自由に&手軽にアウトドアを楽しむクリエイターズユニット「CAMMOC」のフードコーディネーター三宅香菜子さん。BBQの主役ともいうべきお肉をさらにおいしく、フォトジェニックに楽しむ“肉ジェニックBBQ”を満喫するアイデアを教えてもらいました。すぐに真似できるので、ぜひ参考にしてみて。
撮影協力:都会の農園バーベキュー広場
【アイデア1】小型スモーカーでステーキを即席燻製に
「小型のスモーカーがあれば、わずか5~10分で即席燻製ができるのでおすすめ。焼いたステーキの仕上げに香り付けをしたり、ナッツやポテトチップ、クッキーなどをスモークすれば、手軽につまめる燻製スナックも簡単に作れます。ちなみに、いろいろ試してみましたが、ポテトチップはコンソメ味が断然おすすめ!」(三宅さん)
蓋を開けたときの煙もインパクト大。お皿と蓋の代わりに、ファスナー付きポリ袋でも作ることができるそうなので、気軽に挑戦してみて。
【アイデア2】おいしく肉を焼くなら炭積みをマスター
「酸素がないと火は燃えないので、適度なすき間を開けながら炭を積み重ねて、空気の通り道をつくりましょう。炭全体が白っぽく、灰をまとったようになれば、いよいよお肉が焼きはじめられますよ」(三宅さん)
炭は下の写真を参考に、3つのゾーンに分けて積み重ねるのが一般的。
「炭から約15cmのところに手をかざして、耐えられる時間で温度が確認できます。1は弱火ゾーン(10秒)。保温や蒸し焼きなどの調理に。 2の中火ゾーン(6秒 )は、中までじっくり火を通したいときに。3の強火ゾーン(3秒)は表面に焼き目をつけるときに、と使い分けてみて」(三宅さん)
【アイデア3】ステーキにぴったりのソースを用意して
野菜やハーブ、スパイスなどを組み合わせて作るソースは三宅さんの定番。いろんな味のソースがあれば、お肉と組み合わせて、自分好みに合わせて味わい方もアレンジできるのが楽しい。
「素材を切って混ぜるだけとカンタンなので、手作りソースは本当におすすめ。他にも、春はふきのとうをバターに練り込んだり、カレー粉を塩に混ぜたり・・・色んな楽しみ方がありますよ」
【アイデア4】カッティングボードを盛りつけにも活用
BBQ当日は、調理用に大きめのカッティングボードを持参するとそのまま盛りつけにも使えて便利と三宅さん。
「フォトジェニックに盛りつけるポイントは、なるべくすき間を作らずに盛ること。お肉だけでなく、カラフルな野菜やチーズなどのおつまみも一緒に盛りつけると華やかになります」(三宅さん)
CAMMOC三宅さんの“肉ジェニックBBQ”にオズモール編集部が潜入!
自由に&手軽にアウトドアを楽しむクリエイターズユニット「CAMMOC」のフードコーディネーター三宅香菜子さんがプロデュースする“肉ジェニックBBQ”に潜入!達人のアイデアが詰まった、おいしくてフォトジェニックなBBQをレポート
今回取材にご協力いただいた方_CAMMOC三宅香菜子さん
フードコーディネーター、アウトドアクリエーターズユニット「CAMMOC」代表。“キャンプのある暮らし”をコンセプトに、キャンプウエディングやママキャンプなど、キャンプにまつわるイベントや空間、フードをプロデュースしている
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【特集】おしゃれ&手ぶらバーベキューで大人の休日
今年もアウトドアシーズンが到来。爽やかな日差しのもと、新緑を眺めつつ、おしゃれなバーベキューを楽しんで。特集では、フードスタイリスト直伝の“ちょい足し”で手ぶらバーベキューをフォトジェニックにする技をはじめ、“BBQの達人”の極意やレシピをご紹介。バーベキューの便利グッズほか、手ぶらバーベキュー場を中心に女性目線でセレクトした都内や東京近郊のBBQスポットリストも必見です。
PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/MINORI KASAI