完全予約制の英国式アフタヌーンティーサロン「スリーティアーズ」がオープン

更新日：2019/09/12

アフタヌーンティーといえば、イギリス発祥の優雅なお茶の文化。目黒区の歴史ある素敵な洋館に、完全予約制ティーサロンとしてオープンした「スリーティアーズ」は、そんな正統派イギリス式のアフタヌーンティーだけを提供する。器やインテリアにも心を配った居心地のよい空間で、こだわりのティーフーズと紅茶を楽しめる。週末のひとときに、クオリティの高い本物のティータイムを満喫して。

ブリティッシュ・エレガンスを体感できる洗練された空間

目黒の住宅街に建つ築80年の小さな洋館は、文化庁の登録有形文化財に指定された由緒ある建物。この場所が、イギリス伝統のアフタヌーンティーを提供するサロンに生まれ変わったのは、2019年8月のこと。

オーナーを務める新宅久起さんは、イギリス専門誌の発行に携わり、これまで30年にわたってイギリス文化を広く紹介してきた人物。それだけに、アフタヌーンティーのさまざまな要素で高いクオリティを実現している。

たとえば、食器は多くの五ツ星ホテルが利用する「アーサープライス社」のアフタヌーンティースタンドやティーポット、カトラリーを、さらにプレートやカップ＆ソーサーは「ウェッジウッド」の限定シリーズを使用。一部のカーテンには、英国王室御用達の「サンダーソン社」のものを使うなどブリティッシュ・エレガンスを極めた空間が広がる。

この空間に身を置くだけで、英国のレディになった気分が味わえそう。

毎月テーマが変化！イギリス食材を使ったこだわりメニュー

店名の「スリーティアーズ」は、アフタヌーンティーには欠かせない三段のスタンドの意味だとか。ここで提供されるメニューは、イギリスの味わいそのもの。

下段にはチーズやスモークサーモンなどイギリス産の食材をふんだんに使用したサンドイッチ、中段にはこだわりのレシピで作られるスコーン、そして上段にはイギリスらしいクラシックなケーキや焼き菓子が並ぶなど、紅茶との相性を考えてメニューは作られている。

メニューは毎月テーマが変わる。10月はテーマカラーに「収穫」を象徴するオレンジ色を予定していて、イギリスの秋が感じられるメニューに。秋の実りをアフタヌーンティーで味わうのも、いいかも。

紅茶は日英の厳選されたブランドを充実のラインナップで

紅茶へのこだわりも本格的で、日本紅茶協会認定シニアティーインストラクター・太田ますみさんが監修。

スリーティアーズ・オリジナルブレンドを用意するほか、シーズンティーについては、田園調布の紅茶専門店「ティージュ」やセイロン紅茶専門店「青山ティーファクトリー」から季節ごとに厳選した茶葉を使用する。このほかにイギリスで人気のブランドも取り扱う、充実のラインナップ。

金・土・日曜のみのオープンということもあり、9月はほとんど予約で席がいっぱいなので、興味を持ったら、公式サイトにて10月以降のスケジュールで早めにWEB予約を。

1人でもグループでも邸宅アフタヌーンティーの魅力を満喫

利用はアフタヌーンティーが1人につき4968円（10/1～5060円、茶葉替え自由）で、予約は1名から6名まで可能。ただし、2019年11月15日（金）からはクリスマス・アフタヌーンティーとなり、1人6160円（茶葉替え自由）で2名から6名の予約となる。家族や気のおけない友人とカジュアルに素敵な時間を過ごしたいなら、個室での利用もおすすめ。

「ホテルなどとは違って、私が適度に話しかけたりしますし、それがきっかけで他のテーブルのお客様との会話が弾むことも。“邸宅アフタヌーンティー”ならではのスタイルで、お1人でも楽しんでいただけるかと思います」と、オーナーの新宅さん。

おしゃれな英国のお宅のティーパーティに招かれたような、他にはないアフタヌーンティーのひとときを満喫して。