切ないストーリーに全熊（ベア）が泣いた!?東京・吉祥寺で開催中のナゾ解き「クマが珈琲を飲む理由」体験レポート

更新日：2019/05/07

現在、東京・吉祥寺で開催中の「クマが珈琲を飲む理由」は、吉祥寺のさまざまなカフェをめぐりながらナゾを解く、カフェやコーヒー好き、町歩きが好きな人にぴったりのイベント。今回は、切ないストーリーも話題のナゾ解きに、オズモール編集部AとライターKがチャレンジ！　体験レポートをお届けします。ナゾ解き初心者のふたりは、果たしてエンディングまでたどり着けるでしょうか・・・!?

カフェでキットをゲットしたら、早速ナゾ解きスタート

◆「クマが珈琲を飲む理由」のストーリー◆
主人公はクマのムサシ。ムサシは珈琲を飲むと、なぜかちょっと切なくなって、大切なことを忘れている気持ちになります。そんなムサシのもとにある日不思議な手紙が届きました。
「珈琲が好きなきみを、私の住む街「吉祥寺」で待っている。同封したナゾを解いて、私のもとへきてごらん」
そこでムサシは“忘れてしまった何か”を思い出すために森を抜け出し、吉祥寺の街へ向かうことに・・・。

まずは「CAFE＆WEDDING22」でナゾ解きキット（2100円）を購入。キットは1組1セットあれば、ナゾ解きを一緒に楽しむことができます。クマのムサシが描かれた袋の中には、ストーリーが書かれた“ナゾ解き冊子”をはじめ、“ムサシの記憶カード”や“レシピシート”など、ナゾ解きのヒントになるアイテムに加えて、あるカフェで利用可能なドリンク引換券（1杯分）も。
コーヒーを飲みながら最初のナゾを解き、次の目的地へ向かいます。

今回、ナゾ解きキットを購入した「CAFE＆WEDDING22」は、“ウェディングもできるカフェ”がコンセプト。プロジェクターや更衣室が完備されているほか、サプライズにも対応してくれるので、ウェディングだけでなく、記念日デートや誕生日パーティにもぴったり。
もちろん、通常はカフェとしての利用もOK。手作りのハンバーガーや、韓国発祥の“パネチキン”などしっかりごはん系から、季節のフルーツを使ったパルフェなどデザートも充実しているから、シーンに合わせて色々な過ごし方ができそう。ナゾ解きに出かける前に、こちらでランチをいただくのもおすすめです。

吉祥寺の街を、探検気分で歩く楽しみも

答えがわかったら、地図を頼りに次の目的地へ。お店の入口などに次のナゾの手がかりが貼られているので、それを頼りにナゾを解き、さらに次の目的地を目指します。
森を出て吉祥寺の街へ出たムサシのように、吉祥寺にあるさまざまなカフェをめぐりましょう。

手がかりをよく読むと、「コーヒーの楽しみ方」や「産地」、「焙煎」、「挽き方」など、コーヒーにまつわる豆知識が書かれています。最後まで解き終える頃にはちょっぴりコーヒーについて詳しくなっているかも・・・!?

ナゾを解く手がかりは、老舗の喫茶店からユニークなコンセプトカフェ、路地裏にある穴場カフェなどさまざまな場所にあります。また、目的地を探している途中にも、かわいい雑貨屋さんをはじめ、気になるお店がたくさん！
今まで知らなかった、吉祥寺の街の新しい魅力を知ることができますよ。

いよいよ感動のクライマックス！

やっと最後のナゾが解けた！と達成感に浸りながら報告所（武蔵野市観光機構）へ向い、ついにゴール・・・ではなく、渡されたのは追加のナゾ解きキット。
ナゾ解きに夢中になるあまり、ほとんど休憩なしで歩いていたので、最後のナゾはカフェでお茶をしながらゆっくり解くことに。ナゾが解けたらスマートフォンで専用サイトへアクセスし、答えを報告。
ムサシがなぜコーヒーを好きなのか、ついに解き明かされたその理由に思わずほろり・・・。
通常4時間程度でクリアできる今回のストーリーですが、初心者の私たちはスタートから5時間ほどで、ようやく物語のエンディングを見ることができました。

ナゾ解き中は、初めて通る道を歩いたり、「こんな場所にこんなものが・・・！」という発見があったり、童心に返ってワクワクしながらあっという間に時間が過ぎてしまいました。目的地がカフェだから、歩き疲れたりお腹が空いたら、休憩しながらナゾ解きができるのも嬉しいポイント。お気に入りになったカフェや、新しく見つけたお店に出かけるために、また吉祥寺に来たくなりました！

謎解きキットをゲットできるカフェ

■CAFE＆WEDDING 22
営業時間：11:30～22:00
定休日：無休
住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-6 グラニコビルB1
アクセス：JR「吉祥寺駅」北口より徒歩5分

■La cour cafe
営業時間：11:00～22:30
定休日：無休
住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町2-11-9 プラタ高橋ビル 2F
アクセス：JR「吉祥寺駅」北口より徒歩4分