入場無料！銀座で約600匹ものホタルに出会う「第15回源氏ボタル観賞会」

更新日：2018/06/01

東京ではなかなか出会うことができないホタル。写真や映像でしか知らない暗闇で光る美しい姿を、一度は生で見てみたいと思っている人も多いのでは。6月4日（月）から10日（日）までの1週間、銀座の和菓子店「宗家源吉兆庵銀座本店」では毎年恒例の「源氏ボタル観賞会」が開催され、2階の特設会場にて無料でホタル観賞が楽しめる。

かすかに光ゆらめくホタルの姿をうつしたお菓子「銀座の蛍」は1階店舗にて販売

江戸の銀座へタイムスリップ？約600匹のホタルによる饗宴

「宗家源吉兆庵銀座本店」で毎年この時期に行われているホタル観賞会は今年で15回目。昨年は1週間に約1000人もの来場者が訪れ、週末はお店の外にも行列ができるほど大好評だったイベントが、今年も銀座の街に夏の訪れを告げる。

当時は小川や水路が多く、初夏にはたくさんのホタルが飛び交っていたと伝えられる江戸時代の銀座。そんな情景を思い起こさせてくれるホタルの数は、なんと約600匹。昨年の観賞会で生まれた卵を岡山まで大切に持ち帰り、自然の中で元気に育ったホタルたちが、暗闇の特設会場で美しい光を解き放つ。

ホタルの工芸菓子は1階にて展示

ホタル×和菓子のコラボレーションを楽しむ粋な時間

期間中は2階の特設会場だけでなく、店舗各階にてホタルに関するイベントが開催される。1階では、闇夜を表現した小豆ようかんの中でホタルに見立てた白小豆がゆらめく和菓子「銀座の蛍」が販売され、葉の上で安らぐホタルをイメージした工芸菓子も展示。4階から6階にまたがる日本料理店では、ホタルにちなんだ懐石料理「蛍が舞う頃」がとっておきのサプライズ演出とともに堪能できる。

繊細だけど力強さを感じるホタルの光から、最高の癒しと活力をもらえるはず。そんな不思議な魅力に惹き込まれる非日常の体験を、この機会にぜひ。