【広尾駅・白金高輪駅から徒歩12分】経験豊かな小池シェフが生み出す、生産地に根付いた上質イタリアン
都内でも有数の高級住宅街と言われ、数多くの名店がひしめく広尾・白金台エリア。そんな激戦区エリアでおすすめしたいのは、広尾駅または白金高輪駅から歩いて12分、閑静な住宅街の中にある隠れ家レストラン「イタリア料理 エスプリメ」。
こちらでは、シンプルとゴージャスが同居する洗練された非日常空間でくつろぎながら、イタリア・ミラノの星付きレストランや東京・西麻布の名店「アルポルト」で腕を磨いた小池勲シェフによる上質イタリアンがいただける。
ランチは、メインを魚or肉から選ぶ全5皿のショートコース(3850円)と、季節を感じる前菜が3種にグレードアップしたコース(5500円)から選ぶことができる。どちらのコースにも「アルポルト」の名物である自慢のパスタが入っているのが嬉しい。経験豊かな小池シェフのセンスを感じるはず。
さらに料理に使う食材は、生産地や生産者の見えるものをその目で厳選し「イタリアンは土地に根差している料理」という考え方を体現している。和の食材も取り入れ、旬を楽しめる工夫も。シンプルだからこそ素材のおいしさが際立つ贅沢な味わいを、存分に味わって。
【上町駅から徒歩10分】こだわりの野菜は鮮度抜群。家庭的空間で味わう素材に、自然の恵みを体感
趣きのある世田谷線を降り散策気分で少し歩くと「イタリア料理 GITA(ジータ)」にたどり着く。おしゃべりも盛りあがりそうなあたたかい雰囲気が、日々の喧騒から心を解放してくれる。
メイン料理もいただける全4品ランチコース(2500円)のコスパのよさにも驚き。そのほか、牛フィレ肉が堪能できるコース(4000円)などもあるので、気分に応じて選んで。
お店の名物は、店主が熟練の技術で焼き上げるフィレンツェ風Tボーンステーキ。炭火焼きの香ばしさとお肉の凝縮された旨みを味わうことができる。
さらに毎日畑に足を運ぶほどのこだわりを持つ店主が扱う野菜は、完全無農薬で新鮮さ抜群! 素材への想いを共にする農家の方にタネを渡して、近くの畑で育ててもらっている“世田谷野菜”もあるそう。このお店でしか味わえない自然の旨みに、思わず舌鼓を打ってしまうはず。
【渋谷駅・表参道駅から徒歩10分以内】シェフが生み出す味わい深い逸品に、バスクの美食の風を感じて
渋谷2丁目といえば、都内でも指折りの“大人のためのグルメ密集地帯”。渋谷や表参道の駅からも徒歩で行ける話題のエリアに店を構えるのが、バスク料理の専門店「ABASQUE Itsas eta Mendi(アバスクイチャスエタメンディ)」。日本人の舌にも馴染むバスク料理の数々を堪能することができる。
バスク料理とは、フランス南西部からスペイン北東部にまたがる「バスク地方」の料理のこと。山と海の幸に恵まれた“美食の地”と名高く、素材を生かした味付けが日本人好みの味わい。ヨーロッパで約6年間修行を積んだ柴田淳一シェフならではのエッセンスを含ませた料理の数々は、忘れられない唯一無二のおいしさ。
土日限定のランチは肉&魚のWメインで大満足の、全6皿(3850円)。キッチンが半オープンになっており、ライブ感も満喫できそう。また、オーナーがシニアソムリエなので、料理に合うワインを安心して相談できるのも嬉しいポイント。バスク地方の珍しいワインに挑戦してみては?
【恵比寿駅から徒歩7分】フランスで修行を積んだシェフの料理は、繊細さと素朴さのバランス感覚が魅力
恵比寿駅から徒歩7分の小さなレストランは、フランスのブルターニュ地方にあるような田舎の家を思い起こさせる温かさの「La maison finistere(ラメゾンフィニステール)」。わずか14席の特別感あるくつろぎ空間で、日本とヨーロッパの食材が織りなす味わい豊かなマリアージュを堪能して。
オーナーシェフはフランスの星付きレストランや町場のレストランでも修行を積んだ経験があり、シェフから生み出される料理はガストロノミーのような繊細さとビストロのような素朴さを兼ね備えている。
そんな幅広い経験が光る沖知充シェフの料理は、鱗をカリカリに焼き上げた甘鯛や、赤ワインでじっくりと煮上げた国産牛ほほ肉など・・・親しみがありつつも驚きをくれるから、何度行っても楽しめる。ランチコースはシェフおまかせの全4皿4074円~。
かしこまりすぎず、肩ひじ張らず、女友達と思う存分フレンチを楽しめるのが嬉しい。シェフがソムリエの資格を持っているので、フランスを中心としたヨーロッパのワインから料理とのペアリングを選んでもらうのもおすすめ。
【目白駅・雑司ヶ谷駅から徒歩7分】伝統的な本格フレンチコースの中に盛り込まれたシェフの地元愛を感じて
気品と気軽さを持ち合わせる目白・雑司ヶ谷エリアにひっそりと構えられた「le vinquatre(ル・ヴァンキャトル)」では、クラシックで繊細なフランス料理が体験できる。席に通されただけで背筋の伸びるような優雅な空間は、女性同士で楽しむセレブなランチ会にもぴったり。
名だたるシェフを輩出した西麻布の「ル・ブルギニオン」で7年半、スーシェフを務めた北野智一シェフの料理は、伝統の中にも独創的なエッセンスの感じられる繊細なものばかり。さらに生まれ育った兵庫県の素材を多く使うなど、地元への愛にもあふれている。瀬戸内の海の幸など郷土の素材と、自らの目利きで選んだ海外の食材を組み合わせれば、他では味わえない逸品が完成する。
ランチではメインの選べるコース(3190円)や、肉&魚のWメイン(4400円)、さらに全10品の予約限定おまかせコース(7700円)なども。
足繁く通うリピーターも多い、知る人ぞ知る名店で、忙しい日々を忘れられるご褒美タイムを過ごして。
【特集】遊んで、食べて、旅する!秋のおさんぽ最前線2019
暑さがやわらいで涼しくなる秋は、お出かけが楽しくなる季節。そこで今回は、2019年秋に開業ラッシュを迎える都内&東京近郊の気になる“新名所”から、美しいコスモスやバラを愛でる花散歩、ダークでミステリアスなハロウィンのスイーツ&イベント情報まで、秋のお出かけ情報をぎゅっと詰めこんだ大特集をお届け! 仕事帰りや休日は、のんびり秋散歩に出かけよう。
WRITING/RIO HONMA