東京スカイツリータウン内にあるすみだ水族館のクラゲ水槽「ビッグシャーレ」では、2021年2月14日(日)までの期間、冬の夜空を舞台にクラゲと月が織りなす期間限定の空間演出「月とクラゲ」が登場。映像と音楽がシンクロする幻想的な世界が楽しめる。また、12月からは、ペンギンプールのクリスマス企画も実施。水族館ならではの冬のプログラムを満喫して。
海に浮かぶ満月のようなクラゲはビッグシャーレだからこそ
2020年7月に新登場した「ビッグシャーレ」は、約500匹のクラゲが漂う水槽で、最大の特徴はクラゲの姿を上から見られること。上から見るクラゲの姿はまるで海中に浮かぶ満月のようで、クラゲを表す漢字「海月」の由来にも納得!
今回が初めてとなる期間限定の演出は、そんな「ビッグシャーレ」の見どころを活かした展開で、満月のようなクラゲと月や星がシンクロする物語を、映像・照明・音楽によって空間全体で体感できる。
水槽を囲むフロア全体でクラゲの姿と物語がシンクロする!
「月とクラゲ」では、ビッグシャーレを囲む天井・壁面・床面3カ所すべてにストーリーがあって、それぞれがシンクロしている。
天井には満ち欠けを繰り返す月の映像が投影され、満月の瞬間にクラゲの姿とリンクする演出が。壁面には星によく似た形のクラゲの赤ちゃん“エフィラ”が、きらめく星や流れ星になって星座を紡ぐ様子が投影される。そして床面は、月の引力で起こる潮の満ち引きによって、クラゲやクラゲの赤ちゃんが波間を漂う姿を映し出す。
「星が流れる瞬間や、エフィラが誕生する瞬間などのタイミングが、3カ所でリンクしているので一体感のある映像演出をお楽しみいただけます」と広報担当者さん。幻想的な映像がループする約3分半のストーリーを、心ゆくまで楽しみたい。
プールに光があふれる12月限定の「ペンギンキャンディ」
ペンギンエリアでは、12月限定でプロジェクションマッピング「ペンギンキャンディ」を実施。こちらは、日本最大級の屋内開放型ペンギンプールの底面にキャンディカラーのカラフルな映像を投影する約8分間のショープログラムで、プール全体が華やかな光に彩られる。
音楽に合わせて映像が繰り広げられるなか、プールではペンギンたちが光を追いかけて泳いだりと、賑やかなクリスマスイルミネーションを見ているよう。ペンギンと一緒に光のショーを満喫しよう。
「月とクラゲ」をイメージした冬季限定あったかドリンクも
ペンギンプールのある5階のペンギンカフェでは、「月とクラゲ」をイメージした冬季限定のホットな「月とクラゲココア」(580円)を販売する。
ホットココアは、クラゲの食感を思わせるタピオカ入り。夜空のような青いミント味のホイップクリームと、月がプリントされたマシュマロを浮かべて、ビジュアルも物語とシンクロ。温かさと優しい味わいが、寒い冬にぴったりのドリンクになっている。
夜は楽しく心も癒される!大人限定のクラゲ観察
クラゲの好きな人には、毎週金曜の夜に開催されている大人限定のプログラム「ふわふわクラゲ」(参加費無料、18歳以上限定、事前WEB申し込みによる抽選制)もおすすめ。
ビンに入った生後1カ月くらいのミズクラゲを、ペンライトで照らしながらゆっくり観察できるので、ふわふわ漂う姿やゴハンを食べる様子などを間近で見ることができる。
また、2021年1月31日(日)までは「GoToイベント」適用になり、事前決済でのWEBチケットが20%オフになるので、気になる人はチェックして。
イベントDATA
- イベント名
- 冬企画「月とクラゲ」
- 開催場所
- すみだ水族館6F クラゲエリア 「ビッグシャーレ」
- 開催日程
- 2020/11/20(金)~2021/2/14(日)
- 「ペンギンキャンディ」
- 期間:2020/12の金・土・日曜
時間:18:30、19:30~(各回約8分間)
場所:すみだ水族館5F ペンギンプール
- 「ふわふわクラゲ」
- 「ふわふわクラゲ」
日時:毎週金曜、19:00~19:30
※公式ホームページから事前WEB申し込み(抽選) 、18歳以上限定
DATA
- スポット名
- すみだ水族館
- 電話番号
- 0356191821 0356191821 土・日・祝日 9:00~21:00、平日 10:00~20:00
- 住所
- 東京都墨田区押上1-1-2 Map
- 営業時間
- 土・日・祝日 9:00~21:00、平日 10:00~20:00
※入場受付は閉館の1時間前まで
※季節による変更あり
※気象状況および貸切営業等により営業時間を変更する場合あり
- 定休日
- 年中無休
- 交通アクセス
- 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」すぐ
東武スカイツリーライン、東京メトロ半蔵門線、京成押上線、都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)駅」直結
- ホームページ
- すみだ水族館 公式ホームページ
WRITING/NAOKO YOSHIDA