あるときは手土産に、あるときは自分へのご褒美に。有名どころのスイーツはなにかと頼りになる存在だけど、なかには店内で特別メニューをいただけるブランドもあることをご存じでしたか? そこで、パティスリーやショコラトリー併設のカフェを3つご紹介。2018年春のニューオープンやリニューアルなど、話題のスポットをピックアップしたので、ぜひスイーツ好きを誘って出かけてみて。
丸の内メリーズ カフェがリニューアル。新作ミルフィーユ登場
店内にショコラティエが常駐する、東京・丸の内の「メリーズ カフェ」が、メニューとロゴをリニューアル。2018年6月1日(金)からは、チョコレートデザートの新作が楽しめる。
写真の「チョコレートクリームとミルフィーユ」(1200円)は、歯ざわりのよいサクサクとした軽い食感のミルフィーユと、芳醇なカカオが香るチョコレートクリームのハーモニーを楽しめる。
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーと3種類のベリーが添えられ、フルーティーな甘酸っぱさがアクセントに。添えられた花はソルベで出来ていて、イチゴとヨーグルト、マンゴーとヨーグルトの組み合わせで、葉っぱの部分は青リンゴの味だそう。1皿で、さまざまな食感と味わいを楽しめるのが嬉しい。
■メリーズ カフェ
TEL.03-6256-0885
営業時間/10:00~22:00
交通アクセス/JR「東京駅」丸の内南口より徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線「東京駅」より地下道直結、千代田線「二重橋前駅」より徒歩2分、都営三田線「大手町駅」より徒歩4分
銀座のアンリ・シャルパンティエで限定の抹茶デザートを
銀座柳通りの「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」が、2018年4月にリニューアルオープン。スタイリッシュに生まれ変わったサロンスペースでは、本格的なテーブルデザートの実演や、銀座メゾン限定のデセール(デザート)を楽しめる。
フランス語で「抹茶の庭」を意味する「ジャルダン・テヴェール(ドリンク付)」(3240円)は、日本庭園をイメージしているそう。抹茶のコク深い甘みと苦みにグレープフルーツがほのかに香り、味に奥行きが感じられる1品。
サブレ、アイス、求肥を使用することで、ひと口ごとに食感や温度の変化を楽しめるのもポイント。仕上げとしてショコラでできたカップに注ぐ軽いキャラメルソースは、味のアクセントに。カップを割るとあふれ出すソースをからめて、変化する味わいも堪能して。
■銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ
TEL.03-3562-2721
営業時間/11:00~20:00(L.O.19:30)
交通アクセス/東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」 10番出口より徒歩1分、銀座線ほか「銀座駅」A13番出口より徒歩3分
パリ発ショコラトリーが日本へ。六本木限定“柑橘タルト”に感動
六本木ヒルズ・六本木けやき坂に、2018年4月に登場した「ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」。パリ発のショコラトリー、ル・ショコラ・アラン・デュカスの日本2号店で、1階にはブティック、上層階は店内でショコラをいただける「ル・サロン」を設けている。
ル・ショコラ・アラン・デュカスは、フレンチの巨匠であるアラン・デュカスにより2013年に誕生。良質な素材を厳選し、素材本来の味わいと香りを十分に表現することに重きを置いており、昔ながらの製法と高い技術でショコラの道を追求しているブランド。
感動的な味わいなのが、六本木店の限定メニュー「アグリューム/ファン・サブレ/グラス・オ・グリュエ」(2052円)。オレンジの果肉や皮をふんだんに使った柑橘のタルトで、カカオニブのアイスクリームを添えた1品。口にすると、みずみずしいオレンジの果実感やサクッとしたサブレの食感に、後味ビターな濃厚アイスクリームが絡み合う。思わず笑みがこぼれるこの芳醇な味わいは、六本木店のサロンを訪れたらぜひ試してほしいところ。
■ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木
TEL.03-5775-1185
営業時間/11:00~21:00(L.O.20:30)
交通アクセス/東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」1C出口より徒歩5分