虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
2023年10月6日(金)「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の開業により、ついに虎ノ門ヒルズの街が完成! 2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を起点に「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2020年竣工)」「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2022年竣工)」と合わせてプロジェクトが完結。エリア初となる大型セレクトショップや東京の新たな情報を世界に発信していく拠点も。ぜひ注目のスポットをチェックして。
更新日:2023/10/02
虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの見どころ
1.東京から世界へ発信する情報基地が誕生
2.ここでしか味わえない新業態グルメ
3.気軽に楽しめるデリ&カフェ
【注目スポット1】「TOKYO NODE」からコンテンツや情報を世界へ発信
「TOKYO NODE」「オフィス」「ホテル虎ノ門ヒルズ」「ショップ&レストラン」で構成された「虎ノ門ヒルズステーションタワー」の開業により、虎ノ門ヒルズ駅と直結した開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や桜田通りの上にかかる歩行者デッキ「T-デッキ」が登場。虎ノ門エリア全体を回遊しやすくなる大きなポイントになっている。さらに、虎ノ門駅から虎ノ門ヒルズ駅までの地下通路もつながり、天候に左右されることなくショッピングやグルメを虎ノ門ヒルズで満喫できる。
そして「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の注目はなんといっても、地上250mという都内随一の高さ(49F)からの圧倒的な眺望と約1万m2という広さを誇る、新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」(45F~49F、一部8F)。「NODE」とは「結節点」を意味し、ビジネス、アート、エンターテイメント、テクノロジー、ファッションなど、領域やジャンルを超えたコラボレーションから誕生する新たなコンテンツや情報を東京から世界に向けて発信する場所として光を放つ。
そして1F、11F~14Fには、「ホテル虎ノ門ヒルズ」(客室数205室)が12月開業予定。ハイアットグループの中から、「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドが東京初進出。「街のホテル」をコンセプトに北欧デンマークのデザインチームがシンプルで過ごしやすいラグジュアリー空間を演出している。
【注目スポット2】バラエティゆたかな27店舗が集まる「T-MARKET」
「虎ノ門ヒルズステーションタワー」のB2~7Fには約70店舗の新たな商業空間が誕生。その中でも必ずチェックしたいのが、B2 の虎ノ門ヒルズ駅、駅前広場「ステーションアトリウム」に直結した、新業態「T-MARKET」(約3000m2)。スタンディングで気軽に食事を楽しめる、カフェ、バーラウンジ、角打ちなどや、チーズ&ワイン、フラワーなどの物販まで魅力あふれる27 店舗が軒を連ねている。お店の垣根を越えてシェフ同士のコラボメニューが登場したり、生産者によるワークショップが開催されるなど、新たなコミュニティ空間としてのにぎわいも見せてくれる。
エリア内には650 席のシートがあり、自由に座ることも可能。その中の140席は、時間帯によって使い方が変わるユニークなスタイルに。 朝から夕方までは朝食・ランチ・カフェ、気分を変えての仕事、駅での待ち合わせなど自由に使える席として。夜になると、スタッフが席を案内し、各店の様々なメニューをオーダーできるレストラン仕様に。話題のお店の人気メニューを少しずつ試すなど、シェアディナーが楽しめるのもうれしい。
2、3 Fには、国内セレクトショップ大手「ベイクルーズ」によるエリア初の大型セレクトショップ(2800m2)がオープン。4Fには、ビブグルマン獲得店や予約困難な人気店など多彩な飲食店舗が20店、B1には、気軽に立ち寄れる飲食と食物販が4 店舗ラインナップするなど充実!
【編集部注目】ここでしか味わえない新業態グルメ
PON CUE BON(B2F)
神泉の人気イタリアン「アウレリオ」と「レモンスタンド」がコラボしたNew酒場。コルクを「PON」レモンを「CUE」「BON」と未来への飛躍!が店名に。厳選したナチュラルワインと広島県産レモンのレモンサワー、瀬戸内の海で養殖した生牡蠣などがカジュアルに楽しめる。
鍈(すずのね)(B2F)
恵比寿に2019年に開業以来、予約がなかなか取れないと言われる焼き鳥の名店「鍈輝(えいき)」の新たな挑戦。和食にとどまらず工夫を凝らした鳥の創作料理が一品からカジュアルに楽しめるカウンタースタイルのため、一人でもふらりと訪問ができるのがうれしい。
Äta caved'occi (B2F)
掛川哲司シェフが率いる、代官山・魚介ビストロ「アタ」と、新潟の人気ワイナリー「カーブドッチ」がコラボレーション。名物の魚介料理に加え、自家製のソーセージもメニューイン。旬のオリジナルメニューをワインやクラフトビールとのペアリングで味わおう。
CHICKEN RICE CLUB (B2F)
中国・海南島の伝統料理であり、タイ、シンガポールでは、国民食といえるほどの定番メニュー「チキンライス」を “うまい、早い、安心” の3拍子で楽しめる。タイ料理を中心に、ガパオライス、親子丼まで、「虎ノ門の食堂」として様々なメニューがラインナップ。
dam brewery restaurant(B2F)
クラフトビールの醸造所を併設するブルワリーレストラン。看板メニューは、ビールと相性抜群の「フィッシュアンドチップス」。ここでしか味わえないフレッシュなビールとともに、地中海、中東、アジアなど、世界各国のエッセンスを取り入れたフードメニューを楽しもう。
立食いすし 魚河岸 山治 (B2F)
目利きのプロである「魚河岸 山治」と握りのプロである中目黒「鮨 つきうだ」の大将・月生田光彦氏がタッグを組み実現。半世紀以上にわたり旬の魚のうまさを伝えてきた、築地魚河岸の卸売・市場人が手がける初の鮨店は、気軽に足を運べる立食いスタイル!
角打ち KAN(B2F)
蒲田にある、酒屋が直営する「角打ち」と「酒処」。「角打ち」は1杯から手軽に楽しめ、「酒処」はお酒の魅力を十分に堪能することができる。酒屋ならではの、温かみのある店内と名物の ”虎ノ門おでん” を始めとしたお酒に合うおつまみが、ほっこりと出迎えてくれる。
気軽に楽しめるデリ&カフェ
友人とのリラックスしたひとときにも、ひとり時間のランチにも気軽に足を運べるお店を3店舗ご紹介。ディナータイムはそれぞれにお酒も楽しめる空間になるのも魅力的!ついついリピートしたくなるお店です。
PARK7(1F)
お昼はお弁当を自分好みにカスタマイズできるのが特徴。和食か洋食かその日の気分だけでなく、ボリュームや健康志向などより要望に応えてくれる。夜は一転、スタンディングバーに。定番の和惣菜に加え、ワインにぴったりの洋風のアペタイザーなどもラインナップ。
BEAVER BREAD BROTHERS(B2F)
東京・東日本橋「BEAVER BREAD」の姉妹店。ハード系のパンから、菓子パンや惣菜パン、サンドイッチ、焼き菓子までそろう、“町のパン屋さん”。夜はバースタイルで、ワインやウイスキーを片手に、おつまみパンや、ベーカリーならではのオーブン料理が楽しめる。
TORANOMON HILLS CAFE(B2F)
日常のカフェ使いからプロモーション・展示などのイベント貸し切りまで、幅広い利用が可能な新しいスタンダードカフェ。旬の食材をもちいた和食のエッセンスが漂うカフェメニューは、渋谷の人気店「酒井商会」の酒井英彰氏が監修という点も注目ポイント。
Data & Access
住所/東京都港区虎ノ門2-6-3
営業時間/ショップ11:00~20:00、レストラン11:00~23:00 ※店舗・曜日により異なる
アクセス
東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅直結、東京メトロ銀座線 虎ノ門駅 徒歩1分
WRITING/TOMOMI AOYAMA (COURAGEOUS NAVY)