ 本店」の内装には、ヨーロッパのパティスリー文化への敬意とお菓子に対する愛情があふれている。
天井に埋め込まれている装飾は、高木シェフの原点である焼き菓子「マドレーヌ」の本物の型。マドレーヌは、高木シェフが小学校4年生のときに初めて作ったお菓子で、その時に母親に褒められた初心のシンボルなのだとか。ずらりと並んだ型は、お菓子づくりの原点と素敵な思い出につながる。
また、オープン前に、高木シェフが自らヨーロッパへ買い付けに行ったという絵にも注目を。「ヨーロッパの宮殿」というコンセプトに合わせて、フランス菓子にまつわる絵やパリの街並みを描いたもの、さらに菓子職人として大切な「手」をテーマにした絵を約50点も展示。
パリのマドレーヌ寺院やオペラ座、お菓子作りの道具などが描かれたオリジナルの壁紙とともに、優雅な空間を演出している。
本店でしか食べられない作り立てのデザートは要チェック!
イートインのできるサロンは、駒沢公園を散策した後にケーキを食べながらゆっくりくつろぐのにもぴったり。
写真の「トゥール ポワール ショコラキャラメル」(1980円)は、秋冬に旬を迎える洋梨とショコラのデセール。洋梨は焼くことで香りを引き出し、ショコラとキャラメルの風味を加えて、深みを表現。
季節ごとにラインナップの変わる「アシェットデセール(皿盛りデザート)」は、本店限定で提供される作り立ての手作りデザートなので、足を運んだらぜひチェックして。
「トリコロールパフェ」(1980円)は、ピスタチオのグリーン、ショコラのブラウン、フランボワーズのピンクが美しい3色の層になったなめらかなクリームがベース。この中に、ヴァニラ、ショコラ、フランボワーズのアイスを忍ばせて、生クリームと季節のフルーツで飾った欲張りなパフェになっている。
サロンのメニューは、高木シェフがウィーンで出会って一目惚れしたという、1881年創業のドイツの食器ブランド「Bauscher Weiden(バウシャーバイデン)」の食器で提供。オリジナルスイーツはもちろん、内装も食器も「ル パティシエ タカギ」のこだわりが詰まっている。
マドレーヌをはじめプティガトーも充実のラインナップ
ブティックで販売されるアイテムも充実している。「ル パティシエ タカギ」の原点でもある「マドレーヌ」(1個270円)は、しっかりと焼きあげることでバターの豊潤な香りとやさしいレモンの酸味が引き立つ逸品。プレーン、メープル、ショコラという定番の3種類に加えて、焼きたてマドレーヌやギフトにおすすめのひと口大のミニマドレーヌ「ミニョン マドレーヌ ギフト」も販売スタート。
プティガトーでは、オープン以来不動の人気を誇る「アルパジョン」(テイクアウト:648円、イートイン:660円)も、おすすめ。こちらは、ビターとミルクの2層のショコラムースの中に入った、ピスタチオのババロアと木苺のジュレが印象的。ほかにも、季節に合わせた旬のフルーツのタルトなどが販売される。
駒沢公園の散策の後に、サロンでケーキをいただきながらゆっくりくつろいで、帰り際には翌朝用の、野菜を飾ったキッシュやバターをたっぷり使ったブリオッシュなどの菓子パンをお持ち帰り。そんな休日を過ごすのもいいかも。
DATA
- スポット名
- ル パティシエ タカギ 本店
- 電話番号
- 0364532858 0364532858
- 住所
- 東京都世田谷区駒沢公園1-1 Tote駒沢公園 Map
- 営業時間
- ブティック 9:00~20:00
サロン 10:00~19:30(L.O.19:00)
- 定休日
- 水曜
- 交通アクセス
- 東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩10分、東急バス「駒沢公園西口停留所」より徒歩3分
- 座席数
- 14席
- ホームページ
- ル パティシエ タカギ 公式ホームページ
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WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)